首をテーマに北野イズムにむせ返る戦国絵巻
人の業を突き詰めればバイオレンスとコメディ
この独特の世界観は監督だけのオンリーワン
脳チップ、サイコパス、ダークワードと世界観
ただ登場人物の善悪の造形が中途半端に感じる
吉岡里帆繋がりのガンニバルの方が印象的
遅ればせながら噂の3Rでインド映画デビュー
スパイシーで濃い目の味付けは好みが分かれる
ただ印版大河大活劇の圧倒的パワーは唯一無二
ゴジラ主役のモンスター映画ではなく反戦映画
圧倒的な不条理を前に生きる事の意味を問う
話題の白組VFXも見事だが明子役の演技が出色
池井戸潤原点にして最高峰のコピーは盛り過ぎ
エンタメ志向の監督にしては展開も意外性無し
半沢直樹のドラマ性やリアリティには及ばない
ボーダーラインの脚本家らしいリアリズムが◯
採掘場での銃撃戦は吹っ飛び方含め好みの演出
マーベル好きはホークアイとワンダの共演に涙
とんでもないサイコキラーが登場のB級ホラー
ホームアローンのオマージュがクスッと笑える
惨劇の動機づけが今一つ理解不能なのが残念
グロ描写と湿った空気感これぞ韓国ノワール
チェミンシクのモンスターぶりが全て持ってく
尺を60分短くまとめればより印象深くなった
軽い気持ちで観たらメンタルやられる胸糞系
ボーダーラインも衝撃だったメキシコの闇深さ
最期まで救いの無さに後味の悪さだけが漂う
クスッと笑えるコメディ撮らせたら職人の監督
関西弁の台詞回しのセンスがたまらなくツボ
ラスト20分からの急展開とオチもハマりました
過剰な演出の無い割と掘り出し物の法廷スリラー
杉咲花にハズレなしと確信する怪演ぶりは独壇場
真実の行方のエドワードノートンを彷彿とさせる
東野圭吾なら原作はもう少し厚みがあるのだろう
オチがキレイに決まったようで多くの疑問が残る
リアルとフェイクの境目がキモだが消化不良気味
内容的には韓国版「虎狼の血」といったところか
よりノワール感強めを期待したがイマイチな展開
伏線の回収もスッキリせず予定調和感が目立った
吹部出身の端くれとしては素通りしにくいテーマ
わかっていても告別式の場面は込み上げるものが
脇を固める大人達の演技がいぶし銀的素晴らしさ
生涯ベスト5の今作に偶然BSで遭遇し当然鑑賞
ドヌーヴもルグランもただひたすら美しく哀しい
ラストシーンは何度観ても胸が締めつけられます
北欧ノワール良作揃いだがコレは笑えるほど酷い
物語が薄過ぎて疑問が何一つ回収されずに大団円
キ◯◯イ息子のキレっぷりだけ悪目立ちするのみ
コピーには申し訳ないが泣けないし笑えない
キャストが無駄に豪華なだけに残念感が倍増
お台場制作映画お得意の三流エンタメ群像劇
死んだ親父が最高だと言ってた作品のリメイク版
プロットは勝利しているのだがツッコミ所が満載
オリジナルのモノクロームの緊張感に遠く及ばず
様々なカタチの普通に生きづらい人々の群像劇
多様性が叫ばれる現代も現実は少数派に厳しい
せめてそんな人々が一人でいない事を願う
「ある男」と近いテーマながら救いが無い分辛い
生まれながら日陰の人生を宿命づけられた彼女に
プロポーズは最高の喜びであり哀しみだった
ラスト安藤サクラ親子の会話が芯をくってる
誰だって一度位別の人生選びたくなる刹那はある
レクター柄本明や小藪兄さんええ味出してます
キワモノ的な題材ながら意外なリアリティが存在
X探しは本線ではなく他者との共存がテーマ
林遣都はやさぐれ者を演じさせたらピカイチ
前編は後編に向けての大いなる前フリだった
最も本能的でシンプルな格闘技であるボクシング
その理屈抜きのカッコ良さが見事に昇華した佳作
前後編合わせて4時間を超える長尺ながら
飽きさせないボクシング映画の良作
不器用にもがくキャラそれぞれが愛しい
坂元裕二と是枝裕和の相性は個人的には疑問符
賢人同士の化学反応を期待したが想像の範囲内
子役二人の演技力は特筆モノで彼等こそ正に怪物
舞台劇ベースらしく台詞&キャラ設定が絶妙
意外な芸達者達が織りなすコロナ禍版群像喜劇
結局男と女は正論を超えた所に真理ありってお話
ジャケ買いしたアルバムが大外れしたパターン
一瞬園子温の冷たい熱帯魚⁉︎と思ったのも幻覚
全てが中途半端で1ミリも感情が動かない残念作
ドキュメンタリーは評価対象外だが特別枠投稿
世界一有名なプロジェクトの舞台裏の人間模様
組織マネジメントに関わる人は一見の価値あり
ブレイク前夜の藤井監督の手による群像劇
シリアスなテーマを監督独特のトーンで演出
それでもささやかな救いを最期に与えてくれる
キアヌ、真田、還暦前後の渋オジが体張る張る
ワンパと言われようが殺し屋映画はこの型が重要
石橋凌ばりの盲目のイップマンがカッコ良過ぎです
サバイバル物でも実話ベースだけに重みが違う
極限の環境で迫られる壮絶な選択の数々
希望が達成され込み上げる熱い感情は本物
振り幅の広いテーマを毎回渋く巧くさばく匠
今回もキャスティングと台詞が絶妙な味わい
ラストが物足りなかったのが個人的には残念
台詞が少なくとも伝えたいことは心に響く
カットと音楽のセンス、役所広司の素晴らしさ
映画は余韻が大切と改めて感じさせてくれる良作
メンデス007に近いテイストの影が印象的
もはやヒーロー映画ではなく哲学的な香りも
個人的にはノーラン版位のバランスが好みかな
コントとしてならギリありかもしれないが
ホラーとしては設定に無理があり過ぎ
声優扱いの奈緒や黒木華がもったいない
漫画原作の映像化としてはかなりイイ線
アクションシーンのテンションはかなり⤴︎
木村文乃&二朗さんのハマり具合も秀逸