なんてパワーでハードボイルド。THING、結構アホで愛らしい。火炎放射器とダイナマイトが最強。vs未知の生命体はとりま熱でゴリ押せという教訓
観終わった瞬間に前列に座ってた(恐らく映像系の学校に通っている)学生さん達が、前半と後半で撮り方がどうだカメラの使い分けがどうだって絶賛し始めて、「ふう〜ん」となりました
「こんなふうに生きていけたなら」とは真逆。人は変われると希望をくれてありがとうだけど、らしさを失って社会に迎合してまで生きる価値なんてないよな三上。笑って死ねたなら素晴らしき世界って言えるかな、あまり>>続きを読む
あまりにも飾りのない、恥じらいのない、知らないふりのできない、人の底。キツい重い苦しい、石を投げられすぎてボロボロの身体。今にも暴れ出して、全てを放り投げたくなる衝動。それでも反射光の虹色に微笑みを見>>続きを読む
もっとシニカルでセンセーショナルなものを期待していただけに、ひたすらな渋さに少し拍子抜け。時代劇の良し悪しを語るにはあまりにも未熟、ただ音楽はすごくいい。顔のでかいおじさんが小物に見えてしまう時、少し>>続きを読む
映像(風景)と音楽の対話、独特なリズム感と絶妙な間合いで表現される自由詩。ここまで完成された、堂々としたリアルと優しさは毒にも薬にもなる。悪は存在する。それは確かにそこに在る。それを誰の視点で捉えて、>>続きを読む
スタンドバイミーよりも蒸し暑い、なるほどこれは転落の夏。大人を舐めるなよ、子供を舐めるなよ、つまり人様をあまり舐めるなよってこと。マリアビートルの王子を思い出した
北欧映画特有の、視覚的に直接訴えかける哀愁。どれだけ身体を、精神を磨き上げても、ゴッドが創りあげた自然を前に、それが前提の背景になってしまうほど、人はあまりにも無力だね
巫女の神子と援護という名のテロ行為がハイライト。ただそんなことよりも後ろに座ってたガキどもが不愉快で不愉快で
道ゆく青年一人一人に強い思想があって、政治的意識があって、革命の匂いがあって。坂本龍一の『音楽は自由にする』を読んでも感じた、この時代の青さと力強さ。今じゃ言葉は何の意味も持たないし、そこらに落ちてる>>続きを読む
狂気を正当化するためのジャズではないけど、ウィップラッシュを許容するためのラストではないけど、この音が持つ熱を真正面から受け止められないほど冷めた人間にはなりたくないね
この映画がメタならまだまだ。不健康な芸術を憂う感性は捨てたくないけど、有限不実行なまま老害に成り果ててしまったらこの地獄に貢献しちゃうだけ。ギャラガー兄弟や綾斗に学ぶ精神性
愛のために何百万人を犠牲にしてもいいけど、何百万人のためにニャンコを犠牲にするなよ
高次元でブレイクダンスして風に舞う葉っぱとセッションして、まだソウルだったあの頃の身軽さを、自由さを忘れないで
こんな嫌味な映り方しちゃうと、夏が来るのも憂鬱になっちゃうね。守ってもらうほど弱くないし強くない、そこにいる市子が全部違って、全然悪魔じゃない人間。生まれた時から詰んでるの、みんながジョーカーになんて>>続きを読む
教会の威信をかけた一世一代の対立煽り。ドッグマンがみたら発狂するだろうな。画の作りにこだわりが感じられたし、ホラー映画らしからぬ熱量もあって面白かった。ネル・タイガー・フリー名前良すぎ
この先もう二度と会うことはないであろう人たち、に受けた影響、与えた影響。カタコトの日本語ってどうしてこんなに愛おしいんだろう。ノルウェーエジプトニュージーランド、旅したい国はたくさんあるけど、やっぱり>>続きを読む
Lv.1のゴーストワールドみたいな。金言を待ってる間は成長も止まっちゃう。一旦は衝動のままに突き進んで、そこで壊しちゃいけないものに気づけたら、本当のスウィートモンスターになれるのかも
救うことはできないけど、救われることならできる。ただそれだけ。誰かのためになんて、勘違いしちゃダメ。自己満足に生きて、その結果に何を見るか、豊かさに直結する光を見つけられるか
フィジカルで精神には勝てない。魂にアイアンクローは効かない。呪いなんて都合の良い言葉で片付けて、苦しみから目を逸らしてはいけない。ケビンの生き様が、天国の兄弟たちにも届いていなくてはならない
愛の不理解、純粋な知的好奇心、サンドウィッチで傷つけられる自尊心、悲劇の引き金が目に見えるものじゃなきゃ、いつまでも誰もかも気づかない人の業。誰が加害者で誰が被害者ということもなく、これでトントンなん>>続きを読む