なかっちさんの映画レビュー・感想・評価

なかっち

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セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

3.9

サメものとなれば観ないわけにはいかない。軽いつもりだったのに、予想の遥か上をいくムチャクチャなストーリーに感服。パリオリンピックの直前にこんなのつくる?開会式をここでやるんだよね?全部ぶっ壊れて、パリ>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.9

孤独系パニックもの、と自分的に括っている。単調なんだけどハマるんだよ。女の子2人の心の傷に触れながら物語は進んでいき、お決まりの妄想シーンへ。映像に違和感覚えたら、もうそれが引き込まれているという何よ>>続きを読む

28週後...(2007年製作の映画)

3.0

なんて救いようのない。。。イギリスをぶっ壊してしまうシリーズ。ジェレミー・レナーの壊し方もハンパない。というかもったいない。明るい未来は視聴者の妄想に委ねる放置っぷり。でも、こういう作品があるから映画>>続きを読む

アトラス(2024年製作の映画)

4.0

色褪せないジェイロー。妖艶さが備わって、ますます魅力的になっていく。いい加減に主演女優に手が届きそうだが、作品や条件に恵まれないのが気の毒。今作も力の入った作品、よくお金かけたなぁというのが実感。スト>>続きを読む

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.6

実写ドラマ版の前におさらいを兼ねての視聴。元のストーリーの裏側を描く。忘れていた部分が紡がれていくとともの、制作陣の作品への想いの強さが伝わってくる。ドラマ版ではさらにその外側を描いていくようだ。とて>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.3

抑揚のない穏やかな物語。その分、映像や照明効果に力が入る。ケネス・ブラナー監督主演。ゴシックサスペンスは映像にすると価値が下がってしまう印象を拭えない。だからこの手の映画はあまり観てこなかった。小説か>>続きを読む

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

2.6

まあ観てしまう系の作品。なんでこんな始まり方なのかと首を捻ったが、こういうことだったのね。放題は複数形。原題のThe Trench「溝」の意味はどこへやら。仕掛けは関係なく、複数怪獣のお祭り騒ぎ。生身>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.3

分かりやすい展開だったな。ところどころ突っ込みたくなる場面もあったけど、こういうアメリカ映画は嫌いじゃない。トム・ホランドとマーク・ウォールバーグ、この2人が出てしまえば結末にドキドキするこごもないさ>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.2

鬼太郎両親の物語。もう昭和も古い時代になった。令和の妖怪と根本的な違いがある。それを懐かしむ世代もそろそろ居なくなっていくのだな。。。

ロスト・フライト(2022年製作の映画)

4.0

気になってしまうパニック系。そして強いぞジェラルド・バトラー。ブレ無いストーリーに安心感を覚えつつ、刺激的な描写に目を奪われていく。ダニエル・ピネダのアジアンな表情が良かったよ。

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.9

この作品、原作への愛が止まらない。ファンを公言している鈴木亮平からして役にハマりきっている。アクションシーンは手際の良さが光って、壮絶な中にも美しさが見える。木村文乃は何やっているかわからないけど、そ>>続きを読む

REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

4.0

戦争ってこういうもんだよな。泥まみれの汚れ感、レジスタンスの痛々しさ。シンプルなストーリーにリアリティ映像が次々と目に焼き付いていく。そしてザック・スナイダーが穀物と農家の大切さを細かく演出する。そん>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.0

どこがよかった?と聞かれたら、ジェイソン・ステイサムの格闘シーン、としか答えられない。光るものはほとんどなかったな。あとは、強いて言えばITに力を入れて作っているところ。でもそれだけ。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.8

もっと烈しいのを想像していた。単調で抑揚の少ない、物語も制限時間重視で飛ばし気味。役者たちも演技が単調だからなおさら。デヴィッド・ハーバーだけは見応えあったな。

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.8

緻密に掘り下げたストーリーはスローテンポながらも飽きさせない、重さを感じさせる出来映え。俳優たちの演技が物を言う。戦闘シーンは控えめだが、ハラハラさせる内容にはなっていた。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

この展開は好みだし、リアルさが徹底されていて観ていて面白い。政治手続きの無駄と手間がわかりやすく伝わり、自衛隊の装備もよくわかる。列車のシーンには失笑を覚えたが、使える手はすべて使うという考えにも共感>>続きを読む

沈黙の艦隊(1995年製作の映画)

4.0

実写ドラマが公開されるので、復習を兼ねて。どこまでの精度で表現されるだろう。ともかく本作を始め、VOYAGE2,3ともに政治的闘いの難しさを余すところ無く伝えてくれている。日米だけでなく、第三国や国連>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.3

素晴らしい映画には素晴らしい実話によって創られるものもある。全編を通して感動のオンパレード。ケン・マイルズの名前を聞いて心が踊る世代ももう少なくまっただろう。ましてや、キャロル・シェルビーがレーサーだ>>続きを読む

Lift/リフト(2024年製作の映画)

3.8

スッキリ系の盗っ人集団。オーシャンズシリーズを思い出させるゴージャスな世界に挑むチーム。裏の裏まで設定されていて、映像も丁寧に作られていて良かった。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

ついに最終作。結局観続けてしまった。滑稽なまでにリアルを追求した闘い、そしてどこかノスタルジーを感じさせる展開。前半と後半でガラっと雰囲気が変わるところなど、想えばあんなシーンもあったな、と2作分楽し>>続きを読む

エージェント・マロリー(2011年製作の映画)

3.2

ジーナ・カラーノ!彼女を観るためだけに視聴する。最高に最強の時代の作品に、華を添える名高い俳優陣。テンポはゆっくりでも中身が濃くて見応えあり。

アビリティ 特殊能力を得た男(2018年製作の映画)

3.4

期待せずに観始めて、冒頭から残念な予感しかしなかった。だが、話しが進むにつれて、あれ?これ好みの展開。スローテンポながらしっかりとした構成。よかったな。人権や人種、宗教政治をムリヤリ詰め込んだところに>>続きを読む

355(2022年製作の映画)

2.5

前半30分くらいまで期待して真ん中あたりで先が見えて、残り30分くらいはアクション中心で見せ場を作ったつもりなのだろうけど。ラストに向かってどんどん滑稽になっていく。世界のスパイが集まってこんな展開に>>続きを読む

エイリアン2(1986年製作の映画)

4.3

前日譚ドラマ決定記念で観直し。やっぱりいいわー、シリーズではこの作品がダントツに好み。ストレートな内容ながら前作にエンタメ性が加わっているのが素晴らしい。バイプレイヤー陣では、マイケル・ビーンはもうお>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

3.6

前日譚をドラマシリーズ化するという情報から観直してみる。この処女作と「エイリアン2」がベースに作られるというから、ようやく真面目に楽しそうだ。それにしても半世紀近く前の作品だけあって、だいぶアナログ感>>続きを読む

暴走機関車(1985年製作の映画)

3.3

レベッカ・デモーネイが見たくて選んだ見直し系。素朴な感じもたまらないね。でもやっぱり「卒業白書」かな。この作品はジョン・ヴォイト(アンジェリーナ・ジョリーの父ちゃん)とエリック・ロバーツ(ジュリア・ロ>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.0

気になってしまった作品だったが、結局AIと巧くやれるかやれないか、受け入れられる者と出来ない者。単純な話しだった。さらに悪いことにシーン毎の展開は雑だし、飛ぶし。せっかく作った大掛かりな制作もストーリ>>続きを読む

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.3

見直し系。ついに続編が決まったようなので早速。改めて観直すと、この数年騒がせたコロナを先取りした予言的な映画だった。この手のパンデミックものによくある展開なのだが、将来この次元を超えるパンデミックが襲>>続きを読む

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

2.2

気になってはいたけど予想がついてしまう系。時間つぶしに視聴。まあこんなもんだよな。ジェイミー・リー・カーティスが強く印象に残った作品。

スター・トレック(2009年製作の映画)

4.9

ホントよく出来ているな。自分の中でスター・トレック史上最高の作品。公開から15年近く経っても色褪せない。これがJ・J・エイブラムス監督の技術力。クリス・パインのカーク船長もキャラに馴染んでいる。「ミッ>>続きを読む

バトルシップ(2012年製作の映画)

4.5

何度観ても飽きないエンターテイメント作品。たくさんの駆逐艦と戦艦ミズーリがエイリアンたちと対峙する。配役もみなハマっているし、クリアな映像も堪らない。エンドロール後のあれは、その後どうなっていくにだろ>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.8

シリーズ最終作?力の入れようが半端ない。ディエイジング技術を使った若いインディは全く違和感がなかった。ついでにマッツ・ミケルセンも若返っていたな。SF要素のぶっ飛びぶりにもだいぶ馴染んでしまったな。ラ>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.5

観直し系。だが、しっかり観したのは初めてだったかも。それくらい前作「最後のジェダイ」にがっかりさせられていたのだろう。本作で監督に戻ったJ・J・エイブラムス、ファンを公言するだけあって期待を裏切らない>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.0

観直し系。後半3部作は「なんでそうなるの?」的な展開ばかりで、無理矢理スター・ウォーズ世界観にぶち込んだように感じる。そもそもルークにネガティブな女々しさを着せているの良くない元凶なのかも。理屈っぽい>>続きを読む

REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.0

ストーリーは有りがちだが、映像のスケールはさすがのザック・スナイダー監督。単調な展開を映像が支えている、そんな雰囲気のパート1。次はどうなるかな。

65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.5

軽くキモグロい系だった。強引すぎる設定に冒頭じゃら不安にさせられたが、そのリアルさがハマって魅入られてしまった。オープニングとエンディングをしっかり作ってくれればスコア4.0に届いたと思うよ。