naemさんの映画レビュー・感想・評価

naem

naem

映画(284)
ドラマ(113)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

3.4

マスコミの酷さを描きたいんだろうが描写が薄っぺらいし、主人公の辛さもプライベートオンリーでジャーナリストとしての葛藤が無さ過ぎ。原作未読なので小説ではどうなってるのかわからないが。
現代の社会問題を宇
>>続きを読む

四十四にして死屍死す(2023年製作の映画)

3.6

爆笑するほどではないがそこそこ楽しめた。けどちょっと長いかな。
香港の社会事情を皮肉ってるがもう少し踏み込んだ笑いになってたらよかった。

弱くて強い女たち(2020年製作の映画)

4.0

母と娘達の愛情と嫌悪の入り混じった感じがリアル。
お母さん、長年の夫への愛憎から解放されてよかった。
個人的な好みだが演技派女優揃い踏みのなかでやはり丁寧がいい。見る作品ごとに全く違うタイプの役なのに
>>続きを読む

セデック・バレ 第一部 太陽旗(2011年製作の映画)

4.0

「霧社事件」の名前はなんとなく聞いたことがある程度だったけどこんな凄惨な事件だったとは。
殺戮シーンはなかなかエグいが長時間でもダレずに見られた。
親日国家と言われる台湾がどんな歴史をたどってそうなっ
>>続きを読む

蛇の道(1998年製作の映画)

3.8

香川照之も恐いけど、目的がわからないまま人を操り殺す哀川翔が不気味。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.9

ラストが突然すぎて、エッとなったまま余韻というかモヤモヤというかしばらく引きずってしまった。いまだに消化できていない。
あれは何だったんだろう?

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.4

やっぱりキリスト教徒じゃないし知識も浅いからエクソシストものはイマイチ怖さがわからない。

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.6

う〜ん、退屈ではないが特に面白くもなかったかな。
お金の誘惑に負けた奴ばかり。

鬼平犯科帳 血闘(2024年製作の映画)

3.8

幸四郎と染五郎の親子起用は正解。さすがに台詞回しがそっくりだわ。
久々に正統派時代劇を見たからそれで満足。
血飛沫飛ぶ殺陣も、とことん悪い北村有起哉もよし。

台北に舞う雪(2009年製作の映画)

3.2

同じ台北やのに今生の別れみたいな感じにならなくても。ちょこちょこ会えるし携帯もあるし遠距離恋愛ではアカンのか?
と思うのは情緒無さ過ぎですかね。

一家の主(2022年製作の映画)

3.4

終始イライラしながら見てしまった。
マンション買うなら自分用に買って家族から自由になれよと言いたくなる。

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

久々に許光漢を堪能することができました、ありがとうございます!!
本来なら絶対見ないジャンルの映画だけど光漢くん見たさに足を運んでよかった。映像も素晴らしく凄く良い映画だった。
日本語頑張ったんやなぁ
>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.7

まぁ漫画の実写化ならこんなもんでしょう。
気軽に見るにはちょうどいい。
振り切った鈴木亮平はさすがです。

法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.2

杉咲花の演技頼りの映画と感じてしまった。
サスペンスとしてはさほど面白いとは思えなかった。

Love Letter(1995年製作の映画)

3.8

ずっと未見のまま約30年ぶりに鑑賞。
若き中山美穂も映像もさすがに美しい。
好きな人が多い映画なのもわかる。
しかし今彼っぽい男を傍らに置きつつ死んだ元彼に囚われ続けるヒロインに苛ついてしまった。
>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

ティモシー・シャラメは歌も上手いんか〜。
これはジョニデのウォンカとは別物やね。
そしてヒュー・グラントの驚きの新境地!

大事なことほど小声でささやく(2022年製作の映画)

3.0

最初話がどこへ向かってるのかわからなくて、歯医者の話がメインだと理解するまでが無駄に長い。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

噂通りのBL感強めで良い。原作の感じは知らないけど好きだわ。
安定の綾野剛。

ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

4.0

特に何かが起こるわけでもなく、登場人物の背景の説明もいっさいなし。
淡々と日常が描かれるだけなのに見入ってしまう不思議な映画。

真木栗ノ穴(2007年製作の映画)

3.0

ホラーとしての怖さはイマイチ。
途中何回寝落ちしたことか、都度巻き戻せるのは配信の強み。

同級生マイナス(2020年製作の映画)

3.6

なんか不思議な映画。
出てくる中年四人組がみんなうだつが上がらず切ない。
一番優しく純粋な劉冠廷が不幸に見舞われるのはあんまりだ。

瞼の転校生(2023年製作の映画)

4.0

いつも楽しんでる大衆演劇の裏側も垣間見られて面白かった。劇団の子供達の就学状況は知ってたけど、やっぱり環境的に健全とは言い難いかな。
中学生3人の関係性がいい。劇団では大人びた裕貴も彼らといるときは年
>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

映画館で見るべき映画であり、ティモシー・シャラメを愛でる映画でもある。
終わり方が次作への通過点のようでちょっと残念かなぁ。
映像はさすがの迫力だし、強くてしたたかな女達がいっぱい居て好きだ。
けどや
>>続きを読む

青春の反抗(2023年製作の映画)

4.2

戒厳令は解除されたとはいえ、まだまだ大学でさえ閉鎖的な時代。学生達自体リーダーは男、女は補助役という古い固定観念から抜け出せていない。
主役の二人がとても良い。お嬢様役の子は初めて見たけど新人なんだね
>>続きを読む

逃げた女(2019年製作の映画)

3.5

ガミと三人の女友達の会話が微妙に噛み合わない気がした。
彼女が繰り返す「愛する人とはずっと一緒にいるべき」という言葉が逆に夫婦の不和を感じさせる。そしてかすかに漂うモラハラ夫感。
何も具体的な描写がな
>>続きを読む

テオレマ(1968年製作の映画)

3.3

う〜ん、難しい。冒頭の映像からして資本主義に対する皮肉かなと思うけど。
ほとんど台詞もなく抽象的な映画。
若いテレンス・スタンプを拝めて良しとするか。

同級生(1998年製作の映画)

4.0

ゲイへの偏見が激しかった時代からこの20年くらいで少なくとも建前上ではずいぶん寛容になったのかな。隠された本音はわからないが。それでも差別を隠さない人も多いけど、特に日本は。
ガールフレンドやお母さん
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

知ってたけど改めて役所広司凄いわ〜。少ない台詞でいろんな感情をこちらに訴えかけてくる。
ラストの長いアップの表情、微妙な変化になんかわからんけど涙が出てきた。
他の役者陣も少ない出番で余韻を残す。
>>続きを読む

呪われの橋2 怨霊館(2023年製作の映画)

3.6

前作より今作のほうが面白いかもと思いつつ見てたら、最後にあーここから前作に繋がるんやと解った。
だいぶ前に見て忘れてるからもう一回見直してみよかな。時系列やら入り乱れてるし。
施柏宇くん、優しいお兄ち
>>続きを読む

雨月物語(1953年製作の映画)

4.0

結局、男どもの身勝手さに女達が不幸になる。
京マチ子の妖艶なこと。ひと目でこの世のものではないと解るじゃないか。

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.9

全編暗いトーンの会話劇。見応えはあるがなかなかしんどい内容。
唯一彼女達に寄り添う書記係を除けば男達は出てこない。教育も思考することも禁じられた女達が議論することで自立する可能性を模索する。
暴力のシ
>>続きを読む

サリー(2023年製作の映画)

4.0

田舎で養鶏業をしているもうそれほど若くはない女性。弟の結婚で邪魔者のように扱われて傷つき気味のところへ国際ロマンス詐欺。
思い切って行ったパリで騙されたとわかっても、自分を開放することができて良かった
>>続きを読む

コットンテール(2022年製作の映画)

3.7

迷惑なオトンやわぁ。妻の遺言を少しでも早くと思うのはわかるけど、息子にとっても大事な母親だから。なんかイラッとした。
夫が妻の介護をする場合、他社を拒み寄せ付けないケースがわりと多いと聞く。
それでも
>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

なかなか強烈なブラックコメディー。
最初は人肉ハムにちょっとひき気味で見てたけど夫婦のヴィーガン狩りがエスカレートするにつれ大笑い。
肉食家にもヴィーガンにも皮肉が効いてて面白い。

Hospital(英題)(2019年製作の映画)

3.0

リン・ボーホンが出てるから見てみたけど、ホラーとしてはそれほど怖くはないかな。
冒頭とラストが繋がるのはよかったけど結局なんで廃院になったんかな?自殺者が続いたから?劇中話題にあがったのに答えはなし。

アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.5

今泉監督で期待したけどこれはあまり好みてはないかな。
途中短時間ながら寝落ちしてしまった。
ラストの二人の距離感はどういう意味かな。