Lunaさんの映画レビュー・感想・評価

Luna

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.6

直接的な描写はなくも、しっかりとオッペンハイマーの呵責の念が描写されていてかなりいい。原爆の恐ろしさが、開発された歓喜の声で逆に増幅させるような演出の上手さに感服した。

日本人として原子爆弾の恐ろし
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ザ・ダート: モトリー・クルー自伝(2019年製作の映画)

4.5

二度目の鑑賞。

ヴィンスの娘のエピソードには毎回泣かされるけど、ニッキーシックスの生還劇に再び大感動(笑)した。留守電に「ニッキーはいないよ、死んだから」ってところマジ好き。

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

4.3

1987年ノルウェー。19歳のユーロニモスはロックバンド、メイヘムを結成しその活動に熱中していく。次第にサタニストとしてブラックメタル界の地位を確立したメイヘムだったがヴォーカルの自殺、メンバーの殺人>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

母親が死んだことを受け入れられないミアは父親との関係が希薄になり、友人宅で過ごすようになる。若者たちの間で死者と交信する“降霊チャレンジ”なるものが流行り、興味本位で手を染めたミアは、、。

ドラッグ
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

4.0

アメリカ。感謝祭による激安セールが行われたホームセンターで興奮のあまり住民が暴徒化。そして血の惨劇へと発展する。あれから一年後、町は感謝祭に沸き立つが、、。

気軽に観れると聞いていたのに全然気軽でな
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.2

2001年ワールドカップ予選で大敗した米領サモア代表チームの実話を映画化した。
0-31という史上最悪の大敗以来、1勝もできないサッカーチームに着任してしまった短気でトラブルメーカーの白人監督の奮闘を
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HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.5

田中泯の演技を褒めるレビューを読むと言いにくいけど、柳楽優弥のほうがずっと良かった。田中泯が悪いわけではないと思うけど、塗料をかぶるシーンが酷い。
北斎のイメージとストーリーが合っていなかった。

空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.6

レビューし忘れ

ストーリーよりも実在の人物の関係性と人物像がうっすら感じ取れて個人的には二重丸。

雪山の絆(2023年製作の映画)

4.6

夜中に観はじめたけど瞼が重くなることなく一気に観た。
“人肉を食べて生き残った”というイメージはいい意味で払拭した。神への信仰心さえ役に立たない雪山での遭難、人間が人間を助ける“絆”に胸が熱くなる。彼
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ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

3.0

ダン・スティーブンスのピリピリと張り詰めた空気感と美しさに前半は持ってかれるが、後半突如始まる銃撃戦から一気に緊張感がなくなり、この作品が思いっきりB級だということを理解した。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.1

映像が物語る微細な心情を母の映像から読み取り心に傷をおいつつも、映像の世界にのめり込んでいく青年を描く。スピルバーグの自伝的作品。

ガールフレンドにプロポーズを断られるシーンで、観てるこちらも急に現
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ヨンガシ 変種増殖(2012年製作の映画)

3.2

突然変異したハリガネムシが人間に寄生し、各地で水死体が次々と発見される。ジェヒョクの妻と子供達も感染症状が出始めるが、、、。

家族を助けるべく奮闘するお父さんなんだけどイマイチ感情移入出来ない。すご
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.7

日本統治時代の韓国。詐欺師のスッキは仲間の詐欺師、通称“伯爵”と共に財閥の相続者“秀子”お嬢様に近づく。伯爵と秀子が恋に落ち結婚するように画策していく二人だが、スッキの気持ちに変化が訪れる、、、。>>続きを読む

母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

4.0

美しく料理上手な母が大好きだったタイジ。実は壮絶な虐待を受けて辛い日々を過ごしていた。しかしある事をキッカケに17歳で家を出ることになる。ある日、何年も音沙汰なかった母から連絡がくるのだが、、、。>>続きを読む

The FEAST/ザ・フィースト(2005年製作の映画)

2.9

荒野のバーに集う数人の男女が謎のモンスターに襲われる。

ベン・アフレックとマット・デイモンが製作総指揮とあり、それに釣られて観てみたが、低予算らしく、暗い室内にアップの絵面ばかりで、何がどうなってる
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.9

仕事で訪れた民泊で遭遇する恐怖を描く。トイレットペーパーを探す為、地下の倉庫で隠し扉を発見したテスは、、、。

もう少し説明欲しかったけど面白かった。
「X」に続いて女性性とホラーは相性が良いのかな。
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処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014年製作の映画)

4.3

続編から観てしまったけど面白かった!
ナチスVSソビエトの因縁の対決にハラハラした。
惜しみなく登場人物が死ぬからアメリカオタクもやられるかと思ったけど、サスガ!フォースと共にあれ、無事生還しました。
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.8

アオラレのラッセルクロウが今度は自制心を要するエクソシスト。スクーターに乗ってる姿が可愛い。

バトルホラー部門でいうと完成度は死霊館には及ばない。でもあと199体の悪魔がいるので実話系の死霊館よりネ
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

2.0

格差社会が酷くなり暴動が起きる。殺戮と略奪の地獄絵図が淡々と繰り広げられ、最後の最後まで救いがない。
メッセージの伝え方は様々なれど、これでは誰にも薦められない。怖すぎる。死者の最期がどうだったのかを
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

うまく出来ていたのでスマホが鳴るまで
気が付かなかった。
ゲットアウトやアスより思わせぶりな表現やセリフの意図が分かりやすくて、ずっと面白い。オチもシャマランよりずっと面白い。

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.9

冒頭からウケた。独裁者のマッティペロンパーが最高にあってる。民主主義の復活とかテロップにもウケた。バンドのメンバーは本物なのかな。

真夜中の虹(1988年製作の映画)

3.8

マッティペロンパーの登場にニヤける。
物分かりのいい子供が可愛い。不幸の連続だけど、幸せな作品。

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.8

毎日、イモ(笑)
苦労するのは分かっていても付いて行きたい。
明日の涙を吹きとばして幸せになってほしい。

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.9

あまりにも無表情、セリフもないので見入ってしまった。
少女というか、独身女の復讐劇が爽快ですね。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.7

女子高生のあるあるとかバイトあるあるが、絶対ない展開になるズレがクセになりそう。
ラバーガールの世界観がマッチしてる。

ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

3.5

連続殺人鬼に母親を殺された17歳のジェイミー。最初の殺人が起こる35年前にタイムスリップして母親を救おうとするが、、。

両親の若い頃の姿が面白い。特にお父さんが威厳がなくて良い。

ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.7

国家崩壊のため無法地帯となったスペインから亡命を決意した妊婦のミアとその夫。二人してコンテナに乗り込むが、武装した軍人に呼び止められ、、、。

序盤の脱出シーンが怖かった。女、子供が殺されるディストピ
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(2001年製作の映画)

3.2

ゾーラバーチのラストの表情がよくてまた観てもいい。

完全犯罪クラブ(2002年製作の映画)

3.5

ライアン・ゴズリングとマイケル・ピットの若き日の演技が初々しくていい。
ゴズは気怠そうな役多いね。

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

4.0

ハッピーではないけど良い映画だった。夢物語がやはり夢物語だった。日曜の夜みたいな気分。二役のジェフダニエルズがどっちもいい。ハリーになる前のイケメン俳優の頃。

ブラッド・ワーク(2002年製作の映画)

3.7

午後ロードを録画して観た。

ベストセラー小説の映画化なのでさすがに面白い。イーストウッドっぽさが際立って良いだか、悪いだか。この時、70歳らしいです。

ハリーになった後のジェフダニエルズがハリーっ
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ティル・デス(2021年製作の映画)

3.8

妻への復讐のために自分は自殺してまで大掛かりな妻殺害を計画した夫。しかし妻は強かった。ラストのデスバトルはミーガンフォックスだからいいけど、生身の人間には無理でしょう。スリルがあって面白いB級映画でし>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.8

OL界のゲテモノキャラが次々と登場したので笑った。見たことないアクション(笑)なので惹きつけられたがやはり飽きる。だけどラストのラストで挽回。声出して大笑いした。さすが!バカリズムに完敗でした。

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.7

ハリーが完璧だけど気弱そうで頼りなげに見えていたので、なるほど、そういう事か、と納得した。
タイトルにも大きく頷いた。

監督はオリヴィア・ワイルド。やりすぎ感があるのは強すぎる女性ならではかもしれな
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X エックス(2022年製作の映画)

3.8

スラッシャー映画へのオマージュが散りばめられたシーンを見るだけでも楽しいが、サイコキラーとヒロインの人物像は他のスラッシャーと一線を画していて、観れば観るほど面白い。しかも二役してたのは後になって知っ>>続きを読む

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