Binchoisさんの映画レビュー・感想・評価

Binchois

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無名(2023年製作の映画)

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トニー兄貴が普通話しゃべってるのがムズムズする~。「梁朝伟」と簡体字表記されているのすら痒い。
時系列がバラバラなうえ、話が難解すぎる。大戦末期の中国史を理解していないと、何がなんだかさっぱり分からん
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燈火(ネオン)は消えず/消えゆく燈火(2022年製作の映画)

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シルヴィア姐さんが広東語しゃべってる。
ネオンサインといえば、かつては望郷者にとっての薄汚い都会の象徴だったが、今や風前の灯火。確かに5年前に香港に行った時も、ネオンサインを見た記憶がない。時の流れは
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

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『花束みたいな恋をした』のパラレルワールド?「もしも八谷絹が双極性障害だったら」。
『ほかげ』に引き続き、このポテンシャルあっての福来スズ子だということがよく分かる。趣里ちゃんのポテンシャルは身体表現
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貴公子(2023年製作の映画)

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韓国ノワールにはギャグとか求めていないので、貴公子くんのお茶目さは加点要素にならなかった。北野映画のような乾いた笑いなら適宜挟んでもらうといいのだが、ここまでしつこいのは要らない。
韓国人の買春によっ
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

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”きみに逢えなくて 夢中で生きたら ぼくは前より なくしてばかりいる”

公開初日に臨む。鉄オタホイホイな題材なのに、なぜか周りは若い女性ばかり。訝しんでいたら、なるほど道枝くんが出ているのか。
台湾
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我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)

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文字通りに暴力的な面白さ。『パラサイト』のような迫力のある面白さだ。
暴力で暴力を制し、陰惨が極まってむしろ笑ってしまう。
でも最後はほろりと泣かせて終わる。着地がうますぎる。
Netflix限定配信
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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アシリパ杏奈ちゃん可愛い。ヒンナヒンナ。終始緊張した面持ちだが、食い物がからんだ時にリスみたいなあどけなさが出るのポイント高い。これ何の話でしたっけ?
最期に続編のトレーラーのような映像があったが、映
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ねらわれた学園(1981年製作の映画)

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『花筐』が公開されたのは2017年たが、大林監督はその40年以上前から檀一雄原作の映像化を構想していたそうだ。
本作を観て驚いた。『花筐』のモチーフが、そこかしこに散りばめられているからだ。
生意気で
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

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夢の中の夢と呼ぶには、あまりにシビアだ。苦悩に満ちた最期であっても、確かに美しい瞬間は現れた。しかし、そのことを以て手放しで生を肯定できるかというと、そうでもないんじゃない?とこの映画は囁いているよう>>続きを読む

一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

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週刊文春で、阿川佐和子と前田敦子の対談を読んだ。本作が三島監督の性被害の実体験をもとにしていること、監督と前田敦子の間に演出を超える交流があったことが書かれていた。
傷口を掘り返すような、痛みに満ちた
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

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全映画館に年一回『ストップ・メイキング・センス』と『アメリカン・ユートピア』の上映を義務付ける法律を制定してほしい。
初IMAX。想像以上の臨場感だった。低音が身体を震わせる(物理的に)。ティナちゃん
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

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福原遥ちゃんの制服姿もそろそろ見納めか。わざわざ原作読んで予習して臨んだぞ。
この原作小説がなかなか良く出来ていた。よくある特攻礼讃ものかと思いきや真逆。現代の少女の価値観をストレートにぶつけることで
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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毒の強い映像でホイホイと引き寄せて、深淵な境地に至らせて帰す。『スワロウ』みたいやな。
「なんでみんなずっと"コレ"をしていないの?」に苦笑。その通りだよなあ。3日間だけ抑制をゼロにして過ごしてみたい
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

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ウリ・アパトゥ以外全部壊滅。シビアな住宅事情をネタにした韓国映画はだいたい面白い。
アパート内では賃貸か持ち家かで、対外的にはアパートの立地条件によって、階級意識がナチュラルに形成される。あんな会話が
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ほかげ(2023年製作の映画)

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こんな不穏な川の字があってたまるか。
趣里ちゃんの演技をまともに見たのは『ブギウギ』くらいしかないが、このポテンシャルあっての福来スズ子だということがよく分かる。
ってか最近子役の演技力のインフレが凄
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怪物(2023年製作の映画)

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パリの映画館にて鑑賞。やはり向こうでは是枝監督が人気らしく、街中いたる所で本作のポスターを見かけた。
「時間とウンコ」の場面で、オバチャンが一人だけ爆笑していた。海外の映画館に入るのは面白い。

現実
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中島みゆき 劇場版 夜会の軌跡 1989~2002(2023年製作の映画)

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これで何本目かという劇場版中島みゆき。特別鑑賞料金はついに3000円台に突入。ヤマハさん強気すぎない?映画始まっていきなり瀬尾Pが登場するのは笑った。
本作は、2003年に発売されたDVD『夜会の軌跡
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福田村事件(2023年製作の映画)

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ジャニーズの性被害問題の報道が加熱するにつれ、僕の胸中には敗北感が滲んでいった。具体的に何かできたわけではない。でも、知っていたのに、芸能界なんてそんなもんだと落とし込んでいた。そこには蔑視があった。>>続きを読む

インファナル・アフェアIII 終極無間 4K(2003年製作の映画)

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チャカぶっ放す香港マフィアよりも、公安の黎明兄貴の方が100倍恐ろしい。
Part1と同時期に、とんでもない喰わせ者のヨン様が暗躍していたとなると、Part1で些かも出てこなかったのが不自然に見えてし
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インファナル・アフェアII 無間序曲 4K(2003年製作の映画)

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Part1の盛り上がりからして、これは続編も期待できると思いきや、梁朝偉は出ないんかい!
このシリーズはトニー兄貴が居ないことには始まらない。実質はPart2というよりもスピンオフだ。
Part3の理
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インファナル・アフェア 4K(2002年製作の映画)

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梁朝偉兄貴が好きすぎることがわかった。もはや抱かれたい。口角の曲がり方が、セクシー。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

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事実上、『茜色に焼かれる』の続編である。この家族のシンボルカラーが赤色であるのは、前作からのつながりを連想させる。
石井監督作品はセリフ回しにクセがあり、日常会話としては輪郭の立ちすぎる言葉が繰り出さ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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職業婦人の浜辺美波ちゃんが可愛すぎて吹いた。正真正銘の東宝女優である。
屍人荘の殺人、らんまんに続く、神木×美波のコンビは相性抜群である。

ゴジラの造形はかなりしっかりしている。しかし、その他がだい
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

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3時間20分、途中休憩なし。膀胱が破裂しそうになった。
倍速再生できるものならしてみろ、という作品。いや、倍速再生に眉をひそめていても、そもそも映像作品というものは「切り取り」の恣意性から逃れられない
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連合艦隊(1981年製作の映画)

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戦艦大和ってこんな下らない理由で沈んだのか。この史実は全然讃美なんかできない。あの戦争に多様な側面と解釈があるとしても、より描くべきはやはり愚かさの方だろう。
お偉方ばかりでなく、戦局に翻弄される市井
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Love Will Tear Us Apart(2023年製作の映画)

1.0

B級スプラッターならそうだと表示してくれないと困るよ。
クボサユちゃん主演なので行くしかなかったが、ここまで目も当てられない映画は久々だ。あらゆるショットが、グロいからではなく恥ずかしくて正視に堪えず
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ほつれる(2023年製作の映画)

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ほつれるも何も、綿はまだ紡がれてすらいなかったのでは?別に何も瓦解してる感じしないんだよなあ。
門脇麦子、じゃなくて綿子は人格に問題を有するものの、目も当てられないほどのサイコパスではない。現に染谷と
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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僕は誤解していた、エドワード・ヤンでもちゃんと面白いじゃん!「台湾ニューシネマ」という括りは先入観をもたらす虞があるので、考えものだ。
乳、じゃなくてチチちゃん可愛い。20余年後に『郊遊』で虚無オバチ
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さんかく(2010年製作の映画)

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「彼女の妹」とはAVの古典的なシチュエーションだが、そこには無数の田畑智子が居たってことを忘れちゃいけないんだよなあ(?)
依存するのは本当によくないことで、タチが悪いのは依存される側も依存されること
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