このレビューはネタバレを含みます
100分の中で物語が濃密に二転三転し、最後は綺麗にまとまる。まとまりすぎてちょっと引っかかるくらい。
前半はジャンプスケアが多い。静寂のシーンの後には必ず恐怖演出がくるので心臓に悪い。
後半は、過去>>続きを読む
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本心を知ると、まあ百歩譲って数々の接触行為は納得。それでも気持ち悪いけど。
でも見てる側は全く背景が分からないので、最後まで置いてきぼりくらってメイン2人にヘイトが溜まった。
1人はなりすますし、1人>>続きを読む
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主人公の察しが良くて、スリラーにありがちなイライラ展開があまりないのがいい。親友もさすがで、一生懸命さがよい。
催眠術が、もはや魔法並に無敵化しているのは都合よすぎて面白かった。
ストーリー性があって>>続きを読む
なりたい自分になれない
誰しも抱えるこの葛藤を醜く、
かつ童話に則って美しく描いた作品。
登場人物は、「キャラ」って感じであんまり深みがない印象。メイン以外の造形に、あまり愛を感じなかった。ストーリ>>続きを読む
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想像していたよりも「報道」が絡んできた。
母娘が共に映るシーンは全くなく、視聴者もフラットに、感情移入しすぎることなく世間と同じ立場で被害者家族を見る。
「弟やば」「父親冷めすぎ」など、思わずこちらが>>続きを読む
言葉がまとまらない。
命の尊さを実感するとか、戦争の凄惨さを知れるとか、そういう感想も勿論あるが、この心の疲弊はそういうものからではない。
見終わった今、自分の命を主人公の命と重ね、彼同様に私のこの>>続きを読む
海と生物、そこで働く人間の「ありのまま」を視聴者に体感させる作品。
本当にありのままを平凡に俯瞰で撮れば、私の目や耳は情報をより分けて、きっと見たいものしか見ず、聞きたいものしか聞かない。
だが本作で>>続きを読む
なんか…そもそも論ではあるが、こんな映画を創れて、切実に味わうことができる「人間」が、生き物として異質で気持ち悪い。
本来、人生って空気のようなもののはず。存在はするけれど、その意義については考えるこ>>続きを読む
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変わらない日常の中に微かな変化を見つけ、自分の世界を彩る主人公。
ガラケーを持ち、家にはテレビもパソコンもなく、棚はカセットと文庫本でぱんぱん。
彼は彼を喜ばせるものを、自分で見つけている。
現代人>>続きを読む
主人公の大泉洋への不器用すぎる一途さが愛しい。
前半はその描写が多く楽しめた。
ただ、「愛なのに」の河合優実みたいにずっと分かりやすく一途ならよかったけど、後半は陸上が大きく絡んできて恋愛面がちょっと>>続きを読む
まーじでめちゃくちゃ楽しい。
怖すぎて楽しい。
ずっと口あきっぱ。
ジェットコースターみたいに、クサくてゆるめの人間ドラマがフリとなっている。
ゴジラが出てくると瞬く間に恐怖と疾走感に包まれて快感。>>続きを読む
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主人公の可愛さがキャラで隠しきれてない。かわいい。
トントン話が進んでいく。
現実味はあんまりない。
映画手伝ってくれる人なんてなかなか集められないだろうに、この作品の中ではみんなチョロい笑
タイム>>続きを読む
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初めは子どもがちょっと辛気臭いというか暗い印象だったけど、物語が進むにつれてシンイチに父親像を重ねていき笑顔が増えていく。それに比例して2人の関係性はより未来が見えなくなっていき、どん詰まり感が増して>>続きを読む
大阪と京都が悪役すぎる。
蔑まれても抵抗せずに飲み込んじゃうのが、滋賀人のおっとりしたイメージ通りで良かった。
滋賀の不憫さに奈良が笑うのと、その後の杏の演説が最高。
期待を超えてくるわけではないけど>>続きを読む
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人と人の心のふれあいに、性別や名前なんて必要ない。
そんなものつけるから、型に無理やりはめたり、またはそこから溢れて苦しんだりする。
さまざまな形の愛に1つずつ名前をつけて列挙していくのには限界がある>>続きを読む
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世界一かっこいいパパだわ…
あと人望がありすぎる。
あらすじは、容疑者Xの献身の石神ポジションが父親になった感じ。
警察の注意をあらぬ方向に向けるというトリックと、最後の結末も似ている。
ただ、取調>>続きを読む
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怒りが主人公を、そして周りを焼き尽くしていく。
みんなすぐに行動に移したり態度に出すのでなおさら火が燃え広がっていく。
19歳動物園女と広告店受付嬢、主人公の友達がその世界からちょっとはみ出ていて、癒>>続きを読む
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自然体で等身大の主人公ふたりと、周りのキャラの濃さが絶妙。主人公たちは「普通」に振舞っていて特徴がさほど無いのに対して、友人たちはみんな個性があって、保健室の先生やパイセンもキャラ濃い。そこに、2人が>>続きを読む
不快。
食後のシャーベットのように、サッパリとした日本の純青春恋愛映画をみて目と耳を洗いたい。
登場人物が全員うじうじジメジメしててイライラする。
信念などない烏合の一般人が、上手くいかない現実の腹>>続きを読む
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彼女を本当の意味で知ってしまったら、もう抜け出すことは出来ないんだろうな…というアビーの儚さと魅惑のある表情。
オーウェンの中性的な美しさも相まって、子供だけで物語のほとんどが展開されているとは思えな>>続きを読む
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面白いけど、個人的にはそんなにハマらなかった。
チョン・ウソンはじめ、男性に全く魅力的なキャラがおらず前半はイマイチ集中できず。
チョン・ドヨンが登場してから全体がしまって、ストーリーも時系列のピース>>続きを読む
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開始1時間あたりから、主人公への見方がガラッと変わる。ヒトコワホラー。
現状にパニックになるのは凄くわかるんだけど、あまりにも感情むき出しですぐ物に当たるので、パワハラかDVで嫌われてて会社ぐるみでハ>>続きを読む
ウォーリーの挙動すべてが愛しすぎる。
驚いた時の「ワオ」と「ギャー!」がほんと尊い。
奥手で不器用でちょっと抜けてて、でも絶対ヘコタレない一途さ。抱きしめたい。
そしてイヴが頼れる姉御。
任務一筋>>続きを読む
孤独な2人が出会い、人を食べて、求め合い、旅をする。
「正欲」や「流浪の月」など、自分の最も深く秘めた部分をお互いに分かち合っている絆は強くて美しい。
生まれ持った性質に罪はないが、人間である以上>>続きを読む
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機長が感染して飛行機がグルグル回転するところ、迫力ありすぎてずっと口があんぐりだった。
乗務員の長みたいな女の人、最後まで理性を失ってなくてかっこよかったなぁ
もっとバッタバタと人が死んでいくと思った>>続きを読む
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単独行動が過ぎる主人公と常に上から目線な警察へのイライラを、出来すぎた女友達が緩和してくれる。
クローゼットとかベッド下とか普段まじまじと見ないとこって、自分のコントロール外にあるから覗く時ちょっと>>続きを読む
傷ついた子供は早く大人になる。
でも心は追いついていなくて、
現実から逃げ出す力もない。
14歳という小さな体の中に、
妹を守らなければという使命感と、
恋に不慣れな初々しさ、
母を求める子供らしさ>>続きを読む
人との「すれ違い」ってこういうことだよね、と腑に落ちた。
お互い悪気はなく、自分の価値観に沿って生きているだけ。
彼らは出会いのきっかけである趣味がぴったり一致しすぎて、まるでお互いの価値観までがかっ>>続きを読む
2時間ずっと泣いていた。
画面を見ながら自分を重ねて。
自分の異常に気づいた小学生の時からずっとずっと閉ざしてきた扉が開かれて、内側からすべてが溢れ出した。
一生ひとりで生きていくなんて決めておきなが>>続きを読む
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この映画では情け容赦なく人が死んでいく。
よくある「早く殺せよw」みたいな時間はほとんどない。
ただ、主人公としてもここまで痛めつけたことはないからか、痛そうな表情をしたり手が震えたりと人間らしさが垣>>続きを読む
ドラマの1エピソード的な軽さで映画というには物足りなさが否めない。
コメディとシリアスが混ざるとどうしても感情を見失ってしまう。特にこの作品はコメディ強めなので、途中から彼女たちが何故こんなに奮闘し>>続きを読む