taichiさんの映画レビュー・感想・評価

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劇場用再編集版 ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP(2024年製作の映画)

4.3

王道の熱さがあってよかったです。短い尺の中でメイン3人にしっかり焦点を当てつつ掘り下げられていて作りも上手いと思います。
セリフや立ち回りは悪く言うと捻りがなさすぎて先を予想できてしまう部分が多々あり
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.9

作品を観ているうちにビリーの情けない感じの性格が段々好きになってくる映画だった。彼について知るにつれて行いの不器用さにもなんとなく愛おしさを感じられるようになるというなんとも不思議な感覚を得た(行いに>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

4.1

前章に続き原作未読のまま視聴しましたがかなり楽しんで観れた映画でした。
前章に比べるとテンポが早くて駆け足気味なのが気になりましたが十分観れる範囲ではあると思います。

上手く考えがまとまりませんが、
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イノセンス(2004年製作の映画)

4.2

前作より哲学的な要素が強く難解な作品になっている。テーマとそれに付随するストーリーはある程度理解できたものの完全にはほど遠い。特に引用の多さが難解さに拍車をかけていたので、まずはそのあたりから勉強し、>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.4

作画もストーリーも完成度が高く、現在公開されていても余裕で通用するほどだと思う。何より演出のレベルが凄まじくて最初から最後まで作品に見入ってしまうほどのクオリティの作品だった。
「自我」というものの定
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.9

タイトルから見て感動させてくる系かな?と少し先入観を持って視聴したのでどういった方向性の作品なのかを掴むまでにやや時間がかかりましたが一見する価値のある作品だなと思いました。ホロコーストの最中で人の命>>続きを読む

パトリオット(2000年製作の映画)

4.2

アクション部分のスロー演出が若干くどい様に感じたけどそこを鑑みてもかなり面白いと思える作品だった。
戦争作品ではあるが家族を愛する主人公と卑劣な悪役など役回りが分かりやすかったので単純にエンタメとして
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

伝記みたいな側面が強くてエンタメ的な面白さは薄い。しかし駄作というわけでなく凄く見応えのある作品だと思う。核爆弾に関することだけでなく様々な問題提起が為されたので、一度だけで内容を全て拾い切れた気がし>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

かなり面白かった。
最終的には史実に繋げるようにしつつも、造船に至るまでの展開が二転三転と目まぐるしく変化しておりどう着地させるのかと最後まで目が離せない作品だった。特にただ不正を暴くだけで終わらずそ
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.3

熾烈な戦いの巻き起こる中でも意志を貫き通して行動したデズモンドの姿に感動させられずにはいられなかった。
恥ずかしながら自分も彼は武器を持とうとしない臆病者か、戦場の自分にある種の夢を抱いていた夢想家だ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.9

原作読了後で視聴しました。
映画用にするためなのか設定が原作と違う部分が多くて少し驚きましたが、映画としての完成度は高かったので良いと思いました。特に映像のクオリティは今見ても高いなと感じ、光を演出と
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.4

原作未読勢だけどすごく楽しめた。
名前だけ知ってたけどこんなに凄いとは思ってなくて度肝抜かれた。
社会風刺的な要素がありつつもSFチックな謎要素が引きになって単純にエンタメとしても十二分に楽しめる作品
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ドラえもん のび太とふしぎ風使い(2003年製作の映画)

4.3

ドラえもんの映画で一番好きな作品(思い出補正マシマシ)。小さい頃好きな映画だったけど今見てもかなり作画のレベチが高いように思う。

おそらくジブリ作品にかなり影響を受けて作られたからか世界観がちょっと
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リベリオン(2002年製作の映画)

4.1

ストーリーには多少ガバガバなところがあって気になったけど世界観とか設定はかなり好み。何よりアクションが良い。
ガン=カタとかいう銃の射程を全く活かさない見栄え最優先のアクションが本当にかっこよくて見応
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大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス(1967年製作の映画)

3.0

いうほど空中戦してるか?という感想が一番にきた。ガメラが完全に正義の怪獣みたいな雰囲気だしてるのがちょっと笑える。
子供向けの作品に舵を切ったんだと思うけど子供騙し的な雑さのある側面も見えるのが少し残
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大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1966年製作の映画)

3.5

子供が出てないからか一作目より大分シリアスさが増したように思う。怪獣同士の戦いも重量感があって思いの外見応えのある作品だった。特に最終戦は空気感などの点も頑張って演出してるなと思って観ていました。
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大怪獣ガメラ(1965年製作の映画)

3.1

半世紀以上前の作品だからさすがに映像やセリフなど全体的にチープさは否めない。

ただ作戦のアイデアとかは結構意外性があって思いの外退屈しない作品ではあった。特にガメラに対する最終手段には思わず「!?」
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映画ドラえもん 新のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜(2011年製作の映画)

4.0

テーマ、設定、キャラのどれもが高いレベルで仕上がっていて個人的には大人でも一見する価値のある作品だと思う。若干曲でゴリ押してる部分もあるけどそれを加味しても感動した。映像もかなり高クオリティでそっちに>>続きを読む

処刑人(1999年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ところどころ良いな〜と思うポイントがあってそれだけでも観る価値はあった。
ちょっとカルト感あるけど口上は神秘的なかっこよさがあって好き。

この先も悪人を粛正していく、という流れになって作品が締められ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.8

作劇っぽくない展開進行が作品の内容にしっかり合っていたと思う。人によっては退屈な作品かもしれないけど主役二人がプラスの方向に変化していく様子にリアルさがあって個人的には見応えがあった。何かが解決したわ>>続きを読む

ほしのこえ(2002年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃクオリティの高い卒業制作みたいな印象の作品。離れた距離と時間の表現にメールを使っているのが良い。視聴者に身近なものを利用しているので切なさがより実感を伴ったものとして伝わってきた。

最近
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.0

展開がすごい!というような面白さはないけど心温まる良い映画だったと思う。
お父さんの話は嘘や誇張ファンタジー色が強いので見る人によってはそれらの場面は退屈かも。

なんというか一種のフィクションのあり
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.9

想像していた感動とは違ったけど笑顔になれる場面が多くて明るい気分になれる良い映画だった。結構スレスレのジョークも含めてドリスとフィリップの「仲の良い男友達」感が良く描写されていると感じた。

演出や構
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分がイメージするような「洋画」そのものみたいな作品だった。
ブライアンが結局ドミニクを逃す方向になったのは作品としてちょっと締まりが悪いし主人公の行動としてどうなのかとは思ったけど後の作品がかなりあ
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

4.2

3回目の視聴。
賛否両論あるけどかなり好き。
手描きじゃ難しそうな大胆なカメラワークのアクションもCGの利点を上手く活かしてかっこよく仕上げてるところがとにかく良い。

悟空とベジータの出番がほぼない
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それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ(2006年製作の映画)

4.1

思いの外メッセージ性が強くてびっくりさせられた。子供向けと子供騙しは違うという言葉がぴったりの作品。
劇中ところどころでメインテーマの歌詞にある「何のために生まれて何をして生きるのか」を問いかけられる
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

4.1

観てるこっちが顔をしかめたくなるくらい痛みやケガの描写の凝った作品だった。
描き方はドキュメンタリーっぽいと思った。
銃撃戦シーンはカメラワークと緩急が上手く働いていて緊迫感が凄まじかった。

序盤に
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

個人的に持っていた原作小説の
イメージとはかけ離れていて
面食らった映画。

アクションとトンチキ日本は好き

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.5

最後のミラー大尉のセリフに
伝えたいことが全部詰まってると思う。
2時間半没頭できる映画だった。
時間をおいてもう一度見返したい。

他の人も散々語っていると思うけど
冒頭の上陸シーンの凄まじさに絶句
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.8

映像のクオリティが高くかなり楽しめた。
SEEDファンとしては充分満足です。

ただ面白かったには面白かったけど
個人的に予想してた面白さとはギャップが
あって少し戸惑った部分もありました。
特に終盤
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

4.0

綺麗な終わり方でほっとした。
ジョゼと恒夫の感情の変化を90分ほどで
ちゃんと描き切ったのがすごいと思う。
物語としても綺麗に成立していました。

ただ個人的にはジョゼと恒夫の関係性の
変化はもっと丁
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ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット(2012年製作の映画)

4.5

定期的に見返してます。
意外と賛否あるみたいですが個人的にはワンピースの映画で一番好きな作品です。構成もしっかりしてると思うし新キャラも既存キャラもどっちも起っていて良いと思います。

なによりゼファ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.4

ガッツリエグい内容でびっくり。
私自身は重い話が好きな方なので高評価ですが苦手な方もいるかもしれないです。

村の因習ものと来たらテーマもお決まりのものにはなりますが、見せ方が凄く良かったと思いました
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プロジェクトA(1983年製作の映画)

4.3

娯楽作品としての完成度が
すごく高いと思った。観れて良かった。

ギャグが入り混じることで
戦闘シーンもほどよく楽しめた。
地理や環境を活かした戦い方もアイデアが
満載で観ていて飽きなかった。

ジャ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

2時間の中に色々詰まってた作品だった。
もっと早く観たかった…
テーマ自体は既視感のあるものだったけど
見せ方が上手くて感情が揺さぶられた。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

ちゃんとエンタメとして
面白い映画だったのが良かった。
個人的には凄く満足した。

スケールがデカい映画は
デカい画面で観るべきです。
映画館へ行きましょう。