ねずみさんの映画レビュー・感想・評価

ねずみ

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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

1.0

魔法薬作りがグロくてその魔法というのも私怨の嫌がらせだのの依頼ばかりで規模が小さいのが面白かった。

しかしこのレベルの作品でスタジオジブリの看板使えるとは血縁関係のコネって最強だな

クランプス 魔物の儀式(2015年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

安定のトニコレット、正体不明の魔物の勢いのよさと緊迫感、嫌すぎる親戚との籠城、と面白い要素満載の前半。
世界観バラバラのモンスターたちがやっと片づいたと思ったら、人間サイズの仮装集団が部屋にぎゅうづめ
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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.5

組織暴力団の一員が登場したと思ったらまさかの県警の人、というオープニングにがっちり掴まれた。
作品のwikipediaによると「組織暴力とはヤクザと、ヤクザと癒着する警察の連合を示す」らしい。
こうし
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プラトーン(1986年製作の映画)

3.5

予想外の苦戦に加え、自国民からも支持されない戦争なんてアメリカにとって悪夢だったろうな。
この手の映画がアメリカ自身から次々とでてきたこともすごい

草原の野獣(1958年製作の映画)

4.0

後味わる〜
差別という社会的な問題に父子関係の複雑さがうまくからみあい良い映画だった

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とにかく意味がわからないので監督本人による解説モードにしてみたら今度は妙に納得できた。
場面ごとの意図するところは興味深く、撮影裏話しもぶっとんでいてとても面白い。

それにしてもこの世の俗悪をよくこ
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ペトルーニャに祝福を(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

十字架ひとつに必 死 だ なって感じだけども、それがあらゆるものをあぶり出していった。

川ではとっさに「彼女へ渡しなさい」とみなに諭した司祭が本部の進言で一転、とり返しにやってくるなんて、本心から出
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.0

ヤクザ映画はこういうのが観たかった!面白いツボをよく押さえてる
妻と女性警官の見分けがつかなくて途中まで同一人物と勘違いしてた笑

ペルセポリス(2007年製作の映画)

4.0

イラン革命でゆれる市井の人々が生き生きと描かれていた。
これはそこに生まれたことにより人生を翻弄される女性の物語だが
面白いのは主人公の若者ゆえの短絡さ、人としての汚ささえさらけ出してめいいっぱいの青
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.0

宮中は浮世離れして相当不気味だし女性たちの描写もゲスくて引いた反面、興味津々で観てしまった。
私は史実に疎くどこまで改変されているかしらないが、そもそも英語で撮っている姿勢からして欧米大衆向けメロドラ
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とっととくたばれ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大ざっぱに括るとネトフリの『みんな死んだ』なんかが同ジャンルなのかなあ。前情報なしだったのでなかなか刺激的だった。
主人公をはじめ人間があまりにしぶとくて途中からまじで「誰でもいいからとっととくたばれ
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.0

大名の引っ越しか〜地味そうだ〜と思ったけど見てみたら、この時代特有の制度と人間関係を知れたり謀略があったりと意外と作り込まれていた

陽気なのはいいけど歌が多すぎたかな

主人公の変な髪型が気になり始
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チェイサー(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

(なんか全然当たらないけど)散弾銃?こえーーー
敵は終盤からとうとう銃を撃ちまくるが、彼女は“隣人”の銃を奪うチャンスが巡ってきてもシャベルを選択するのだった
いや普通のお母さんがいきなり扱えるもんで
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ミュージックボックス(1989年製作の映画)

4.0

訴状を受けとり本題に入るのが映画始まってわりとすぐだったり、とにかく話しがはやい
センチメンタルな場面をダラダラ長引かせたりせず見やすかった
あの可愛い孫の信頼するお祖父さんがはたして有罪なのか、証言
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.0

そういえば『評決のとき』は名作だった...

感情としても制度としても不平等を温存したいなかでの陪審員裁判とは果たして公平なのか
撃ち殺していい鳥といけない鳥がいるんだよ、とほかでもない弁護士が語るの
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

4.5

逆によくあれだけ助かったなってくらいの大事故

石油掘削作業という専門的なテーマではあるけど
時系列にそって進む整然としたつくりで、観客がついてこられるよう随所でよく工夫されていた。
まず最初に生意気
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白鯨(1956年製作の映画)

3.0

当時の画質の悪さが良い作用になってるのかクジラが自然で迫力あった
いやあ人間の無力さよ

馬上の二人(1961年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ウェイターのとぼけた会話で始まりボケ倒しからのシリアスな展開には驚いたが、そんなコミカルさもうまいこと噛み合っていい緩急になっていた
馬上の二人+ぽっちゃり兵士でお笑いトリオなのよ

金儲け主義の飄々
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