debbyさんの映画レビュー・感想・評価

debby

debby

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.0

■全共闘が三島由紀夫を招いて行われた討論会の当時の様子と、当事者などのインタビューを交えて構成されたドキュメンタリー。

■本作1番の衝撃は寂聴が当時97歳ということ。
嘘だろと言いたくなる快活さに貴
>>続きを読む

ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

4.2

■競馬も映画も好きな自分にはたまらん映画でした。両軸で感想を。

■映画好きとして
・展開含め映画としても楽しめる内容でした。
特に競走馬を通して過去の熱い想いや滾る情熱を人々が取り戻していく様がシン
>>続きを読む

スラムドッグス(2023年製作の映画)

3.4

■捨て犬が元飼い主のちんちん噛みちぎるため4匹で旅する復讐ロードムービー映画

■「下品」で思いつくもの全部盛りしましたみたいな映画
💩がリアルすぎる。むしろ本物なのかあれは。

■終わり方も変に飾ら
>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.5

■刑事vs殺人犯というよくある形の映画
かと思ったらその様相さえ変わる映画

■シンプルに難しい。難解な作品
自我や無意識、深層心理といった類の心理学や精神分析学的な難解さがあります。
それプラスで土
>>続きを読む

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.8

■今作は謎の高性能スーツで深海行ったり色んな怪物出てきたり、シンプルに楽しいエンタメ映画。

■髑髏島の巨人とか、個人的にデカい奴vsデカい奴の戦闘好きで、そういう意味でも今作はさらに楽しめました。
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

2.5

■バービー自身に起きた不調を解決するため、人間界に赴き奮闘する話

■穿った見方かもしれないが、
コメディの皮を被った
メッセージ性ある映画
の皮を被った、実際はなんの中身もない映画に感じました。
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.3

■お馴染みM:iシリーズの7作目
前作か前々作あたりから過去の登場人物などをストーリーに絡めてくるようになり、今作も続きモノ。

■2.5時間は時間的には長いですが、多彩なアクションシーンなどで中身が
>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.5

■超能力を獲得した子供たちの闘い
終始不穏な雰囲気が流れていて、動物系の不快なシーンとかもチラホラ出てくる内容。

■後先が考えられず目先のことに必死だし、無垢ゆえの残虐性が克明に描かれていて、実に子
>>続きを読む

リゾートバイト(2023年製作の映画)

3.9

■ホラーに予想外の展開を織り交ぜてくる監督で、その展開が個人的にめちゃくちゃハマる監督

■今回も「そうきたか」と思えるような展開が用意されていて、実際満足できる内容でした。やっぱり面白い。

■きさ
>>続きを読む

ミッシング(2024年製作の映画)

3.7

■娘が行方不明になった夫婦の話
行き場のない怒りや喪失感を描く、全体通して暗く重い映画です。

■石原さとみが「どんな役でもいいから吉田恵輔作品に出たい」と逆オファーし、ようやく出演叶った本作品。
>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5

■目玉おやじと鬼太郎誕生にまつわるストーリー

■哭倉村の真相はかなりダークな内容で大人向けにはなっていたけど、演出面は強大な敵に立ち向かったり戦闘シーンなど意外と少年誌っぽいストーリーも入ってました
>>続きを読む

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

3.6

■12年間バンドやりながらもライブもオリジナル曲もなく、地下室でひっそり活動?してた幼馴染4人の話

■内容もシンプルだし登場人物のクセが強くて分かりやすい。
コメディ要素も多く純粋に楽しめる映画でし
>>続きを読む

ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.9

■ボーイスカウト3人組がゾンビ世界で奮闘する青春コメディゾンビ映画
テンポが良く気軽に楽しめる良作ゾンビ映画でした。

■もっとB級感あるかと思ったら、全然そんなことない。
大掛かりな爆破シーンなんか
>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.6

■HIPHOP、貧困、銃、刑務所という典型的で大嫌いな黒人の本書いたら爆発的ヒットかまして「やべぇどうしよ」ってなる話

■冒頭の授業シーンとラストが特に印象的。
白人生徒👩🏼‍🎓「そのNワードは見た
>>続きを読む

アオラレ(2020年製作の映画)

3.5

■青でも動かない車にクラクション鳴らしたら、相手がヤバイ奴だったという話

■煽り運転こわいね!だけじゃなく、原因になるような行動も慎みましょうも最後あったのはよかった

■にしてもアメリカは煽り方ひ
>>続きを読む

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.8

■太っ子や黒人が歌って踊る、ハイテンションミュージカル映画

■今でこそ多様性を謳う作品は巷に溢れてるけど、2007年でこれほどまでに多様性を描いてる作品って意外と少ないのでは?

■最後の生放送に本
>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.6

■チャリチョコでお馴染みウォンカ工場長の幼少期の話

■ハリポタ/ファンタビ感のある世界観+ミュージカルものの映画でした。
ミュージカル結構苦手なんですが、そんなにしつこく歌ってないので割とイケる。
>>続きを読む

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.8

■婚約者殺した犯人突き止めて、めちゃくちゃ復讐する話。胸スカ映画です。

■面白いけど、ちょっと長いかな。
過激なほどの痛々しい復讐描写が多いけど、それを許せるくらい犯人がクズすぎるので、いいバランス
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

■新海お得意のSFボーイミーツガール
大地震の原因となる‘扉’を閉めに九州〜東京まで旅してく話

■新海誠らしい雨や光の描写はあったものの、これまでのクオリティ程ではなくなってるように感じる。
それら
>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

■合唱部の中学生が歌の先生となり、ヤクザに歌指導をする青春バディ映画

■全体的にコメディ雰囲気ありつつも、所々に青春モノの展開が挟まっていてバランスよく作られていました。

■お気に入りのシーンは
>>続きを読む

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.3

■メキシコでのクーデターが起こり、金持ち一家がひたすら不幸になる話

■上げて→落とす、上げて→落とす
この繰り返しで良い事はマジで何一つ起こらないので、変な希望を想像するのはやめましょう

■一縷の
>>続きを読む

武器人間(2013年製作の映画)

3.3

■ソ連軍が仲間を助けに行ったら、実はナチの工場で秘密裏に腕を武器に変えたりして改造人間作ってて、そこから脱出するって話

■吹替がドラえもんすぎる。
予告編では大山のぶ代が「ブキニン〜ゲン〜」ってナレ
>>続きを読む

アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.5

■性格もポリシーも相反する2人のハイパー凄腕銀行員が、超絶負債抱えたゴミを何とかする話

■安定の池井戸潤らしいストーリー+邦画の悪いところが混ざった映画でした。

■プロットはさすがで、ただ単に2人
>>続きを読む

アウトポスト(2020年製作の映画)

4.0

■しっかり実話
山間に囲まれた低地にある絶望的な盆地型の前哨基地にて、包囲された米軍vsタリバンの激戦を描いた作品

■なんでこんなとこに基地たてたん!?と思いますよね。
もともと戦闘に備えた基地では
>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

4.0

■邦題だと何作目か分かりにくいでお馴染みワイスピ9作目
安定のブッ飛びおもしろアクション映画

■キャスティングは原点回帰な面があるけど、スケールは今まで通りより激しくより大きくなってて、温故知新感を
>>続きを読む

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.6

■月面で3年契約のぼっちでの仕事を終え、地球の帰ろうとしたら、、という話

■ほぼサムロックウェルの1人劇場
ワンシチュエーションものとして100分切ってることもあって、程よく楽しめる作品でした。
>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.4

■子供が子供を産み落とし、堕ちるまでの過程の話

■お気に入りのシーンは3畳間の小さい部屋を出ていく時に周平の反抗心に希望の光が灯った気がしたけどやっぱダメだった時

■長澤まさみの汚れ役は新鮮で、色
>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

4.2

■天才プログラマーが無実の罪で逮捕され、無罪を勝ち取るまでの裁判劇メインの映画

■winny事件のあらましが分かりやすく描かれていて、どんな事件か知らなくても観やすい作りになってました。

■私もプ
>>続きを読む

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.2

■誰にでもおすすめできる良質コメディアニメ
スパイダーバース製作陣が作るだけあって質高めのアニメーションでした。

■ハイスピード&ハイテンションでテンポよく進むストーリーで2時間弱があっという間です
>>続きを読む

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

3.5

■バンドのプロモートの為に悪魔崇拝してたはずが、ガチモンが混ざってきて収拾がつかなくなり、最悪の事態になってく話

■過激なパフォーマンスで伝説化したブラックメタルバンド「メイヘム」の映画で、メイヘム
>>続きを読む

彼方に(2023年製作の映画)

3.5

■20分弱でしっかり惹き込まれるプロットになっていて、シンプルだけど魅力的な短編作品でした。

■Uberの設定もよくて、人々の話を聞きながら思いを巡らせる描写が好きでした。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.7

■前半から中盤まではよくあるコミカルなヒーローものっぽい展開と物語の話
後半はまさに特撮的な大怪獣映画になってり、加速度的に面白くなりました。

■血の描写が蝶々だったり、目玉の中が綺麗な水中だったり
>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.3

■ルマン24時間耐久レースの王者フェラーリに、フォードが挑む友情もレースも熱い映画

■冒頭すぐ、轟音で唸るエンジン音でこの映画の世界に腕を強引に掴まれたように一気に惹き込まれる良い演出でスタート。
>>続きを読む

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.5

⚠️字幕推奨。吹替は罠

メインキャラ4人いますが、うち2人に渡辺直美、友近を起用しており、下手なりにギリ聞くに耐えられるレベル。
残り2人の吹替は朴さん等ガチプロの方なので、4人の会話劇にとても違和
>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.1

■まずジャンルスリラーになってるけど、スリラーではないです。ザ・メニューとは全然違う。スリリングな人間ドラマでした。

■全編ワンショット、ノーカット、ノー編集から感じるのは緊迫感と没入感。
リアリテ
>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.2

■2016年の再視聴
やっぱり名作は名作たる面白さがあると感じました。

■ライアンゴズリングが若い!
若いけど人を小馬鹿にしたような顔は若い頃から顕在でしたw
ノアがいつまでも献身的で、本当に愛を感
>>続きを読む

>|