ケイト・ブランシェットを観るため、もしくは凝った衣装や美術を観るためならば大満足。歴史や史実ドラマを観るつもりならばがっかり。
人物造形に深みや面白みが無く、盛り上がりに欠ける。
しかし絵面がとて>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
衣装や建物、作り込まれた世界全てが美しい。特に葬送のシーンと、屋敷での鮮やかな黄色いドレス。ゴーストの造形や、お父さんの傷などもこだわりを感じて、良かった。
イーディスがもう少し知的であれば(眼鏡っ>>続きを読む
観たいものをきっちり(そしてうっとり)見せてくれる映画。とにかく主演が魅力的。ケイト・ウィンスレットのふくらはぎがとても良い。アイリスは絶対にブラコン。ダスティン・ホフマンがカメオ出演。
悲劇で終わるのはわかっていても惹きつける3時間弱。ラストの銃撃戦がとても良い。
悪くはないけれど、あんまり好みではなかった。のっけから不倫だの余命宣告だのかましてくる割には、話が動くまでモタモタしている印象。
ほとんど白黒だし、凄惨で残虐なシーンもあるし、ホロコーストを題材にしているし、だからこんな表現もどうかと思うが、それでもちゃんと面白い映画だった。見たくないのに、惹きつけられて見てしまう。そして、ズド>>続きを読む
マイケル・J・フォックスの愛嬌と、小柄なところ(舐められやすい/脅威に感じられにくい)が最大限に発揮された、まさに彼じゃないと成り立たない映画。コネも枕も使えるものは使うけれど、ちゃんと努力もするとこ>>続きを読む
デ・ニーロの凄みを感じる映画。ラストの目つき!
主人公が全く善人でも有能でもないところが、話に深み(と、観客にストレス)を与えている。
昔見た時には、カイル・マクラクランかっこいいと思ったはず。
あの頃は、リンチは尖っていてアブノーマルで難解だと感じていたのに、今見ると随分ストレートでわかりやすかった。時代がやっと追いついて追い越し>>続きを読む
家族それぞれみなの気持ちがわかるし、誰も間違ったり悪いわけではない。判事さんや弁護士さん、もちろん医者も、それぞれが優しい。
サラとケイトが病室で二人きりになったとき。このシーンは胸をえぐられる。サ>>続きを読む
ちょうどよい長さ。うまいことジャンルを幻惑しつつ、ちゃんとフリとオチがある。
途中まで字幕版でみていたけれど、急に見られなくなって吹替版に切り替えた。悪くはないけれど、ドイツ語部分がモニョモニョした>>続きを読む
トム・クルーズの良さを堪能できた。底抜けに明るくて魅力的で目がイッテて、やってることはとんでもなくて人誑しなところや、飛行機関係ガチってるところなども、トム・クルーズじゃないと!な映画だった。テンポも>>続きを読む
ゾンビ愛が詰まった王道系。屋上でチェスするところと、エンディングが特に良かった。
登場人物が多いので、ちゃんと見ていないと「誰?」ってなる。実話ベースのところは面白い。いつものステイサムを期待すると、やや地味で物足りないかも。
ストレートで丁寧なホラー(またはダークファンタジー)だった。とにかく演技力が素晴らしい。庭で寝ていたリリーの汚れて冷えた身体を抱きかかえて温めるシーンはとても美しかった。
キャストは豪華。テンポも良い。だけどどこか上滑りしていて、あまり好きになれなかった。続編なのね、知っていたらもっと面白く感じたかも。
相変わらず前情報ゼロで見るので、ホラーかなと思いきや全然違ったのでものすごくびっくりした。いや、ある意味ホラーなのか?アメリカの抱える恐怖が描かれている。違和感を持たせつつ騙してくるさじ加減は上手かっ>>続きを読む
原作もアニメもざっくり履修済。付き合い鑑賞。
リアルさよりもアニメとしての気持ちよさを優先したサッカーアクションは見ていて気持ちが良い。
予想以上に心理描写に力点をおいたウェットなお話だった。
原作未読。
主演は演技が上手い人がやってほしい。
台詞が聞き取り辛くて、日本語字幕で補完した。
やりたいことはわかるけれど、人物造形に説得力がないのであまり面白くは感じなかった。
短いところは>>続きを読む
ロック様を見たくて。そしてロック様を見たい欲は完全に充足する映画。ついでにジョニー・ノックスヴィルもいる。
お話はともかく。ロック様ならではのアクションが堪能できる。大味とか単調とか、悪口は言えるだ>>続きを読む
下らない軽口と圧倒的暴力。緊張感。
むかし観たときはあんまりピンとこなかったけれど、見直すとヤバいほどかっこよかった。
このレビューはネタバレを含みます
けっこうゴアだったし(あの目のとことか!)犬も殺すし、結局あの鍵は何だったのを明かさぬまま終わるし、不満がないわけでもないけれど、緊張感を保ったままコンパクトにまとまっていて面白かった。
モラハラは国籍を越えて言動が同じなんだという気づきを得る。お話は、まあ、見て後悔はしないかなくらい。
全部見たはずなのに全く覚えて無くて、それでもやっぱり面白い。過去より現代(1985年)の衣装の方が逆に古びて見えるのも面白い。
美しい映像。だけど、あまりハマれなかった。
エリザベスの魅力が私にはわからなかったから(そりゃ美しいけれど、他にも美人はゴロゴロ出てくるし、いわゆる一番美人ポジションでもないし)、それに、ダーシーが>>続きを読む
歌は気持ち良い。
でも、全体的に散漫で中途半端。そして下品。
感じ悪いルームメイトとか、徹頭徹尾嫌な奴の敵チームリーダーとか、明らかに勝てない作戦を勝つためと強要するのも、なぜベッカが必要なのかも>>続きを読む
宗教の本質は狂信。
画面が暗すぎて(モニタ解像度の限界)双子に何が起きたのかよくわからなかった(どうせろくでもない)
ホラーというか、民話のような。キリスト教の根っこには魔女狩りの忌まわしい記憶が>>続きを読む
兄弟が可愛げがあって、ウィレム・デフォーがキレてて面白かった。いちいち暗転するのはダサく感じたけれど。ロシアン・マフィアの宙吊りのシーンはキマってた!
警察の荒っぽさばかり目立つが、このころのギャングものを見たい欲はきちんと満たせる良作。ケレンなく、真正面という感じ。地味とも言うかも。
前作よりもまとまっていて面白かった。悪ガキ度は前作の方が上。すぐにいい子になっちゃった。
またもやコリン・ファース。
メリーポピンズみたいな、ロアルドダールみたいな、児童文学な感じだけど、なんだかすべてが中途半端。サムネはハリー・ポッターみたいだし。
オリジナル未視聴。
必要なことを伝えないとか、犯人と被害者を仲良く護送するとか、もうアホしかおらん。ジムは普通に好青年。サイコ野郎というより、無意味に強いジョン・ライダー。ステイサムばりに無双する。
どこを切り取っても絵になる画面の作り込みはすごい。
目線や表情の演技が素晴らしかった。
ドラマ未視聴。原作は、そういえば昔読んだかも(こんな話だっけ?)くらいの感じで見て、まあ普通に最後まで見たな、と。竹内結子の美しさを鑑賞する映画だと思えばよいのかも。
大笑いはしないけど嫌いでもない。ものすごくクオリティだけは高いお下劣コメディ。見放題で見られるうちに、こういう「古典」も見ておかないとね。
気軽に楽しく見られるし、期待以上に見せ方に工夫があって面白かった。もうこんなブルース・ウィリスは見られないんだな、としんみり。