なーさんの映画レビュー・感想・評価

なー

なー

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.8

ここにきて怒涛のポアロ
いいぞやれやれもっと作ってしまえ!

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

ケネス・ブラナーの経験をもとに紡がれるベルファストという一つの家族の物語

家族と地域の人たちの愛を受けて育ったバディの生活を紛争が分断
子どもが理解するには難しい問題だけど、確実に暴力の陰が一家にも
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アニー・イン・ザ・ターミナル(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の告解シーンがタランティーノっぽくて期待、実際長めの会話シーンも多かった(フ○ッキンはあんま言ってなかった)

主役を演じたマーゴット・ロビーが立ち上げた会社による制作
架空の世界の"ターミナル"
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

完結編だと思って無かった
あれ?5まで作るんじゃなかったっけ?なってびっくり
プロモーションも完結編感出してなかったと思われるけど、バレリーナがある影響かな

・大阪コンチネンタルのビジュと"初志貫徹
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

3.8

色々あるんだけどさ...タイトルになってる3時10分の決断がかっこ良すぎるのよ
非道なクソ野郎だけど色気バツグンで、命よりも名誉に懸けるような男には俺は優しいぜっていうまさしく映画版ジャイアン(ちょっ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

特撮モノでいうと
ゴジラ→ウルトラマン→仮面ライダーで来てるシン・シリーズ
どんどん原作のインスパイアが強くなっていってるのが興味深い
特に今作はどこか懐かしい演技をさせ、仮面を被っている時の声を、あ
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.0

齢80を過ぎても精力的に作品に取り組み続けるハイパーバイタリティおじいちゃん、スコセッシの新作が公開されるとのことでまだ観ていなかった今作を手に取った次第
ともすれば冗長になりがちなマフィアの半生を抜
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.8

男にすがって生きてた"アナ"が逞しく男たちを手玉に取り自由を獲得する
二人を前に愛してるって言ってのける姿が痛快すぎる
『ルーシー』の時もそうなんだけど、主人公の女の子が満足してるならそれでいいのよ

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.2

内に秘めたる本能に抗えず、社会の外に放り出された少年少女の純愛の物語
真っ白なセーターを血で汚し、這いつくばり人を食す姿に最初はドン引きしたけど、なるほど、この描写こそが彼らの抑えることの出来ない衝動
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.2

古代から陰で人類を支えてきたエターナルズ
MCUはガーディアンズシリーズがすごく好きなんだけど、この作品はそれに匹敵するほどハマった
一人一人が個性的で強力な能力を有してて、ぶつかり合いながらも互いを
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.5

大人気小説家で考古学者の女性が、小説のテーマに据えた幻の島が実在してて、ぶっ飛んだ富豪の策略に巻き込まれるっていうコメディ作品

見所はブラピです

イノセンス(2004年製作の映画)

4.0

攻殻機動隊らしく、難解で煙にまくような台詞回しと不気味な世界観が同化した作品
バトーがワンコの手を握ってバイバイしてるとこでキュン死した

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.0

ビルを殺すための映画、キル・ビル
タラちゃんの日本映画の偏愛っぷりがすごい

なんて言ったって料亭での大立ち回りが最高
「マダ命ガアル者、ソレハ持ッテ帰ルガイイ。タダシ、無クシタ手足ハ置イテッテモラウ
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

たしか「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を見た時かな
その時初めてマーゴット・ロビーを知って
お人形さんみたいに可愛い人だなって思ってたら本当に人形役をやってました
可愛らしい世界観と複
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アウトサイダー(2018年製作の映画)

3.2

アウトローのアウトサイダー

ネトフリが日本の視聴者層を意識しつつ、マフィアものの新規市場としてヤクザにフォーカスを当てたんでしょう
なかなかブラック・レインのようにはいかないもの

思ったよりは欧米
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.3

ガーディアンズのフィナーレはロケットの物語
時々差し込まれるロケットの過去編で涙、
ガーディアンズの掛け合いで笑い、
イケてるアクションでガッツポーズ
やっぱりMCUで一番大好きなシリーズはガーディア
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

ある程度の田舎で育ち都会に出てきた人間と、それ以外とでは感じ方がまるで違う作品に思う。
前者の自分にとっては既視感のある地獄が広がっていて、途中で観るのをやめようかと思うほど辛かった。
コルムの絶望感
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君と一緒に過ごした夏(2022年製作の映画)

4.0

夏×青春は勝利の方程式
一夏に一回はこんなティーンパワーを補給しないと
コルビーの人たちみんな良いやつじゃん
ピュアっピュアのオーデンが可愛すぎる
素直ってやっぱり大事なんだよなー
自分の変えなきゃっ
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.5

これまで築き上げた物を一夜をきっかけに失った男

死刑には反対だ
冤罪が混じるリスクがあるから

そう主張する自らが死刑になるも、実は冤罪でした
どうだ見たか、俺の主張は正しかっただろう

...いや
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.0

イロモノかな?って思って見始めたら全然
想像以上に世界観が作り込まれてて、展開も想像を超えてくる
四面楚歌のシチュエーションにトムはまさしく水を得た魚だよなあ
少し前に観たから細かい部分は忘れちゃった
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ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

3.5

なんかやったらオススメに出てくるから観てみたら、まぁ予想通り笑
ちゃんと相棒の嫁抱いてるあたりまで脳筋で、マジな話これがあるのと無いのとで、自分の中でのこの作品の評価が全然違った
やっぱやるならここま
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.3

こーれは面白い!
文句なしでしょこんなん
イケてて、オシャレで、ユーモア効いてて、キャラが立ってる
エンタメ界にガイ・リッチーありと言わんばかりの作品

スリーパーズ(1996年製作の映画)

4.0

一度の過ちから心に深い傷を負った元少年たちの復讐
デ・ニーロとケヴィン・ベーコンの演技がキレ過ぎてるので、それだけでも見応え十分
自分は彼らが大人になっても苦しみを振り解けない姿や互いへの友情に惹かれ
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

4.0

今作も当たり作
長回し風の、文字通りノンストップアクションは健在で、クールなクリス・ヘムズワースが筋肉振り回して大暴れ
"守る"ことはハンデでありながら、タイラーにとっては強さの源
次も命懸けの奪還期
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

昨今のヒーロー映画を語る上でが欠かせない"マルチバース"
MCUに追随する形でDCも過去作品とのコラボを取り入れた今作
個人的には大変遺憾であります

フラッシュが高速で移動し過ぎた結果時間を遡り、過
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ある用務員(2020年製作の映画)

3.5

ハードボイルドテイストの作品
ちょーっとすべり気味だったかな?
冴えないサラリーン風の男が、ヤクザの息子らしく実は残忍であるってギャップは面白くも、不意打ちでぶっ放したあたりがピークだったのは残念
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タイムリープに青春の爽やかさと切ない別れを閉じ込めた一作。
一瞬一瞬が奇跡なんていかにも嘘くさそうな言葉が、この作品にかかれば強い説得力を持つ。
マークが人を想うことを学ぶ日でありながら、実はマーガレ
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.8

「国岡」や「ベイビー」を先に観た身としては、ん?っと引っかかるキャラクターはいて
、でもまぁ皆殺し系のホラーに挑んだんかなと思ったらやっぱりそっちかい!
「黄龍」先に観る方がこの超展開に驚いて良かった
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

冒頭のやり取りとモーテルで繰り広げられる悲劇
自己紹介もなしに謎に名前を呼びあえる違和感
この点と点が繋がる展開に、やられたなるほど!って、なるのに...お前かー!!

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.3

愛に恵まれて育った者に等しく訪れる、死の喪失感
生家に戻った母が家を去った後、森の奥で出会ったのは自分とそっくりの少女
大人たちには分からない、子どもたちの友情が育まれる短い時間が母としての強さをとり
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マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.5

ダコタ・ファニングが子役として輝きまくっていたころ
デンゼル・ワシントンは人を寄せ付けないキャラクターを演じるのが本当に上手い
酒浸りのボディガードが保護対象との交流を通じて心を取り戻していく、王道ス
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.2

未解決に終わった凄惨な事件というのはどの国にもあって
今もどこかで犯人は何食わぬ顔で生きている...心に潜む闇を取り繕いながら

どうしてこんなことをしたのか
どうして突如辞めて社会に溶け込み消えたの
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.8

第二期公開時期決定
やったね!
進撃の巨人やチェンソーマンみたいな、少しダークでキャラクターを容赦なく消していく作品が好き
後戻りできなくて、密度濃くグングン物語が進む方が間延びしなくて面白さが詰まっ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

原作が伊坂幸太郎で日本の新幹線を舞台にしているため、ゴリゴリプロモーションされてた作品
日本人からしたらどこやねんここ感
アジアンカルチャーをごっちゃごちゃにしててる感じがタランティーノっぽくて、ちょ
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