暗躍するぱんだーにゃ3世さんの映画レビュー・感想・評価

暗躍するぱんだーにゃ3世

暗躍するぱんだーにゃ3世

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エリザベス(1998年製作の映画)

3.0

ケイト・ブランシェットを観るため、もしくは凝った衣装や美術を観るためならば大満足。歴史や史実ドラマを観るつもりならばがっかり。

人物造形に深みや面白みが無く、盛り上がりに欠ける。

しかし絵面がとて
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

衣装や建物、作り込まれた世界全てが美しい。特に葬送のシーンと、屋敷での鮮やかな黄色いドレス。ゴーストの造形や、お父さんの傷などもこだわりを感じて、良かった。

イーディスがもう少し知的であれば(眼鏡っ
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ホリデイ(2006年製作の映画)

4.0

観たいものをきっちり(そしてうっとり)見せてくれる映画。とにかく主演が魅力的。ケイト・ウィンスレットのふくらはぎがとても良い。アイリスは絶対にブラコン。ダスティン・ホフマンがカメオ出演。

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.0

悲劇で終わるのはわかっていても惹きつける3時間弱。ラストの銃撃戦がとても良い。

タイムリミット(2003年製作の映画)

2.0

悪くはないけれど、あんまり好みではなかった。のっけから不倫だの余命宣告だのかましてくる割には、話が動くまでモタモタしている印象。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

ほとんど白黒だし、凄惨で残虐なシーンもあるし、ホロコーストを題材にしているし、だからこんな表現もどうかと思うが、それでもちゃんと面白い映画だった。見たくないのに、惹きつけられて見てしまう。そして、ズド>>続きを読む

摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

5.0

マイケル・J・フォックスの愛嬌と、小柄なところ(舐められやすい/脅威に感じられにくい)が最大限に発揮された、まさに彼じゃないと成り立たない映画。コネも枕も使えるものは使うけれど、ちゃんと努力もするとこ>>続きを読む

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

4.0

デ・ニーロの凄みを感じる映画。ラストの目つき!
主人公が全く善人でも有能でもないところが、話に深み(と、観客にストレス)を与えている。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.0

昔見た時には、カイル・マクラクランかっこいいと思ったはず。

あの頃は、リンチは尖っていてアブノーマルで難解だと感じていたのに、今見ると随分ストレートでわかりやすかった。時代がやっと追いついて追い越し
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私の中のあなた(2009年製作の映画)

5.0

家族それぞれみなの気持ちがわかるし、誰も間違ったり悪いわけではない。判事さんや弁護士さん、もちろん医者も、それぞれが優しい。

サラとケイトが病室で二人きりになったとき。このシーンは胸をえぐられる。サ
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

4.0

ちょうどよい長さ。うまいことジャンルを幻惑しつつ、ちゃんとフリとオチがある。

途中まで字幕版でみていたけれど、急に見られなくなって吹替版に切り替えた。悪くはないけれど、ドイツ語部分がモニョモニョした
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

4.5

トム・クルーズの良さを堪能できた。底抜けに明るくて魅力的で目がイッテて、やってることはとんでもなくて人誑しなところや、飛行機関係ガチってるところなども、トム・クルーズじゃないと!な映画だった。テンポも>>続きを読む

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.0

ゾンビ愛が詰まった王道系。屋上でチェスするところと、エンディングが特に良かった。

バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

4.0

登場人物が多いので、ちゃんと見ていないと「誰?」ってなる。実話ベースのところは面白い。いつものステイサムを期待すると、やや地味で物足りないかも。

MAMA(2013年製作の映画)

3.0

ストレートで丁寧なホラー(またはダークファンタジー)だった。とにかく演技力が素晴らしい。庭で寝ていたリリーの汚れて冷えた身体を抱きかかえて温めるシーンはとても美しかった。

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

2.0

キャストは豪華。テンポも良い。だけどどこか上滑りしていて、あまり好きになれなかった。続編なのね、知っていたらもっと面白く感じたかも。

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.0

相変わらず前情報ゼロで見るので、ホラーかなと思いきや全然違ったのでものすごくびっくりした。いや、ある意味ホラーなのか?アメリカの抱える恐怖が描かれている。違和感を持たせつつ騙してくるさじ加減は上手かっ>>続きを読む

劇場版ブルーロック –EPISODE 凪(2024年製作の映画)

2.5

原作もアニメもざっくり履修済。付き合い鑑賞。

リアルさよりもアニメとしての気持ちよさを優先したサッカーアクションは見ていて気持ちが良い。

予想以上に心理描写に力点をおいたウェットなお話だった。

法廷遊戯(2023年製作の映画)

2.0

原作未読。

主演は演技が上手い人がやってほしい。

台詞が聞き取り辛くて、日本語字幕で補完した。

やりたいことはわかるけれど、人物造形に説得力がないのであまり面白くは感じなかった。

短いところは
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ワイルド・タウン/英雄伝説(2004年製作の映画)

3.0

ロック様を見たくて。そしてロック様を見たい欲は完全に充足する映画。ついでにジョニー・ノックスヴィルもいる。

お話はともかく。ロック様ならではのアクションが堪能できる。大味とか単調とか、悪口は言えるだ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

5.0

下らない軽口と圧倒的暴力。緊張感。

むかし観たときはあんまりピンとこなかったけれど、見直すとヤバいほどかっこよかった。

BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

けっこうゴアだったし(あの目のとことか!)犬も殺すし、結局あの鍵は何だったのを明かさぬまま終わるし、不満がないわけでもないけれど、緊張感を保ったままコンパクトにまとまっていて面白かった。

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.0

モラハラは国籍を越えて言動が同じなんだという気づきを得る。お話は、まあ、見て後悔はしないかなくらい。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.0

全部見たはずなのに全く覚えて無くて、それでもやっぱり面白い。過去より現代(1985年)の衣装の方が逆に古びて見えるのも面白い。

プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.0

美しい映像。だけど、あまりハマれなかった。

エリザベスの魅力が私にはわからなかったから(そりゃ美しいけれど、他にも美人はゴロゴロ出てくるし、いわゆる一番美人ポジションでもないし)、それに、ダーシーが
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

2.0

歌は気持ち良い。

でも、全体的に散漫で中途半端。そして下品。

感じ悪いルームメイトとか、徹頭徹尾嫌な奴の敵チームリーダーとか、明らかに勝てない作戦を勝つためと強要するのも、なぜベッカが必要なのかも
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ウィッチ(2015年製作の映画)

4.0

宗教の本質は狂信。

画面が暗すぎて(モニタ解像度の限界)双子に何が起きたのかよくわからなかった(どうせろくでもない)

ホラーというか、民話のような。キリスト教の根っこには魔女狩りの忌まわしい記憶が
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処刑人(1999年製作の映画)

5.0

兄弟が可愛げがあって、ウィレム・デフォーがキレてて面白かった。いちいち暗転するのはダサく感じたけれど。ロシアン・マフィアの宙吊りのシーンはキマってた!

パブリック・エネミーズ(2009年製作の映画)

3.0

警察の荒っぽさばかり目立つが、このころのギャングものを見たい欲はきちんと満たせる良作。ケレンなく、真正面という感じ。地味とも言うかも。

ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ(2010年製作の映画)

4.0

前作よりもまとまっていて面白かった。悪ガキ度は前作の方が上。すぐにいい子になっちゃった。

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ(2005年製作の映画)

3.0

またもやコリン・ファース。

メリーポピンズみたいな、ロアルドダールみたいな、児童文学な感じだけど、なんだかすべてが中途半端。サムネはハリー・ポッターみたいだし。

ヒッチャー(2007年製作の映画)

2.5

オリジナル未視聴。

必要なことを伝えないとか、犯人と被害者を仲良く護送するとか、もうアホしかおらん。ジムは普通に好青年。サイコ野郎というより、無意味に強いジョン・ライダー。ステイサムばりに無双する。

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

4.0

どこを切り取っても絵になる画面の作り込みはすごい。
目線や表情の演技が素晴らしかった。

ストロベリーナイト(2013年製作の映画)

2.5

ドラマ未視聴。原作は、そういえば昔読んだかも(こんな話だっけ?)くらいの感じで見て、まあ普通に最後まで見たな、と。竹内結子の美しさを鑑賞する映画だと思えばよいのかも。

モンティ・パイソン/人生狂騒曲(1983年製作の映画)

3.0

大笑いはしないけど嫌いでもない。ものすごくクオリティだけは高いお下劣コメディ。見放題で見られるうちに、こういう「古典」も見ておかないとね。

RED/レッド(2010年製作の映画)

5.0

気軽に楽しく見られるし、期待以上に見せ方に工夫があって面白かった。もうこんなブルース・ウィリスは見られないんだな、としんみり。

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