ネムコさんの映画レビュー・感想・評価

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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.6

胸がいっぱいになった。流れる世界の約束に涙が止まらなかった。ずっと待ってたんだねハウル。ソフィーに会えて良かったねハウル。
誰かを守るためには誰かを傷つけることが必要で、臆病なハウルは心があるとそれを
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

4.0

ジブリには珍しいくらい余白が多い作品だと思う。私はとても好き。

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.2

ずっとわくわくしてた。最後ドーラがシータを抱きしめるところは泣けちゃうな。シータも守られるだけの女じゃないんだ。ジブリの女性は強くて好きだ。

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

3.5

魚とはいえ、母と離れて暮らす葛藤が描かれていないことが人間の私には理解しがたいな〜。宗介も小さなうちにとても大きいものを背負ってしまったのでは?とか考える。手放しに良かったね!と思えないことが苦しかっ>>続きを読む

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.7

作画がほんとうに綺麗で音楽も含めて世界観がすき。いちいち家具も可愛くて、人間のものを借りて工夫して住んでる姿が愛おしすぎる。

猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.6

いっつも一瞬で終わる猫の恩返し。ちょっと物足りない気もするけど、この軽やかさがいいのかな。街中を歩く猫ちゃんに、いつもより優しくなれる話。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.3

最近初めて、千尋と一緒にエレベーターに乗り込む大根みたいな神様が、おしら様という名前であることを知った。フォルムがたまらなく可愛いよね。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.7

幼い頃に感じたことと全く違うことを考えさせられた。大人になってから改めてジブリ作品を観ると、その奥深さに圧倒される。また数年後に観ると、きっと今とは違う発見があるんだろうな。特にもののけ姫は、年齢が増>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.5

多分すごい顔して観てた。ミマちゃんだけじゃなくて、観てるこっちも一緒に、夢と現実の境がどんどん曖昧になって足元がぐらつく感じ、すごい。怖かったなあ、ずっと怖かったけど、最後ミマちゃんのセリフからのエン>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.8

会いたいひとと会いたいときに会えること
いつだって今だって相手に想いを伝えられること

母に会いたくなった

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.5

ずっとずっとずっと苦しかった。
何度母に期待し、何度世界を恨んだんだろう。
映画の中のように子どもらしく笑う瞬間がどのくらいあったんだろう。
どんなに追い詰められても大人に助けを求めない、大人を信じる
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

わたしはだいぶ好きだったな〜
何より駿さんの作品をまた映画館で観れたことが本当に嬉しかった。ずっとときめいてたしわくわくしてた。
世界は決して平和とは言えないし、美しさよりもきっと醜さや狡さの方が多い
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

-

これ俺が言ったって言わないでほしいんだけどっていう奴、大体信用できないよね

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.6

親の子に対する向き合い方が良かった。
陽と陸の恋愛模様はデザートみたいな感じ。

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.2

罪と嘘を重ね続ける姿に苦しくなったけど、それ以上にアランドロンが最高すぎてあっという間の2時間だった。最後のトムの笑顔が切なかったな〜

カランコエの花(2016年製作の映画)

4.7

エンドロールで息が止まった
純粋な純粋な恋心だった
誰かに否定されるような気持ちじゃないはずだった

最後のホームルームの一人ひとりの表情とひとつ空いた席が悲しかった
まだ未熟な時期だからこその隠しき
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.1

一花が、あなたとじゃなくて熊本さんと結婚したいよって言った時、それは俺もだよっていうかと思った(笑)セックスについて神父さんと話すシーン面白すぎたし、御心のまま従った結果が、もう一度したいなのも笑える>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.2

なんだろう、すっごく好きだった。何より亜子の足の攣りを広重が治すシーン。ふとしたことで積み重ねてきた時間が思い出されて泣きそうになっちゃうのわかるなあ。二つの不倫が絡んでるのにこんなに爽やかな後味なの>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.9

人の心は独り占めできないし、自分だってされたくない。孤独を手放さないって素敵。水の底に沈むことは必要な時間なのね。

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.6

他人にとっては攻撃的な言葉でも、ふたりの間ではちゃんと愛の言葉だった。
言葉って、そのものが持つ意味よりも、相手との関係性とか、込められてる気持ちとか、そういうものの方が上回る瞬間があるから不思議。

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

4.1

おもしろかったー!!
タイトルが皮肉だね〜しびれるーっ

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.4

なんとなく観るのがもったいなくて観れてなかった作品。
ひとつひとつの展開に突っ込む余裕もないくらいずっとわくわくしてた。ほんとうに心がときめくと細かいことは気にならなくなっちゃうんだよね。いちばんいけ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.6

作品のこと、ほんとはとやかく言いたくないのだけど、好きになれない話だった
人が生きる意味って、大切に思う人の中にあるよなってつくづく思うし、残酷だけど、それは知らない誰かの命よりも自分にとっては価値の
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.9

何度観ても、世界を救わなくたって、作品はこんなにも繊細で美しいのになって思います。
新海誠監督作品のなかで一番好きです。

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.5

残された友たちの未練、哀しみ、後悔
引きずってくしかないかー
しゃーないなー明日も生きていくかー
もう暮れてもいいよ、暮れろよ!

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.6

いやめっちゃ面白かった!!決められた枠に滑り込むってのもめっちゃセンス感じる!クーラーのリモコンをめぐるタイムトラベル!馬鹿らしくてゲラゲラ笑ってた!久しぶりにわくわくしちゃった!すき!!!

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.3

どうしようもなく苦しくて悲しかった。お互いに修復できないほど壊れてしまっているのに、無理して笑って言葉を飲み込んだり、相手を繋ぎ止めるために愛してると言ったり。幸せだった頃が思い出されるたびに苦しくて>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

カールにみせる顔だけが本物のフランクで切なかったな〜クリスマスの日の灯りって幸せな家族の象徴だよね、フランクの願いはずっとひとつだったのになあ、胸がぎゅっとなるね

静かな雨(2020年製作の映画)

3.6

日記書きなよとか言わずに、長くなるけど聞いてくれる?って毎回話してくれるの最高に優しいなあ

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.7

わっかるー!私も心の中のわたしに相談しまくってる。わたしは私を傷つけないし、私の一番の味方。だって私だからね。何より、水の音と大滝詠一の声の親和性が高いってのが一番の共感ポイント。

ポエトリーエンジェル(2017年製作の映画)

3.8

詩を書くことは自分の心と向き合うこと
詩を読むことは自分の思いを伝えること
噛めば噛むほど味がでるような映画だった
心の奥の奥にある気持ちに気づいて、認めて、解放する、そのそれぞれの過程がとっても良か
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ミー・タイム(2022年製作の映画)

2.0

ソニーにとってのほんとのミータイムの過ごし方は、息子のためにレゴを作ったり、キーボードを弾いたりすることなんじゃないかなーって、そこがずっと、ずーっと、なんかハマらなくて、終始ふーんって感じだった

いちごの唄(2019年製作の映画)

3.6

『本当に悲しいとき別に癒されたいとか思わないし』ってなんかハッとさせられちゃった。純粋に、真っすぐに想い続ける気持ちが、結果的に誰かを癒すことがあるのかもしれないな〜

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

4.3

うつを題材にしてるけど夫婦の話だった。健やかなる時も病めるときも寄り添い続けた妻と夫の話だった。誓います、そう言うのは簡単だけど、実際はきっととっても難しい。ハルさんが「この一年は私たちにとって苦しい>>続きを読む

喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

3.4

よれよれでほつれてるパンツ
さいしょとさいごで見え方が違ったな〜

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

ポスターに惹かれて鑑賞。え、まさかのファンタジー?そして弓矢??!怖!となったけど、最後には、えーなんか意外によかったかも、、と思えた作品(笑)大切な人との関係性がリセットされないのならこのままでもい>>続きを読む

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