aさんの映画レビュー・感想・評価

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

「これがヨルゴスランティモスなはずがない!」と「これはまさしくヨルゴスランティモス」を行ったり来たりし続けてた
冒頭のウィレムデフォーの微笑みが忘れられない 知的好奇心による進歩を前向きに捉えるこ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

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相変わらずメカ類のデザインが最高 カッコよくて無駄のない美しさ あれらのデザイン集欲しい 他に画として好きだったのは明け方の空を飛ぶオーニソプターとモノクロハルコンネン家決闘パートの花火 この制作チー>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.8

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どうしようもなく満たされない閉塞感の中でも失われることのない人間の本来の愛らしさ 唯一観たことある浮き雲でも感じたカウリスマキの描くキャラクターそのままでとっても好きだった 絶対良い人そうだから友達>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ゴズリング可哀想!

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ジョンバティステ!でもトロンボーンの子の演奏が1番カッコよかった モノたちを譜面台に並べるシーンが好き
猫がシームレスに死んだと思ったら生き返って何より

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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まず1番強く感じたのが安堵
このタイトルとキービジュアルの情報だけでなんとなく物凄く尖った所謂社会派な作品が出てくるんじゃないかって勝手に思ってた
だけど途中から子供の頃にワクワクしながら読んだ冒険譚
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怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんか結局何を伝えたいのか分からなかったから評価できない 所謂マイクロアグレッションが年端のいかない子供達にどれだけ影響を与え得るのかってところは感じた これをクィア映画ではないとした事実が不可解過ぎ>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.7

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お父さんにめちゃくちゃ会いたくなった 家族老いないで欲しいっていう感情が刺激されたせい
最初のシーンの時点で過去の話だって分かるからずっとうっすら寂しかった なんか記録するって行為切ない
スキンケアが
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バートン・フィンク(1991年製作の映画)

3.7

謎!他人の考察見なきゃ無理なやつ
力技のふざけシーンが面白かった the life of the mind疾走 あとコーエン兄弟のなんかちょっと気持ち悪い変な温度感のキャラ本当好き
どんな話なのかき
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.5

あの町の光景が地元に酷似してて自分の中学時代を色々思い出した 田畑と広い空の下の一本道とか 
閉塞感からの逃避として音楽があって、そっちが眼前の生活より本物になっていくの、特にああいう何も無い場所で育
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

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超楽しかった!!
荒唐無稽極まりないアクションシーンにめちゃくちゃ静脈と依田瑞稀のマンガ作品たちを思い出した
ジョイのスタイリング!シャーリー倉田最高
家族愛的な感じでまとまったの意外だったんだけど、
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.2

アイロニカルな生を感じた 厭世ともまた違うもっと乾いたもの 緩急の付け方が良かった

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.7

才能を持て余してるウィルにはあまり思い入れるところが無くて、ウィルの友達が1番かっこいいと思った
ずっとロビン・ウィリアムズをベン・アフレックだと勘違いしていたので観終わってからあの1番かっこいい友達
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

音響が独特で良かった
ラストの音響ミスマッチ過ぎるけどこれは何のシーン?って思ってたら引いてくカメラが全てを明らかにしてくれた
惑星という大きなスケールを個人間の切ない物語にするやつ好き セカイ系的な
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

人間最悪!眠れん!が来たけど怒りのデスロードのカードはまだ切りたくなかったのでジョン・ウィック
やりたい画のためだけに設定が存在してて超良い これに続編がある事実、これの続編を望んだ世界最高
ラストで
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NCT DREAM THE MOVIE : In A DREAM(2022年製作の映画)

-

メンバーそれぞれがお互いについての性格や思いを語るパートが良かった 劇場版感じた
puzzle pieceのジェミン映った瞬間元取れてお釣りきた
4DX、フリの音ハメを欲張りすぎ チソンのポッピンで
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月曜日のユカ(1964年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

加賀まりこが可愛過ぎて一気に観ると勿体無いからちょっとずつ観てた
全瞬間可愛いんだけどなかでもオープニングクレジットが最高 コケティッシュな女の子ほんとに好き
ラストも良かった 突然主体性が発揮され
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華氏451(1966年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

60年代のSFのいいところはレトロフューチャーな美術が楽しめるところ これも色遣いやインテリアが超可愛かった 
あの森の人々がただ自身の本を暗誦しながら歩き続ける場面は殉教精神みたいなものを感じた あ
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

3.6

ゴダールのミューズとしてのアンナカリーナを強く感じた 彼女をこんなに美しく撮れるのはゴダールだけって思わされるくらいアンナカリーナが綺麗だった クローズアップで字幕が目に入らないくらい

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

久々にスタァライト見てレヴューが始まるたび興奮で過呼吸なりそうだった 過度のカタルシス
私がこのシリーズで何より好きなのは全てを演出の力で捩じ伏せているところ
今何が起こっているのか?って聞かれたら
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私のように美しい娘(1972年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

bad bitchは長生きするって映画

夫が轢かれてコンマ数秒で「未亡人を通して!!」って言える反射神経が欲しい

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.7

素晴らしかった
物語も良かったんだけど、なによりも近未来を表現する美術に心を奪われた フューチャリスティック過ぎなくて、且つ東洋的な美学が存分に詰まった洗練された世界観 あの世界の住宅全部見せて欲しい
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

だから何?としか 自明の厭世
こういう内容で綺麗な人ばっかり使うのもあんまり好きじゃない 引き金引くタイミングは完璧だった 多分今これらへの抵抗と苦闘を欲しているのでこの内容が合わなかった
絶望を
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浮き雲(1996年製作の映画)

3.9

病める時も健やかなる時もとはこのこと
こういう風に物事を受け止めていきたい
お金無いのに花を買うなよ!とは思うんだけど、どこか憎みきれないところがあって、そういうどうしようもない愛しさ?みたいなものが
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都会のアリス(1973年製作の映画)

3.7

ストレンジャーパラダイスとカモンカモンはこれにインスピレーションを得たんだろうなと
2人の関係性も、そのメタ的な眼差し方も、ちょうど良い距離感にあってぼーっと眺めていられた

麦秋(1951年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

多様な生き方がまだ難しかった当時この映画があったことでどれくらいの女性が心を慰められたんだろう 母、女友達、義姉、それぞれの立場から見た生き方と、紀子が選んだ生き方どれも否定していない気がした

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