しまさんの映画レビュー・感想・評価

しま

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ガスパール/君と過ごした季節(とき)(1990年製作の映画)

4.9

夕暮れの操車場で途方に暮れる老婆の横顔、椅子を燃やして目を溶かす男の影、イカれた顔でトラック飛ばすふたり、街で海で原っぱで無邪気に跳ねる女の子、見てるこっちの目が溶けるような鮮烈なシーンばかり

この
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.6

真夜中に見始めてしまった、気づいたら朝になってた、枕が濡れていた

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.4

さりげないシーンのすべてに説得力があった
安易なエモに逃げず、決して明るい未来も描かれないし正直暗いけどなんだかあったかくなる、アホっぽいあいつもマジで気の合わないあの人も、みんなそれぞれ辛さを抱えて
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アイデン&ティティ(2003年製作の映画)

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"愛しかない、それが世界を動かしている。それなしでは何もできない。だから全ての愛を与えてくれる人がいたら、心して受け取り、決して逃がしてはならない"

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

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鮮烈なシーンが多かった、幼い少女の原体験を追ってるような、大人になったとき覚えてる映像ってこういうのだから

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.5

おれはあまりしゃべらない映画が好きだから、最初のほううるせえなあ(笑)と思ってたが、このおしゃべりがこんなに後半ブッ刺してくるとは、、
花屋のシーンの切り替わりがとっても美しかった

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.4

変わらずにい続けるってことは無理だよね、どこに行ったってそれは同じ、でもそのまっすぐさは愛おしい

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.5

恋は利己、愛は利他、ポンヌフの橋にて揺れ動くアレックスの恋心を描いた三部作、(汚れた血はともかく、)(設定は地続きでないといえど、)Boy Meets Girlにて抱き合う男女に小銭を投げ、幻影を求め>>続きを読む

汚れた血(1986年製作の映画)

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ただただリーズがクール
ストーリーはよくわからない、、1作目の方がすきだ

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

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まじで誰も悪くないんだけどな〜
こんなの見せられたらバカになって突っ走れないじゃないか!

ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

4.7

陰影の使い方、構図のずらし方、背景の使い方がうますぎる
理想の自分みたいなのを追ってるのか追わされてるのか、自分が自分じゃなくなるような瞬間の演技が鳥肌もの

恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

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2人の淡い恋は淡すぎて縛る言葉を持たなかった
それは周りから見ても、おそらく2人の自覚としても、どこからどう見ても恋であった、まして小さな町、おれが台湾に行ったときに見た小さな老街である、町の人々の視
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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ラストシーンで2人の将来にまったく光が見えなかったのは、たぶんおれがちっともうまくいかない恋愛ばっかりしてるからだ

美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

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美しい画角、示唆的なショットの連続からなる素晴らしい映像は現代を生きる人々がいかに人間らしさ=動物らしさを失っているかを十分すぎるくらい現していた!
結局は動物的な暮らしを顧みつつも都市に戻ってしまう
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

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撮る人によって東京の街ってのは見え方が変わって面白いな、今回の映画で映し出されるトーキョーは灰色の街、何言ってるかわからん小人たちがワラワラしてる
恋愛ってのはこういうもので、形式上夫婦だとか、そんな
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緋文字(1972年製作の映画)

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パールの強さが際立った、パール役の少女が出てるシーン、画が強いなあと思ってたが、次作の都会のアリスに出てくる女の子だったのか、、通りで
内容としては、所作や風景から何か感じられるものはなくて、セリフも
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ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画(2013年製作の映画)

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「Night moves」の原題で観れば納得、表舞台には出てこない人たち、なにか強烈な個性がなく、良い意味でも悪い意味でも気が触れちゃってない人がコトを起こしても、その結果発生する出来事の責任も取れな>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

完璧なまでにルーティン化された生活はこの男の孤独を紛らわせる
その完璧らしい日々の繰り返しに狂いが生まれたとき、完璧ではない生活に存在する幸せに気がついて平山は涙を流したんじゃないかな
敬愛するヴェン
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.5

ケリーライカート作品としては劇的なストーリーでありながら、ケリーライカート作品らしくオシャレで、うまくて、あまりにもリアルで、どうしてこんな映画が撮れるんだろうってカンジでした
大袈裟なことはなにも起
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

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ケリーライカートの映画を観ると世界の解像度がちょっと上がる

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

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どんだけ戦争ってのは人間を狂わせるんだ、哀しいなあ

ロビンソンの庭(1987年製作の映画)

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町田康の町蔵時代、なんてぶっきらぼうな関西訛り、カッケ〜

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

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映画ってこーゆーのでいいしな〜60年も前にこんなんあったんだな、大仰じゃなくて、だけど後進への影響を感じた、特にウェンダース

(2023年製作の映画)

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首、グロい、たけしの脳内もグロい(多分いい意味で)

ガザの美容室(2015年製作の映画)

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思ってるよりも、理解の範疇を超えた理不尽な世界が今も存在している

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

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おれも逮捕されることがあったら脱獄したいなあと思うが、こんな器用にはできないだろうから刑期満了までジメジメ暮らすやろな

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

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バーだったり、ライブハウスの喫煙所だったり、旅先だったり、本屋だったり、そういうところで発生する偶発的な出会いに身を任せていたいもんだ、本ってのは時代を越えるね、この前よく行く本屋スノーショベリングで>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

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マイノリティは生きづらい時代でもI wanna be the minority!

ラ・メゾン 小説家と娼婦(2022年製作の映画)

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単純な濡場は嫌いなんだが、単なる濡場の表現じゃなかったしその視線が試写会の挨拶の時の話もあって面白かった、もうちょい苦悩の描写があると尚いいなと思った素人目には

パッチギ!(2004年製作の映画)

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いろいろあった、映画を観ることもかなわんかった、とても暴力的な時代、だけどいい時代だったんだろなあ、現代を生きる人たちはエネルギーを発散できる場所を求めている