なをさんの映画レビュー・感想・評価

なを

なを

終末の探偵(2022年製作の映画)

3.3

サクッと見れる長さで良かった。
北村有起哉いいな、やっぱり。
小さいグループ同士の抗争やら、中華系やら、違法難民やら詰め込みで疲れるけど。
殴り合いにさして興味はないので、シーン長く感じた。

エターナル・ドーター(2022年製作の映画)

3.4

ティルダ・スウィントン観たさで鑑賞。
霧深い森にあるホテルに来る母子。 
ひたすらに二人の会話、思い出。 
終始感じる違和感。 
そういうことなのよ。
よくあるといえばよくある。

ホテルの建物が壁紙
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私がやりました(2023年製作の映画)

3.5

テンポ良く、コミカルな犯罪劇。
殺人を上手く利用して、それぞれが自分の欲しいものを手に入れる。
イザベル・ユペールが出てくると、やっぱり彼女がもっていくなあ。

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.6

中盤迄がイマイチ。
画面と曲がごちゃごちゃしていて、入り込めず。コミカルさが上手くいっていない感じ。
後半から二人の関係、公爵の絡み等面白くなった。歌も惹かれる。
ラストが切ない…

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.2

ひたすらに高齢者の辛い話。
とはいえ、これは現実でもある。

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

名曲揃い。
王道だけど、いつ観ても良いなぁ。
サイレントからトーキーへ移る時代の試行錯誤が面白い。
夢があってわくわく出来る。

湯道(2023年製作の映画)

3.7

銭湯って意外と周りになくて行ったことがなかったけど、面白そうだと思った。
個人的には小日向さんの家族が、ちゃんとお父さんの為に檜風呂用意してくれていたのが嬉しかった。
しかし、湯道、奥が深い。。

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.6

力は次の人に引き継がれた。

結構面白かった。ビバリウムも好きだったから、向いてるのかも。
なんとなく話は読めるけど、ぞわぞわする。
最後に残る幸運の赤いパンプスの足がいい。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

原作未読。
コミカルたけど、ヤクザと中学生のほんわかした交流にちょっとほっこり。
とはいえ、ヤクザなんだけどね。
あんな優しい集団いないだろうけど。
綾野剛のヤクザ役は相変わらずぴったりだし、北村一輝
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アンナと王様(1999年製作の映画)

3.5

王様と私のミュージカルを観た後の鑑賞。
後半大分話が違うんだなぁ。
これはこれで好き。
つい泣いてしまう。
美しいものを緩やかな気持ちで観た。

法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.4

杉咲花の狂い方が流石だった。
個人的に永瀬廉のぼそっとした喋り方があまり得意じゃない。
面白くなくはないけど、ちょっと非現実的なゲームとか、入り込めなかった感。

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

大して面白くなかったし、最後みんなでまた舞台やって前に進んでる的な終わり方も好きじゃない。
演者もうーんといった感じ、、

Winny(2023年製作の映画)

4.0

Winny事件という名前位の知識で観たけど、考えさせられる内容だった。
日本で技術者が育つのはなかなか難しいんだろうな。
裁判でとうとう無罪になっても、あっという間に亡くなってしまうなんて、運命は残酷
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.5

エスパー的な要素が強いけど、面白かった。
シャイニングが好きだったから、前作のキャラたちが所々出てきたりするのはわくわくするし。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

前半全く入り込めず諦め展開だったけど、後半面白くなった。
そういうことね、と。
台詞がくさいなぁと思うところもあるけど、久々のアニメ映画楽しめた。
ただ、あんなに廃墟あるか?とか、方言に違和感とか、そ
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.6

設定が面白い。パートナーが見つからないと動物になるなんて、独身者つら。。

ホテルにいる間の奇妙な集まりや人間関係が面白くて良かった。森の中に逃げてから画ちょっとまったりしてたけど。

ラストのはっき
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正欲(2023年製作の映画)

3.5

新垣結衣の役の立ち場に親近感。
結婚しなくたっていいし、出産が女の幸せとか考えてる奴等が一番嫌い。
生きづらい世の中だなぁ。

しかし、YouTubeに傾倒する母親やだな。

全体的にふわふわとした映
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キャビン(2011年製作の映画)

3.0

ホラーの寄せ集め感で、流し見にちょうどいい。
ホラーなのかカルトなのか神話なのか、よく分からない話。

春画先生(2023年製作の映画)

3.6

春画の面白さから入り、斜め上で終わった。
面白かったんだけど、もうちょっと春画自体の研究部分とか見たかったなぁ。

柄本佑のパンツはたしかに強烈。。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

裏切らない二作目。ゾクゾクした。。
皇帝、ハルコンネンとの闘いはぐっと引き込まれる。
ポールの血筋もはっきりして、頂点に君臨するのね。はよ続き観たい。
チャニとの蜜月が長く続かないのも切ない。

シー
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.0

最初は結構面白いかと思っていたんだけど、後半の印象が薄い。。
終わり方も呆気ないし、音楽もしっくり来なかった。
盛り上がりにかける。
よく分からない映画だったな。

宮松と山下(2022年製作の映画)

3.8

ゾワゾワきた。静かだけど、ずんとくる。
どこまでが現実でどこからが芝居の世界なのか。
周りを含め、惑わされる。

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

PC上に映るものだけで作品になっているのは斬新。だけど違和感なく入り込める。
こういう事実際にあり得るんだろうな。
親の前の姿と本当の自分は別。裏の顔というとあれだけど。
ラストが悲劇でなくて良かった
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市子(2023年製作の映画)

4.0

戸籍の無い子供。彼女の境遇が只々辛い。
そんな状態で育つ中で、端々に見える悪魔のような面。
よく杉咲花が演じていて、引き込まれた。
本当に上手いなぁと思う。

恋人がいい人過ぎるというか何というか。結
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怪物(2023年製作の映画)

3.6

人は誰でも怪物を抱えている。
それでも子供達の最後のシーンの煌めきが良かった。

ゲーム(1997年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

じゃーん!サプライズ〜!
みたいな感じで言われても、酷いと思ってしまう…トラウマだわ。誰も信じられなくなる。

個人的には、セブンのように最後まで胸糞悪い終わり方の方が好きだな。

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.7

怖い。。凄く静かだから余計に能力が怖いし残酷。
能力の暴走とそれを止める戦い。あの子どもたちの演技上手いなぁ。。

福田村事件(2023年製作の映画)

3.8

強烈な作品だった。これが実際の事件なんだからなぁ。。
決めつけや同調、人が一気に襲ってくる恐怖。
差別のない社会をとか言っていても、今でも様々な差別はあるし、田舎では部落とか同和だと言って差別していた
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Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

3.3

殺人鬼の子は殺人鬼。
結局、もやっとした終わり方。
ブルックスの二面性とかどうして殺すようになったのかとか、イマイチわからないまま、ただ殺人する。
という感じ。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.8

良かった。ダンブルドアの過去。グリンデルバルトとの関係性。
何ともいえない孤独感。
ラストのクリーデンス良かった。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ヨルゴス・ランティモスらしさ全開。
美しく不気味な映像と特徴的音楽。最高。
エマ・ストーンは兎に角素晴らしい。
子供の知能から大人になっていく様が凄く上手く表現されていて。ちー!とか言ってもらしてたの
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アイリーンが只管に哀れ。自分で金稼ぐために結婚したんだけども。
最後の雪の中、義母を背負って歩く姿は切ない。
岩男とアイリーン、殺人で一気に燃え上がったけど、それは一時のこと。
岩男の助平っぷりは流石
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.5

名作。学生時代に観て、スカーレットの美しさとレット・バトラーの格好良さに浸った記憶。
長いけど、その長さを感じさせない位に面白い。
南北戦争中、波乱万丈で力強い生き方。
最後の最後にレットへの愛に気付
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

3.8

二作目。トム・リドルが出てきたりと今後につながっていく作品。
ロックハートウザいなぁ(笑)。

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.7

ノートルダムはちょっと大人な話だなぁと子供の頃思っていた。
エスメラルダは美しい。フロローが変質者並の表情。。
歌がやっぱり良い。吹き替えでもどちらも好き。
テーマ曲のような、道化が歌うノートルダムの
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.9

絶妙。
夫と不倫相手の間に立つ主人公の気持ちの不安定さ。
静かだけど、リアルだなぁ。
何不自由なく暮らしていても、あの理詰めな夫は苦手。