こどもさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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エスター(2009年製作の映画)

3.9

鳩を殺すくらいは目を瞑る。
ただしこの世で最もかわいいロリ、マックスに手を出した日には、エスター、世界60億人のロリコンがお前を殺しに行くだろう。

サイコっぽいクソガキの悪戯にイライラしながら耐え続
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ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

4.2

wickedって口語だと最高卍みたいな意味があるみたいなので、ダブルミーニングになってんのかなぁって気に掛けながら見ていたんだけど、本当にダークとwicked(邪悪の意)でほんへが終了した(絶望)>>続きを読む

スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

3.3

スパイ物の真骨頂はやはり頭脳戦のパートだけど、それだけだと飽きるから、生っぽい銃撃戦や爆破シーンをふんだんに盛り込んだ回想シーンを本編の半分くらい使っちゃうというパワープレイを成し遂げたトニースコット>>続きを読む

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.4

ママが猫を雑に扱いすぎてて「この女、許すまじ」と義憤を募らせていたところ、突如としてママのデカパイ授乳シーンが登場し
「ぼくも早くオチンチークになってママのおっぱいのみたいめう〜☆」になってしまいまし
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.5

稀に出会う生命ヘイト映画の一つ。
「命の営み」という美しい響きの言葉を、全力でネガティブに解釈しようとすると、こんなニヒリズムの極地みたいな映画ができる。

男は汗をかき、女は彼女の血を分けて、カッコ
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.5

『この映画の根底にあるのは、人間が抱える矛盾と弱さと傲慢ではないでしょうか。
贖いたいという思いすら1つの欲望だとしたら、人はいかにして救われるのでしょう。救おうとする気持ちにほんの少しでも傲慢があっ
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月世界旅行(1902年製作の映画)

-

月星人側からしたら、訳も分からぬままクソ強いおじいちゃん率いる異星人部隊に王様をボコられた挙句地元を蹂躙される可哀想な物語で草

レリック ー遺物ー(2020年製作の映画)

3.5

バ イ オ ハ ザ ー ド 7 さ ん !? 👵

どんなにエグい造形のクリーチャーでも、白人の怖いババアには敵わないという学び 。
『THE VISIT』や『IT2』で散々味わったはず
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廻魂~愛という名の呪縛~(2022年製作の映画)

4.5

これ、めちゃくちゃ良い。

子供を失ったことを受け入れられない親の悲しみを描く映画なのだが、この映画のミソは、本作の筋書きは本来オカルト的要素が一切無くても成立する、という部分だと思っている。
確かに
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.3

序盤はテンポも良くて「韓国の乗り物×パンデミックは外さねぇな〜」なんて思っていたら、徐々に乗客乗員のリアリティー皆無の立ち振る舞いに違和感を感じ始め段々とローテンションに。ツッコミどころの多い映画とは>>続きを読む

クレーマー case1(2008年製作の映画)

2.6

史上最強ウジ虫使いクレーマー「ナイトウ」のニチャニチャチー牛ボイスを心ゆくまで堪能する。
シンプルに主人公の社畜ぶりが可哀想。彼に暖かいスプでもあげてやれ。
こ、これだから働きたくないんですよね…🤓w
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ヒトコワ3-ほんとに怖いのは人間-(2013年製作の映画)

-

このシリーズも3作品目にしてやっと洗練されてきたか。
まだどこか惜しい部分は残っているが、スクリプトが過去作より断然面白い。
特に「赤い服を着た女の子」はシリーズを通しての最高傑作といってもよい。
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フォーリング・フォー・クリスマス(2022年製作の映画)

4.0

ストライクゾーンド真ン中火ノ玉ストレート超王道クリスマスアホラブコメディ

ママに「クリスマスだしブラックミラー見よう」って言ったらモツ鍋に顔を沈められた。その結果この映画を見ることになったのだが、こ
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GUNDA/グンダ(2020年製作の映画)

-

私の人生がクソなことと、世界が美しいことは全くの別問題である。

私が生きようが野垂れ死のうが、畏れを成す程に素晴らしき造形美を伴って回り続ける世界にはなんの影響もない。

自分と全く無関係の美しい世
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犬神家の一族(2006年製作の映画)

3.3

クソジジイの呪縛に囚われる金持ち一家の話。
「イエ」という特殊な家族制度を生かしたミステリーは勿論のこと、発狂するババアもまたニッポンのお家芸なのかもしれない。

そもそも「イエ」文化自体が、正当な相
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

女性の社会進出に伴って生まれた男たちの新たな痛み。

社会的地位を女性に揺らがされた彼らが求めたのは、性別分業が今よりも顕著だった1960年代の強く賢い男性像。男らは「なにかの精鋭」として「なにかの大
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彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

3.0

新海監督の短編と聞いて見たのに、まっっっっったく新海誠ぽくなかったからあれ〜?と思ってたら、監督全然違う人だった…
新海作品にしては、ものがたりが綺麗に纏まりすぎていて、一個人の感情が世界の秩序を覆い
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ヒトコワ2 -ほんとに怖いのは人間-(2013年製作の映画)

3.5

不法侵入おパンツしこしこおじさんの回しか面白くなかった1に比べて面白さ激増。

特に『二人の約束』は傑作で、サイコパス風俗マスターと現代に蘇った究極の遊び女あけみの熱い攻防は、我々に1秒後の展開すら読
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ファウンド(2012年製作の映画)

4.7

Your brother is really “SICK”

半端ないヒーリング効果を実感。光溢れる明るく繊細な画造りに重なっていくマーティの独白。彼が感じる圧倒的な「孤独感」を伝えるのに、独白と云う
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.9

苦しくはないのに、ただ、普通に生きることが辛かった。
生活の中で静かに横たわる理不尽を、飲み込んでいく実感を。

ハンター嗚呼ハンター……
あなたがよければ、静かな森で一緒にキャンプしよう。あなたがよ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.4

見る、見られる、コミュニケーションの根底。あなたを見ている時、あなたも私を見ている。あなたを知るほど私は深くなり、あなたが解放するほど私も自由になる。

描かれたエロイーズの肖像は男の手によって釘を打
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.5

傑作。
シンプルながらシュチュエーションが秀逸、この映画はそれに尽きる。
監督が「この映画はタイムトラベルものではない」と言い聞かせながら作った思い切りのいいプロットが、他には無い斬新で「有り得ない」
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.1

んーまぁ最愛の娘を失った喪失感を抱えた夫婦が飼ってる羊が、あんなに可愛いハンヨウドン(???)を産んじゃったら、そりゃ育てるよねって話で。逆にあのまま羊小屋に放置しとくほうが虐待だし、その辺をさまよっ>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.0

寺田心出てないんだけど、これ妖怪大戦争じゃないの?
ラストはさながらドラクエの戦闘シーン。BGMもちょっと寄せてるでしょ。
芸人が主人公の話ということで、お笑い芸人をたくさん出演させたり、クスッと笑え
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ヒトコワ -ほんとに怖いのは人間-(2012年製作の映画)

2.7

デュジュユユユユユユユ!!!!!というクソデカSEと共に邦画史にその名を刻むアグレッシブ冷や汗を見て楽しむ。
最終エピの『あの世からの電話』はコンセプトからしてナシ。
変態パンツ男のエピは、まさに
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.3

原作ガチオタの友人から袋叩きにされていたので不安だったが思いの外楽しめた。
私は原作ゲームは1、2、RE2、5、5オルタナティブ、6、7、8、オペレーションラクーンシティのみプレイ済みの中途半端なファ
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テリファー(2016年製作の映画)

4.0

なにが良かったってアートザクラウンがわりとしっかり被弾するところ。雷電もチビりそうな高周波ブレード顔負けの糸鋸で人をぶった切り、蹴りでオヤジの顔面を破壊する高火力キャラなのに、自分が刺されると結構ガッ>>続きを読む

パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

3.7

OKストアみたいなところでサメとたたかう映画。OK謹製バターチキンカレー(ナン付き)に目もくれずに人肉を喰らう。
死ぬべき人だけが食われる勧善懲悪サメ映画かと思いきや、死ぬべき人じゃない人も死ぬのでわ
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.6

CAPCOMのアクションゲーム『デビルメイクライ』シリーズの外伝的作品、『DMC』に世界観やキャラクターが酷似している。
天使と悪魔の「ハーフブリード」である主人公ダンテがリンボという名の地獄世界で戦
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セミマゲドン(2018年製作の映画)

3.0

観てない人はこいつは何を言ってるんだと思うかもしれないが、これ、映画なのに、ほぼ「写真」
この映画の全てのシーンが要らない。てことはこの映画はいらない。なんでこの映画を選んでしまったんだろう。そういえ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.2

本作、試写会でだいぶ早い段階で鑑賞していたのだが、長いし、面白くないなと思っていた。
試写の段階で既に各国の映画祭に出典されることは分かっていたけれど、こんなにも世界的に高い評価を受ける作品になるとは
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光復(2021年製作の映画)

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邦画では類を見ないほどのサディズム。
ほんの、ほんの少しの罪を犯した1人の女性が社会に、悪意によって徹底的に打ちのめされる様子が克明に描かれる。
その描写は凄まじく、地獄の方がまだぬるいんじゃないかと
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42-50 火光(2022年製作の映画)

-

長年やってると根性が曲がる世界、芸能界。
それでも自分を通して、負けなかった人達だけが、実生活ではなし得ない悦びを感じられる。そういう仕事。
どうしようもないことがあまりに多いし、二極論では語れない生
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.3

冴えないハゲたおじさん、ニューマン神父がウォーレン夫妻のお呼び立てにより、明らかに格の違う悪魔と退治させられる。その差はさながらママチャリVS重戦車である。
逃げ出してしまうのではないかとヒヤヒヤして
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プラネット・デューン 砂漠の惑星(2021年製作の映画)

1.2

あぁ、アサイラムか。で納得出来る安定のクオリティ

アナルの精霊の様なワームが容赦なく襲いかかってくるが、ドMアナルなのでムチを利用した騎乗プレイで服従させることができる。

人が死のうと、ワームが死
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