奈古太郎さんの映画レビュー・感想・評価

奈古太郎

奈古太郎

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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

ハラハラ・ドキドキが、これでもか!と次々に繰り出してきます。
それだけを楽しんだほうが良い映画ですね。
ただ、クライミング経験してる人なら感じる荒唐無稽感も満載です。
一本のロープだけで一人の人間を引
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ひとくず 新ディレクターズカット(2019年製作の映画)

3.5

題材は、ネグレクトや虐待なので腹も立つし、ザマァな場面もある。
こういう生立ちをしてる人や現に被害を受けている子供達が沢山いるというのも我慢ならない事だ。
毎年この手のニュースが出るたび、加害者は死刑
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.7

持って生まれた何らかの発達障害とかがあったのだろうが。 
事件があると、親の育て方が非難されることも多いが、全く無いとは言えなくても、子供自体の資質が大きいんだろうな。
恐らく、この手の犯罪犯すタイプ
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悪魔は誰だ(2012年製作の映画)

3.8

二転三転して結構面白かった。
相変わらずの警察の不甲斐なさ。
母親の心情考えると、共感してしまい犯罪系映画なのに泣けた。
韓国映画にありがちな、日本芸能人似がまたもや登場。
マギー審司似の刑事や彦摩呂
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

FINALだけあって、イタリアの風光明媚な港町を舞台に、今回もやってくれます。
相変わらず必殺シリーズを一人でして、スカッとします。
クソ野郎を次々と、ザマァですね。
自分もこんな特技があったら、クソ
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.0

好きな監督かつ映画館での見逃のためアマプラで鑑賞。
肝心な所でセリフが聞き取れ無いので、今ひとつ良くわからんかった。暗い影を背負って生きてる主人公同士というものの、更紗の毅然とした所の無い行動で、周り
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

話的には、それ程ひねりがあるわけでもないし 出来過ぎ感強いが、確かにCGが良く出来てました。CG手始めの頃に比べて、素晴らしい進化ですね。
ただ、佐々木蔵之介の演技があまりに鼻について、もうちょっと別
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ソウル・フラワー・トレイン(2013年製作の映画)

3.0

ほのぼの系な匂いが少しするものの、登場人物の誰一人共感が持てないので入り込めなかった。
アカネちゃんのエピソードの掘り下げが足りないのか、娘の生き方がなぜそうなったかも不明だし。
全体的に中途半端な印
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still dark(2019年製作の映画)

3.5

目が見えないって、かなりの不利な状況にもかかわらず料理の世界に一生懸命励む主人公の熱意は素晴らしい。

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

マ・ドンソクが今回は暴対刑事。
韓国映画らしいグロさと暴力が次々出てきます。
たこ八郎似や、麒麟川島似等韓国映画見てると日本の芸能人に似た人が出てくるなぁ。

イヴの総て(1950年製作の映画)

4.0

とても面白かった。
70年以上も前の映画とは!
いつの時代にも、計算高く人を陥れ踏み台として使う悪魔の様な恐ろしい人間はいるのだろう。
芸能界や国会議員には、イヴの様な信じられない程の面の皮が厚い輩が
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.8

韓国映画らしく、グロく暴力的でスピード感もあり なかなか面白かった。
マ・ドンソクのいかにもなヤクザ顔とレッド吉田顔の武井壮風な刑事の絡みも、ちょっとシツコイが楽しめる。
刑務所のシステムは、お国柄な
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ある男(2022年製作の映画)

3.6

話の流れ的には、そこそこ面白いが シングルマザーが高額報酬になりそうな遠く離れた弁護士に依頼するという不自然さが、とうしてもストッパーになってしまった。
窪田正孝演ずるダイスケが、新しい人生を生きるの
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

誰にも似たような思い出あるって事ですね。題名が、その通り。
結局のところ、誰と一緒になったのが正解なのかってわからないけど。
やっぱり、気持は言葉にしなければ伝わらないと思うし、わかって欲しい相手には
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アルピニスト(2021年製作の映画)

3.5

この人知らなかったけど、突出したクライマーって、一種の変人ですね。
短い人生だったけどやりたい事やって、理解してくれる恋人もいて、幸せだったんたるうな。
ソロ活動の人が、最後はソロじゃないってのが加藤
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.0

キリスト教徒じゃないからか天使、悪魔系はどうも苦手。
キアヌはカッコイイが、内容は今ひとつでした。

市子(2023年製作の映画)

3.3

現実問題として、こういうのはあるんだろうなぁ。
市子の境遇には同情するものの、生き方には全く共感できず、不愉快な女でしかなかったな。
まぁ、この母にしてこの子有りなんだろう。
市子に振り回される男ども
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.0

今から70年近く前の作品。
脚本が素晴らしい会話劇。
科学捜査が無い時代、陪審員がいい加減な人間で構成されていると冤罪だらけだろうな。
死刑がかかってるのに、先入観や個人的な背景でさっさと終わらせよう
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

豪華キャストなのに残念な作品。
脚本のせいなのか監督のせいなのか、グチャグチャ過ぎますね。
アガサ・クリスティーの良さが出てない。ポアロのイメージも違うし。
主演監督だからなのか、自分のシーンをたくさ
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.6

途中まではハラハラ・ドキドキ感有りで面白い。
最後の方、ちょっとシツコク感じましたね。
副操縦士は、何故かなかなか死なないし。
自国に戻る燃料も足りないはずなのに、余裕で飛んてるし。
後半のグダグダが
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.5

ボンボンが、なんでこんなダサ男に興味を持つのかが、今一つ納得できない部分があった。
最初の、大学デビュー時 チャラくないと仲間になれないってのも、海外あるあるなんでしょうかね?
計画的にサイコパスに近
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タイムリミット(2003年製作の映画)

3.5

ハラハラ・ドキドキ楽しく見られました。
もちろん、ツッコミどころはたくさんあるけど。
色仕掛けに弱い男の情けなさには、笑えますね。

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.4

全体的に中途半端な印象。
時代的に、変なんじゃないの?というシーンのせいなのかなぁ。
夫婦と言えど、街なかで抱き合うとか、あり得ない時代だろうに。
路面電車の床材とか、街を歩いている人の風体とか、時代
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ハード・ヒット 発信制限(2021年製作の映画)

3.5

ツッコミどころは多々あるが、途中までハラハラ・ドキドキさせてもらいました。

主人公は、橋下弁護士に見えてしょうがないし、娘は夏帆に見えてしょうがなかった。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.5

昔、観たような気がして観てみたが記憶は戻らなかった。
歌の記憶があるから、やはり観たのかも。
イカレた男とメンヘラ女に翻弄される若者ってとこですか。
デビット・リンチの不気味感はあるものの今一つヒネリ
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.5

非常にイライラした。
子供達は、みんな良い子なのにクソ大人ばかり。
子どもの言葉を聞こうともせず、自分の手足として使うのが躾だと?
ひと昔前の日本も、こういう所あっただろうな。
それにしてもこの少年、
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

面白かった。
エセ宗教的や占いなんて、こんなもんなんだろうな。 
ちゃんと教えを守って、真面目に生きてれば良いのに、欲かいて踏み外しちゃうのね。
因果応報ですね。
詐欺師になれる性質ってあるんだろうな
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

3.8

不運が続く男が主人公。
ひょんなことから、とんでも無い展開となっていく。
相変わらずの、この監督らしい間と、不運過ぎる笑いが何とも言えませんね。
最後は、ハッピーエンド?というのも楽しい。
この監督の
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.8

この監督の間って好きだなぁ。
お馴染みの俳優さんですね。
人生半分やけになってる者同士のハッピーエンド。
馬鹿にするな、やる時はやるんだ!と、男気を見せてくれましたね。
ホッコリとした気持ちにさせても
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.1

ヤンキー系が嫌いだからでしょうか、良さがわからなかった。
スケボーを一生懸命やるのは良いにしても、不良に憧れるというのが理解出来ないから共感も出来なかった。
ちょっと背伸びしたい年頃としても、そこまで
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.8

何ともモヤモヤが残る映画。
この監督らしいね。
ちょっとした行き違いや、各人の属する立場により、事実がどんどんとおかしな話に膨らんでしまう。
イランという国の刑務所に入るシステムが、かなり日本と違うの
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.7

リメイク版。
人との繋がりで、生きる気持を持直すお話。ちょっとホロッとする。
こういう、近所の繋がりが濃いのは 日本の場合田舎でないと、なかなか無いような気がする。
アメリカ的なのかもしれないが、妻に
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.8

実話ベースなんですね。
ハラハラドキドキしました。
内戦に巻き込まれるって、実に怖いな。政情不安の国に赴任するのは、相当な覚悟がいりますね。
南北問題も絡め、国の体制から抜け出せず、お互い疑い合う同一
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.0

う〜ん、何だかわかりませんでした。
淡々と進行し、いつ話が始まるのか?と見ているうちに終わりました。
カートは、メンタルがやられてる人?話してる事おかしいし。
なんか一緒にいたら、怖そうなんですが。
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みんな元気(2009年製作の映画)

3.6

目新しい話ではないが、上手くまとまってホッコリとします。
昭和のオヤジ的なのは、子供から疎まれるの当然でしょう。
子供に過度な期待するんじゃないってことです。
アメリカは広いだけに、日本の帰省より ず
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.8

この監督の絶妙な間が好き。
主人公、可哀そ過ぎるわ。
こういう空回りしちゃう人っているよね。
だからって、ぞんざいにされて良い訳無い。
爆発しちゃう気持ちも、ちょっとわかるわ。

ウティネンさん、若
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