夕暮れの操車場で途方に暮れる老婆の横顔、椅子を燃やして目を溶かす男の影、イカれた顔でトラック飛ばすふたり、街で海で原っぱで無邪気に跳ねる女の子、見てるこっちの目が溶けるような鮮烈なシーンばかり
この>>続きを読む
真夜中に見始めてしまった、気づいたら朝になってた、枕が濡れていた
さりげないシーンのすべてに説得力があった
安易なエモに逃げず、決して明るい未来も描かれないし正直暗いけどなんだかあったかくなる、アホっぽいあいつもマジで気の合わないあの人も、みんなそれぞれ辛さを抱えて>>続きを読む
"愛しかない、それが世界を動かしている。それなしでは何もできない。だから全ての愛を与えてくれる人がいたら、心して受け取り、決して逃がしてはならない"
鮮烈なシーンが多かった、幼い少女の原体験を追ってるような、大人になったとき覚えてる映像ってこういうのだから
おれはあまりしゃべらない映画が好きだから、最初のほううるせえなあ(笑)と思ってたが、このおしゃべりがこんなに後半ブッ刺してくるとは、、
花屋のシーンの切り替わりがとっても美しかった
変わらずにい続けるってことは無理だよね、どこに行ったってそれは同じ、でもそのまっすぐさは愛おしい
恋は利己、愛は利他、ポンヌフの橋にて揺れ動くアレックスの恋心を描いた三部作、(汚れた血はともかく、)(設定は地続きでないといえど、)Boy Meets Girlにて抱き合う男女に小銭を投げ、幻影を求め>>続きを読む
まじで誰も悪くないんだけどな〜
こんなの見せられたらバカになって突っ走れないじゃないか!
陰影の使い方、構図のずらし方、背景の使い方がうますぎる
理想の自分みたいなのを追ってるのか追わされてるのか、自分が自分じゃなくなるような瞬間の演技が鳥肌もの
2人の淡い恋は淡すぎて縛る言葉を持たなかった
それは周りから見ても、おそらく2人の自覚としても、どこからどう見ても恋であった、まして小さな町、おれが台湾に行ったときに見た小さな老街である、町の人々の視>>続きを読む
ラストシーンで2人の将来にまったく光が見えなかったのは、たぶんおれがちっともうまくいかない恋愛ばっかりしてるからだ
美しい画角、示唆的なショットの連続からなる素晴らしい映像は現代を生きる人々がいかに人間らしさ=動物らしさを失っているかを十分すぎるくらい現していた!
結局は動物的な暮らしを顧みつつも都市に戻ってしまう>>続きを読む
撮る人によって東京の街ってのは見え方が変わって面白いな、今回の映画で映し出されるトーキョーは灰色の街、何言ってるかわからん小人たちがワラワラしてる
恋愛ってのはこういうもので、形式上夫婦だとか、そんな>>続きを読む
パールの強さが際立った、パール役の少女が出てるシーン、画が強いなあと思ってたが、次作の都会のアリスに出てくる女の子だったのか、、通りで
内容としては、所作や風景から何か感じられるものはなくて、セリフも>>続きを読む
「Night moves」の原題で観れば納得、表舞台には出てこない人たち、なにか強烈な個性がなく、良い意味でも悪い意味でも気が触れちゃってない人がコトを起こしても、その結果発生する出来事の責任も取れな>>続きを読む
完璧なまでにルーティン化された生活はこの男の孤独を紛らわせる
その完璧らしい日々の繰り返しに狂いが生まれたとき、完璧ではない生活に存在する幸せに気がついて平山は涙を流したんじゃないかな
敬愛するヴェン>>続きを読む
ケリーライカート作品としては劇的なストーリーでありながら、ケリーライカート作品らしくオシャレで、うまくて、あまりにもリアルで、どうしてこんな映画が撮れるんだろうってカンジでした
大袈裟なことはなにも起>>続きを読む
映画ってこーゆーのでいいしな〜60年も前にこんなんあったんだな、大仰じゃなくて、だけど後進への影響を感じた、特にウェンダース
おれも逮捕されることがあったら脱獄したいなあと思うが、こんな器用にはできないだろうから刑期満了までジメジメ暮らすやろな
バーだったり、ライブハウスの喫煙所だったり、旅先だったり、本屋だったり、そういうところで発生する偶発的な出会いに身を任せていたいもんだ、本ってのは時代を越えるね、この前よく行く本屋スノーショベリングで>>続きを読む
単純な濡場は嫌いなんだが、単なる濡場の表現じゃなかったしその視線が試写会の挨拶の時の話もあって面白かった、もうちょい苦悩の描写があると尚いいなと思った素人目には
いろいろあった、映画を観ることもかなわんかった、とても暴力的な時代、だけどいい時代だったんだろなあ、現代を生きる人たちはエネルギーを発散できる場所を求めている