いぶきさんの映画レビュー・感想・評価

いぶき

いぶき

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

集団の中で1人だけこれが出来ない、あれが出来ないといった障害は創作でも現実でも多くあるけど、逆に家族という集団の中で1人だけ耳が聞こえてしまうという苦悩が分かる作品。
また、途中の歌唱シーンで敢えて無
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いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

終盤の澪側の回想すごい良かった、蘇った当初の記憶がない感じから梅雨の間で一気に距離が縮まることに違和感があったからそういうことだったのかって納得できた。

オデッセイ(2015年製作の映画)

5.0

「僕はどこに行っても一番乗り。変な気分だ。」

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

君は完璧じゃない。君が出会った女の子も完璧じゃない。でも問題はお互いにとって完璧かどうかなのさ

フィルムっぽい昔の映像が良かった、あと単純にスマホとかネットが無いから繋がり方の距離感が1番適切な時代
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正欲(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

普通の人に擬態している人間の生きづらさの話。
でも全ての人が普通の人に擬態するために、自分を殺している部分はあると思う。

普通の人は居ない、仮に居たとしてもその人ですら他人と違うところを隠して世間に
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オットーという男(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

頑固者で些細なルール違反も許せない孤独な老人オットーが、町内に引っ越してきた若い夫婦と出会って生活の手助けをしているうちに人の温かみや生きることの素晴らしさを感じる物語。
彼の自殺を試みる程哀しい日々
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この心亡き者(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

他の映画出すの違うかもだけど『セブン』、『ミュージアム』に近い雨のジメジメした暗い雰囲気が好き

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「君は努力をしていない、グチを並べてるだけだ」

君に届け(2010年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

平成感が強い!
今と違ってLINEですぐに連絡が取れたり、SNSで日常を見せ合ったり、インスタ映えを狙った流行りの所にしか行かなかったりみたいな「繋がり過ぎて情報過多」ではなくて、ある意味不完全な時代
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

若い→老いの順番が同じで、自分と同世代の人がいて、同じような年齢で同じような悩みや葛藤ができることは幸せだと思った。

ベンジャミンの若返っていく人生だと先に人生のクライマックスを知ることになるのでど
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「音楽家の引退は自分の中に音楽が消えた時。私の中にはまだ音楽があります」

「ハンカチは貸すためにある。女性が泣いた時のため。紳士のたしなみだ」

映画には関係ないけど、この映画が自分にとって大学生に
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

5.0

原作ではファブルはもっと圧倒的に強かった。冒頭シーンのファブル視点での暗殺は漫画では出せない臨場感があり良かった。

グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

NYは雪がよく似合う。
皮肉や洒落、差別が良く描かれていた。
差別される側のドクターと差別する側のトニー、違う領域で生きてきた2人が絆を深める物語。旅を通じてどちらも少数派の苦悩を知ることになる。(特
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「あの日あの場所で出会ったのが君で本当によかった」

「本当の出会いは、小さく聞こえてくる夜の音楽(小夜曲)みたいに、最初は気づかないもの」が作品のテーマ。
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」はドイ
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(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

色んな人の選択の連続で出逢ったり、別れたりを繰り返して人生は構築されている。
一番好きな人を頭の片隅に留めて、その時心が揺れた人と付き合ってしまうというのはリアルだと思った。弓とか玲子とか確実に葵の人
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

薄っぺらいとかサブカルでしか繋がってないとか2人の恋愛に対する批判的な意見も見られるけど、実際はこういうのがリアルなのかもしれないと思った。
若い時の恋愛と結婚は違うっていう考え方はその通りだと思う。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

若干理解は難しい箇所もあるものの考察の余地と捉えた。不気味な雰囲気が良い。

あの秘密の部屋でマーゴが料理長の若い時の写真を見た(ファストフード店っぽいところで楽しそうに料理をしていた?)あとに、料理
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

5.0

With a guitar in our hands and rock in our hearts.
手にはギターを!胸にロックを!!

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

・夜の森のベンチで、アナが隣に座ってって言う上からの画角のシーン
・フラれて街を歩く間に背景が変化していって半年?を表しているシーン
・最後の記者会見の告白シーン(ローマの休日のオマージュ?)
の3シ
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くれなずめ(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

シリアスな部分をわざとちょけた感じにしたのがよく分からなくさせてる部分でもあり、5人が吉尾の死にちゃんと向き合うほど強くないっていうことの現れだと思った。仲間の死の悲しみを乗り越えるとかがテーマじゃな>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤ですずめがそうたと初めてすれ違う時に、「綺麗」って言ったのは亡くなってしまったお母さんと常世で朧げに見た未来のすずめが黒髪の綺麗な長髪だったからなのかなと思った。

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