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聞こえているはずの燃え盛る焼却炉の音、ユダヤ人の声、銃声、汽車の音、見えているはずの煙や灰、骨など。これらの事実は絶対に見えているのに彼らは人を殺めているという点に蓋をして、その点を自らの「関心」から>>続きを読む
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彼は自由と平和を世界に届けるために、その大義のために音を奏でた。売れて周りの環境が変わって、自分の音楽がどこに届いているのか、ヨーロッパの自由を持て余して暴動する若者や金持ちに向けたものになってないか>>続きを読む
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光州事件の話。韓国の民主化運動もかなりの血が流れた。それを目の当たりにして、無関心なタクシーのおじさんも心を動かされて助けに向かう。暴力はどんな状況であれ許されてはならない。それは人々の気持ちを衝動的>>続きを読む
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人々の良心に境界はない。人間が恣意的に作った国や国境によって良心は妨げられ、苦しんでいる。それは難民自身はもちろん救おうとする者、警備隊もそうである。人権を守ることは当たり前なのにそれとは全く反対の暴>>続きを読む
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人と違うことで社会の端や外に置かれてステレオタイプにあてはめられる気持ちになり寂しさを感じて孤独に苦しくなる。都市に生きる現代人はアトムで慰めてくれる場所を欲しているのだ。
孤独に輝く星。
家族(>>続きを読む
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小3のあの頃テレビを見て感じていた日本が終わるようなよくわからない、言いようもないけれども恐ろしい何かに命懸けで立ち向かっていた人たちの物語。この人たちは言うだけの官邸や本店の人たちとも闘っていた。>>続きを読む
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英雄は何度も裏切られる。それでも自由を求めて戦った。愚かな人々のためにウィレムは磔に処させる。その戦いは人々の心を揺さぶり、自由への戦いへと駆り立てるのだ。
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罪もない人々の命がただただ次々と奪われていく光景、その中には16歳の青年や4歳の子供などもいて悲しみは連鎖し続ける。戦争はなんて愚かしいんだろうか。
包囲が続くにつれて、マリウポリは物資が底をつき、情>>続きを読む
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進歩を望むスローガンのもと、男女の役割が分かれた画一化された社会に一方的に幸せを押し付けられて洗脳されている。幸せを自らで掴んでいる様に思っているが本部で行なっていることは全くわからない完全管理社会で>>続きを読む
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白人の不条理な愚行に対して、耐えて耐えて爆発させる。愛のために復讐のために人を殺すシーンをここまで美しくしているのは素晴らしい…
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サラディンやっぱかっけえな。
それから約1000年「天の王国」の平和は程遠い。
主人公のような考えの騎士が当時そこまでいたか(パパ含めて)と言われるとあれですけど、これはお話の世界だからね。十字軍でそ>>続きを読む
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純粋に音楽に心酔しているからこそ、フレッチャーは行きすぎた指導をする。そこに意図的な悪意はない。しかし、今の時代それは良しとされない、つまり完全悪なんだろう。
その中で最後に「闘うことで勝ち取る」とい>>続きを読む
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人間だろうがレプリカントだろうが命を懸けてられるものを持ってれば魂が宿ってるし、そこには奇跡は生まれる。デッカードが人間かレプリカントかなんてのは実はどうでもいいのかもしれない。
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温かいいつでも帰って来れる場所が欲しかっただけなんだ。金じゃ買えないもの、大金で埋められないもの。カールとの特別ななにか。
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愛は1番難しい。愛されたいは愛じゃないけどそういう時はよくある。けどそういう時に限って傷つくことが多い。
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仮面の自分と酷い有様の素の自分。過去のバードマンが評価されて今の自分が評価されてないことで素の自分が否定されていると思い悩む。しかし、人生は演劇だ。客の求めるものや全ての自分、環境の作り出す真実の流れ>>続きを読む
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ペンコフスキーあなたは成功したんだ!どちら側とかではなく、人が命を失わないために戦争が起こらないために命懸けで行動を起こす。どれだけの人ができるだろうか。
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自らのエゴによって、物事の一面性のみをみて不利なことには蓋をして、「真実」のみを見ようとすることは人間の性だ。そのエゴを押し通そうとする。(この映画においては、青リンゴ、ピュー演じる愛人との関係、原爆>>続きを読む
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不条理で、カオスなこの戦争はまさに地獄。その中で兵士たちは理性の限界を迎えていく。そもそも理性なく、本能的に殺しができれば戦争はもっと楽なのにとカーツは考える。地獄に耐えられなくなった成れの果てだ。最>>続きを読む
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世界は、ADHDなどのGiftedや同性愛者などを理解できないという理由で「普通」を強要してきた。こうした愚行がなければこの世界は今よりもっと発展していたのかもしれない。彼らを理解しないで暴力によって>>続きを読む
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スーパーボウルでの件めっちゃいい。
パニックボタンのオチめっちゃよかった。途中もしかして、マーゴット・ロビーの小さい野望で阻まれて終わり??ってなったけどちゃんと結末あってよかった。
腕時計もよし。
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清廉で人を殺すことも躊躇するロレンスがまるで砂の渦に巻き込まれるように復讐の渦に巻き込まれていく。それはあたかもこれから始まるアラブ人たちの物語かのようだ。
サイクス・ピコ協定のあとからのロレンスの表>>続きを読む