Mさんの映画レビュー・感想・評価

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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

サバイバル能力が高い山本太郎。意外とすぐに決着がつく栗山千明。

青春の殺人者(1976年製作の映画)

4.0

国家対家庭の構図、「あなたは祖国と家庭どっちが大切ですか」の寺山修司の問いを思い出した。
「私たちは愚かにも結婚するのよ」

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.4

おふざけに見せて根本にあるのは反エリート主義と幸福論でした。菅原文太はかっこいいよ。打たれても死なないし。オープンカー(物理)
ローリングストーンズ来日公演は全然実現しますね。

雨月物語(1953年製作の映画)

4.1

早く見ればよかった。
ろくろのシーン、ゴーストは溝口オマージュだったのかしら。

関心領域(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

演出が素晴らしい。
繰り広げられているのは普通の生活なんだけど、歴史の一面として捉えてしまうから「善悪」として映ってしまう。

物語の主人公、ヒーローになりたい子供だけど、何も知らない間に歴史に悪者と
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男はつらいよ フーテンの寅(1970年製作の映画)

3.7

虎に翼が流行る中、こっちの寅さんです。階段落ちる芸は、ニノチカが笑うタイプの荒い笑い。
春川ますみのゆっくりした喋り方。

続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.0

シリーズ続けてみると寅さんが帰ってくるシーン、ホン・サンスの反復と同じだと気づく。

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.8

隣人という漠然としたテーマを与えられたフランスだからこその民話感

それから(2017年製作の映画)

3.9

反復シーンがとても良い。
それから読みたくなっちゃったのにこないだ三四郎買っちゃったよー。

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

3.7

音響がよいね。水辺に浮かぶ頭は犬神家のようなアイコン。最後若干長い

不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

3.8

ポリプテルスって知ってる?
ダンスシーンが良かった。濱竜のいつものメンバーがちょこちょこ出ている。

暗殺の森(1970年製作の映画)

4.0

最初のシーンで映るベッドの模様が新宿の目にしか見えない。
体制の崩壊の描き方。黒髪と金髪で対比される女性たち。

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

3.6

石坂浩二も髪が長くてぼーっとしているので好きですね。
市川崑のカットはめちゃくちゃ癖になる。台詞を言ってない人の反応をパッと映すのが堪らなく良い。

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.7

カメラがいきなり極度な傍観者に切り替わるのがとても良き。

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.6

打ち上げ花火のオマージュシーンがとても良い。

邂逅シーンに、現在を重ねてしまった。

血は渇いてる(1960年製作の映画)

3.6

やりすぎ生命保険会社。死に意味をもたされたくないね。

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.9

健さんがJR東海とばっちばちになるお話。途中の、決めなければいけないところをことごとく外すJR東海職員に一抹の不安を感じつつも、ラストシーンはとても良い。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.2

都市と地方、自然と人間の対立関係だった。
怪我した動物や、男手一つで子供を育てる父親像、まさしく北の国からであり、村人の中に笠智衆や大滝秀治、田中邦衛を探してしまった。

生活の設計(1933年製作の映画)

4.2

悩ましいよな、恋は。紳士協定など破ってなんぼだということはビバリーヒルズ青春白書から学んでいた。

何食わぬ顔(2003年製作の映画)

4.0

濱口竜介が「いじめてそうな顔」といじられている。親密さの原型があった。

ユンボギの日記(1965年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーの大島渚は天才だと思う。1995年以降の村上春樹作品を読んだ感想に似たものを感じた。

駅馬車(1939年製作の映画)

4.6

とてもよい。アパッチの疾走感ももちろんいいけど、ラストの歩きで生を感じさせる、逆レオンも好きです

蛇の道(1998年製作の映画)

4.0

哀川翔の数学講義のシーン、わたしが塾講師してるときに解法が分かってない時にやる説明だった。
監督がなぜか最近イギリスで注目されている。洞口依子のドレミファ娘を怪訝な顔でイギリス人が観ていたらしいヨ。

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

4.3

戦地をくぐり抜け、再会を遂げたお友達からおすすめされた一本。つけ髭トリックかわいい。

あこがれ(1958年製作の映画)

3.8

サドルの匂いを嗅ぐ少年に、憧れの先輩のタブリエの匂いを嗅ぎに行った同級生を重ねた

アントワーヌとコレット/二十歳の恋(1962年製作の映画)

4.3

続編。役者の成長とともに、役柄の成長がみられる続編が好きだ、北の国からしかり。

あ・うん(1989年製作の映画)

4.0

富田靖子が白塗りじゃない。高倉健っぽくなかった。庶民っぽい高倉健。神楽坂の雰囲気が本質的には変わっていなくってよかった。