前作「熟春!」同様、”笑って 泣けて 役に立つ”映画でしたが、「高齢者」の仲間入り間近の私にとっては「役に立つ」要素が強かった。葬儀に対する準備など勉強になることに加え、高齢者としての心構えも。その中>>続きを読む
没後十数年が経ち、なぜこの時期に映画として作成されることになったのか疑問に感じていた。在りし日の肉声テープや映像を使い、また遺書を残して自殺に至った環境や真相を解き明かすようなものと想像していたが、全>>続きを読む
英国の監督が「異人たちとの夏」をどのように映像化するのだろうか、といった視点で鑑賞したが、大林宣彦監督には遠く及ばない結果であった。主人公の「形」を変えたラブシーン自体の設定は良いと思うが、両親を単に>>続きを読む
痴呆となった妻を看病、看取った後の生活、息子夫婦との関係性など、ひとりの一般的な高齢者の日常を誇張揶揄することなく丁寧に描かれたオリジナル脚本。同じ境遇になる可能性がある人が多いであろう時代において、>>続きを読む
ジャパンプレミアム試写会で鑑賞しました。
鑑賞前に監督とキャストが登壇し、安倍晴明と源博雅、源博雅とよし子女王の友情と愛をやたら語っていたので、その時点でマンネリストーリーにならないか少々嫌な予感はあ>>続きを読む
吃音のアーティストと路上一人芝居する役者、この若者二人の夢に向かう姿勢と友情が描かれた8年間の物語。ずうずうしい人間と嫌々ながらも受け入れる二人の出会いから、一見ドライな関係にも見えるがどこかで相手を>>続きを読む
映画観賞招待券をもらい、鑑賞前にストーリーなど極力情報を入れずに映画館で鑑賞しました。さすがに巨大蟻や蟻の大群に襲われるパニック映画とは思わないが、タイトル程「蟻」感のある映画ではなかった。史実に基づ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
大正時代の画家詩人である村山槐田、その声が聞こえる主人公と予知、透視、念写、念動力の能力を持つ若者4人と呼応。パフォーマンスする姿と異端児扱いされ、実験台にされる施設からの開放・自律を描いたもの。
渋>>続きを読む
史実がもとになっているとはいえ、ストーリー展開、映像、着目点どれをとってもベタな映画だと思いました。史実をしっている人にとっては、? と思う箇所が多数あり、また個人的には笑える箇所はゼロだったのですが>>続きを読む
ゆったりと流れる展開、落ち着いて観られる映画です。映像を楽しみたい方、高齢者の方におすすめです。