nanamontaさんの映画レビュー・感想・評価

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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.3

世界中が12秒停電したときに事故に遭って、そしたらビートルズのいない世界になってて。主人公は売れないミュージシャン、ビートルズの曲歌って一躍時の人に。

と、なんか設定面白そうと思って観てみたけど、最
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.3

ツッコミどころが多過ぎて逆に面白い。
乗ってる電車をゴジラに持ち上げられて垂直になっても電車にくっついて落ちない浜辺美波。体に磁石でも仕込んでんのか。落ちた!と思ったらスチャっと手すりに掴まりプランプ
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燃えよデブゴン(1980年製作の映画)

3.4

私の人生がサモハンキンポーと交差したのはただ一点においてのみであった。

少しマセた人が集まる隣の小学校。
その横の公園にはカップルの名前が彫られてあるベンチがあった。それをなぜかわざわざ友達と見に行
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花嫁のパパ(1991年製作の映画)

3.3

前半のパパが娘の結婚を反対するコメディ展開がちょっとくどく感じて、意外性もなかった。
逆に後半はパパがだいぶ身を引いていたので、哀愁漂ってました。105分という短さが良し。

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.9

アメリカ人が映画の中でこんなに優しかったことは未だかつてないのでは。笑
この人、悪い人かな?と思ったらことごとくハズれ。みんな良い人なのに、すれ違いや誤算で映画的盛り上がりはちゃんとある稀有な作品。
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近松物語(1954年製作の映画)

4.5

脚本がめちゃくちゃ面白いし上手い!
近松門左衛門?白黒映画?テンポ遅いんでしょ、とか思ってたら全然違って。
おさんと与兵衛を取り巻く人間関係から、良くできた脚本だなぁと序盤から思わせてくれる。
さらに
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.8

タイトルのまんまの映画。非常にシンプルなストーリーなのに大人の理不尽さに振り回される可哀想な子供から目が離せない。
今日も昨日も同じ服を着て、踵は大きな穴が空いた靴下。みんな貧しくて、みんな生活するの
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.6

冒頭から緊張感のあるシーンが続き、あの日のことが鮮明に蘇る。大地震、大津波、そして原発事故。最悪の状況の中、原発を守ろうとした人たちを描いた本作。日本を代表する俳優がぞろぞろ出てきて、男たちが闘う姿。>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

3.6

傑作傑作!と意気込んで観たせいなのか、字幕がないと分からないくらいセリフが聞き取りづらいせいか、良作とは思うものの「思ったより」感が残ってしまった。

黒澤映画は字幕つけてほしい…

若草物語(1949年製作の映画)

3.9

みんな大好き若草物語。
ジョーだけだいぶ老けてる(実際32歳)けど軽やかな動きとハスキーボイスでジョーのキャラクターにぴったり。

49年版のジョーが髪の毛を切った後にお母さんが言うセリフ(特に翻訳)
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.4

この曲聴くと時計仕掛けオレンジの方を思い出してしまう。。それ抜きにしてもそんな好みじゃないんだよな〜。高評価だし名作なんだろうけど、、

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

むんずかしッ。笑
なんとなくそんな感じ!と気楽にとらえて分かろうとせずに観る。それがよい。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.9

中年の青春もトムクルーズが演じると許される。
彼女の娘にバレないように自宅で相引きするシーンは、若い男女が実家で親に隠れてイチャイチャしてるやつと同じ構図なわけで。
と、キムタクの上位互換みたいに思っ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

みんな大好きティモシー・シャラメ。
早く吸血鬼にでもなって血でも吸ってくれ。と思っていたら今やってる映画で人喰ってるらしいじゃ〜ん。ほらね、やっぱり同じこと考えてる人おるんや。と思ったら本作と同じ監督
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子猫をお願い(2001年製作の映画)

3.6

壊れかけている家に祖父母と住んでたジヨン役の子が江口のりこによく似てた。ぶっきらぼうな感じがハマってた。

仲良し5人組だった女子高校生が、卒業して社会に出たりプー太郎してたりと、それぞれの道の途中に
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.7

貴族と呼ぶに相応しい松濤にお住まいのお嬢様と、富山出身で必死に受験勉強して慶應入ったのに親の収入不足で大学中退を余儀なくされた地方女子が、一人の男を巡って対立するわけでもなく、手を取るわけでもなく、互>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.6

頭の中お花畑みたいな二人が恋をした。

サブカルには超詳しいけどあまりにも将来何も考えてないお気楽な二人。こんな大学生そんなにいるのか?彼とラブラブしてて就職説明会とかさぼって就活出遅れました~ってち
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

心優しいアーサーが世間から嫌われ運にも見放され極悪非道のジョーカーかくして誕生!という話として面白く見ていた最後にあのシーンですよ。混乱。

あんな風にジョーカーになってしまったのはこんな辛いことがあ
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グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

3.7

イタリアのマンマのイメージまんま。
完全版はやはりちょっと長く感じた。エンゾとマンマのキャラがラピュタに出てくる海賊たちに似てて可愛らしいのがよかった。

クルエラ(2021年製作の映画)

3.7

面白かったんですが、これあの冷酷なクルエラじゃなくね?とモヤモヤ。

101匹わんちゃんではダルメシアンの子犬を殺して毛皮にしようとしたクルエラなので、どんな感じで極悪非道になっていくのかと思いきや、
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

タイトル、ジャケットからもっと爽やかなやつを想像してたけど、だいぶ痛々しい感じでした。
テル子は好きになった人と対等に関係を築けないタイプの子。別に相手が上からってわけでもないのに、自ら下に下に降りて
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.4

友達を殺された刑事が、自分の管轄ではないビバリーヒルズにて、地元刑事たちと衝突しながらも犯人を捕まえるべく奮闘するおはなし。

犯人の追い詰めはシンプルな銃撃戦で、割とあっさりしてましたが、分かりやす
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.7

完璧だった前作トイ・ストーリー3。前作を上回ることはやはり無理があったが、なるほど、これなら続編として考えられるな、という感じ。
しかし、結局は頭で納得できても、前作のような共感・感動までは至らなかっ
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何だこの鬱映画は。。鑑賞後激落ちくんになったよ。
ソフィーの選択って、何だろ、と思いながらみて、ラストのアウシュビッツでの一幕で頭ゴーン。ジャケットでネタバレかよ!!!
映画史上最悪の二択でした。。
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.6

列車の中で知らない男に声を掛けられる。少し話をしたところで、お互いに殺したいほど憎い相手がいる、じゃあいっそ交換殺人しよう、そしたら動機がないからバレないし、と言われる。

のっけからサイコみあふれる
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.8

人生で大事なことは何か。目的を達成することや意味を見出すことではなく、ただ、いま生きているこの瞬間にたくさんの喜びがあること・感動があることを感じて生きること。

みたいなメッセージをビンビン感じすぎ
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

3.4

ケイト・ハドソンとアン・ハサウェイがW主演。
幼馴染の二人が子供の頃から夢見てあこがれたプラザホテルで結婚式をすることになったけど、プランナーのミスで同日にブッキングされる。お互いの結婚式に出られなく
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間違えられた男(1956年製作の映画)

3.1

強盗のそっくりさんに間違えられた男の可哀そうな実話を基にした話。タイトルまんまなので、サスペンス要素はなく、無実の罪にかけられた悲劇を晴らす男とその妻の心理描写を丁寧に描いている。

劇中でヘンリー・
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

5.0

最初から最後までめーーーーーっちゃ好き。何この映画最高過ぎんか??友達全員に勧めて回りたい。

勉強しかやってこなかったガリ勉の仲良し女子コンビが、高校卒業前日にこれまで遊んでばかりいた同級生も自分達
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天気の子(2019年製作の映画)

3.4

雨が降り続ける東京。半分水没したような街。それを美しいアニメーションにしてみせる。
雨を止めるには晴れ女の力を持った少女が犠牲になるしかない。

わーなんかめっちゃ面白そう!って設定なんですが、なぜに
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

前半は期待値を下回り、幼稚な印象でしたが、後半は悪役ジェイミーフォックスのおかげかテンポが良くなり最後まで一気に観れました。
ちょいちょいコメディ的なセリフがあるけど、雰囲気的に笑いきれず、少し物足り
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.8

なんだろう、前半の「寂しい」シーンの多さ。見たことのない景色でも郷愁を覚えたのはなぜだろう。
シンジの心が反映されたような「寂しい」のシーンはそのまま庵野監督の心なのか。

展開は相変わらずよく分から
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

3.5

自分の信念を守り抜く孤独を抱えた渋めの色気溢れるオジ様を演じさせたらクリントイーストウッドの右に出る者はいない。
ちょっとやり過ぎな勧善懲悪だが悪役がとことん悪いので爽快感。

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.5

見たこともないけど松田優作的なカッコ良さってこんな感じ?とか思いながら見始めた。


ホー兄貴は生え際がだいぶ後退してて最初全然かっこよく見えなかったんだけど、アンタ弟想い・親友想いの男の中の漢だね、
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.5

警備員役の藤村俊二が最高でした。
井上順も良い〜〜

素人のシナリオをもとに生放送でラジオドラマを作るというものだが、大物女優の一言でどんどんシナリオが変わっていき、それに振り回されていくドタバタ群像
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

いいタイトルだよなぁ。本当に勝手に震えてろ!と思わせてくれる自意識過剰な主人公。
身勝手な内世界は一生懸命自分を守ろうとしているが故で、拗らせまくってイタいんだけどどこか愛おしい。

主人公をただイタ
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