のりせんべいさんの映画レビュー・感想・評価

のりせんべい

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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.6

収入を得られる仕事があって。半径数メールに心を通わせられる人が数人いて。空が広い。
これだけで素晴らしい世界か。

見て見ぬふりをしないと生きていけない世界でもある。

主人公を取り巻く俳優陣が素晴ら
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.5

長かった。
ブラッドリー・クーパーの胡散臭さが最初から分かるから余計にダルかった。

謎めいたケイト・ブランシェットがいたから最後までもった。

インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者(2018年製作の映画)

3.4

実業家が本当のことを話してないと当初から思っていたが。

ラストが見事。
犯人を殺さなかったのもいい。

俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

3.4

実在しない友人をでっちあげるにしても、この男は無理なんじゃないの…って思ったら、意外にもいい奴だった。

嘘の上塗りはいけない。
人生はいつからでも変えられる。

ティファニーの贈り物(2022年製作の映画)

3.6

赤い糸とか、運命とか…。あるんだなあと思える話。

クリスマスに一番ダサいセーターを着るの、取り入れようかな。

眠りの地(2023年製作の映画)

4.0

巨大企業に弱い人が立ち向かう話は大好物。まして実話。

邦題にピンと来なかったが、後半の黒人協会の老人が草原を前に話すくだりで鳥肌がたった。

歴史を上書きすることはできない。

主役二人がいかにもご
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.5

実話でありながら、粋な結末。

裁判官が、「コメディアンのオーディションじゃないんだから」って言ったところ。笑った。本当に天然で自分の正義を貫く人。

ヘレン・ミレンのファン。カッコいい役が多いのに、
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

2.9

個人的に幕末の薩長のやり口が酷いと思っているところでの、この映画。
長岡藩の立場が知れたのは収穫。

だが、小藩の中での稀有な人物ではあるが、題材としては地味。時代劇で役所広司を主役にしておけば間違い
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バンディッツ(2001年製作の映画)

3.2

ケイト・ブランシェット登場のミュージックに乗りながら料理をしているシーンが好き。

結末は予想通り。

愚行録(2017年製作の映画)

3.7

どの登場人物も胸糞悪い。
でも、格差とか階級とかあるし…。
自分本位で、自分は他の人とは違うという意識とか…。本音。

心あたりがあるから、モヤっとする。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

映画界からの#️⃣me tooが今や身近な所にまで広がった。泣き寝入りをしないで、声をあげれる世界にちょっとだけ近づく一歩になった。

子育て真っ最中の二人の女性記者の奮闘。こういう仕事をしてくれる人
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

公開時に話題になっていたのに、見逃していた。なので、本当にロブスターになった姿が見れるのかと思っていた。

シュール。
ホテルも森も生きにくい。

フローレス(1999年製作の映画)

3.6

フィリップ・シーモア・フォフマン。
10年前に46歳という若さで亡くなった。
表面は明るいが内面はとても繊細なところが役と重なる。

ロバート・デニーロとの悪口の掛け合いが面白かった。

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.5

真っ正直に生きていたら、良いことがあるんだなあ。そして、夢を持ち続けると叶うと思えるストーリー。

それにしても、ディオールのドレスが素敵すぎ。一度でいいから着てみたい。

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

エアジョーダン誕生秘話。ナイキがこんなに思い切った戦略を立てていたとは。

何気にディスられたコンバースやアディダス。魅力的に見えなくなっちゃいました。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.2

ステレオタイプの黒人のイメージに一石投じたって意図は分かるのだが、ラストまでアレでいいのか。

本当の所の終わらせ方を見たかった。

アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

3.2

40歳でバツイチで子持ちの女性が夢を見れるストーリー。
でも、やっぱりアン・ハサウェイだから成り立つと思い知らされる。

5年後…っていうのがしっくりよかった。

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.5

最初のマウントの取り合いをする二人から、数日間で見事に関係修復。ジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーの息がぴったり。

ストーリーは分かりやすく単純だが、主演者だけでなく、観ているだけでもバリ島の
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.8

シベリア抑留の悲惨さは、他の作品でも目にしたことがあるが、現在の若い世代が演じているのが素晴らしい。

個人的には、中島健人。TVではチャラい印象を持っていた。この役者誰?って思うほどいい演技をしてい
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

まさか、ゴジラ映画観て涙が出るとは思わなかった。

出演者の演技も台詞も大袈裟だが、この設定の戦後ならあり。最後の生きろというメッセージも良かった。

見慣れた風景が粉々になる。自然災害で実際に目にし
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ある男(2022年製作の映画)

3.5

自分の経歴を変えたくて、人の戸籍で上書きする。他の映画や小説でもあった設定だが、自分の身内が犯罪者っていうのがやりきれない。

弁護士のルーツに関しても、未だにある差別に言い過ぎくらい言及している。
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ゼロの焦点(2009年製作の映画)

3.3

松本清張原作でよくある、過去の事を知っている人を殺害するパターン。

広末涼子のアップになった時の顔芸。どんな役でも一緒。ウンザリ。

中谷美紀と木村多江はさすが。存在感が全く違う。

ラストの夫のま
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.2

感動した。

ほんの数年前の東ドイツ。ゴリゴリの体制側の大尉が、ピアノ曲で涙をスーっと流すところで鳥肌がたった。

ラストも見事。

ジャンパー(2008年製作の映画)

3.0

予備知識なしで、どこにジャンプする人なん?って思っていたら、15歳の精神年齢の男性が好きなように飛び回っている映画だった。

普段見れない景色が見れたからこのスコア。

フィラデルフィア(1993年製作の映画)

3.8

前にも観たことがあるのだけれど、名作は何度観てもやっぱりいい。
もう30年も前の映画なんですね。
トム・ハンクスの役作りが素晴らしい。

偏見。差別。30年前で終わってないから余計に心に響く。

恋人はゴースト(2005年製作の映画)

3.5

王道のラブコメ。面白かった。

二人にどういう縁があるのか、終盤で分かり、それがエンディングまで繋がっていてラストも素敵。

主役二人が役にぴったり。

悪女(2023年製作の映画)

3.2

てっきり後妻業のような話かと思ったら、悪女になっちゃう話だった。

あの美人女優さん、プライベートでも男性を手玉に取っているように見える。それだけ演技が上手いってことか。

ロックド・イン/囚われ(2023年製作の映画)

2.8

出だしはよかったのに、そこに至るまでのドロドロの関係がイマイチ。

少ない登場人物の性格が分かりやすくて単純。看護師がもっと活躍するのかと思っていた。期待はずれ。

ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.4

ネットフリックスのちょい出しで気になっていた。

まさかの凄まじいサバイバル映画。

設定になっている全体主義の国の体制にまずぞっとし、逃避時の惨殺。そして出産とか脚の怪我の処置とかアレに喰らいつくシ
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紅海リゾート -奇跡の救出計画-(2019年製作の映画)

3.4

ユダヤ系エチオピア人の難民救出のために尽力するイスラエル諜報部員の話。
実際にリゾートホテルを経営しているように装うという嘘のような実話。

成功したから映画になっていると分かっていても、ハラハラした
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Lift/リフト(2024年製作の映画)

3.5

その道のプロの技を酷使して、金塊を強奪。こういう話、大好き。スピード感があって面白かった。

主人公がシリアスになって彼女を見つめるのがちょっと多過ぎかも。

インターポールの上司がゲス。なので、ラス
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アウトフィット(2022年製作の映画)

3.8

場面は仕立て屋の店内だけ。なのに、めちゃくちゃ緊張感がある。一難去ってまた一難。展開がとても面白かった。

ラストに一瞬ドキッとした。

フォーガットン(2004年製作の映画)

3.0

宇宙人に記憶操作されても、それにかからない想定外の人も出てくるのね。宇宙人も万能ではないんだ。

期限以内に仕事が出来ないと急に飛ばされる宇宙人。上の命令が絶対的なのが、地球と同じ。

ジュリアン・ム
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ありがとう、ごめんね(2023年製作の映画)

3.2

よく言えば何事にも寛容な姉としっかりものの妹。性格は全く違うし、長く音信不通。でも、姉に厳しいことを言えるのは妹だけだし、妹の悲しみや怒りを受け止められるのは姉だけだった。

大きな感動はないが、じわ
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.5

実話。

想像を絶する雪山での遭難で、生き残った人達の争いが起こらなかったのが救い。ラガーマンのチームワークか。

暖かく部屋の中で観ているのに、凍えるシーンが続く。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

絶対に気持ち悪いシーンがあると思って観たが、意外と大丈夫。肉として見れた。

やることがどんどんエスカレートするし、
耳を噛んだシーンでもっとヤバい方向にいきそうだったが、この結末で納得。