gintaruさんの映画レビュー・感想・評価

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SEX and the 王手!(2015年製作の映画)

1.4

時代設定いつ?
テレビがみな液晶テレビでないところに気を使ってるようだった。携帯も出てこない。将棋AIもない前提かな?だがカレンダーは2015年だった。
製作年から見て藤井聡太ブームの影響で作られたの
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

4.6

心に沁みるいい映画。もう名作と言っていいと思う。
記憶喪失になる病気が蔓延する世界という独特の世界観。
これがコロナ禍直前に製作されていたことに驚く。まさに芸術家は坑道のカナリヤ、来たるべき世界を潜在
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美しい暦(1963年製作の映画)

3.9

キービジュアルで松本城が映っていたのと、芦川いづみ、吉永小百合が出ているので見てみた。
芦川いづみが村尾先生という、生真面目でちょっとツンツンしてる化学の先生役をうまく魅力的に演じている。芦川いづみは
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闘牛に賭ける男(1960年製作の映画)

3.4

あの頃の海外旅行ってみんな航空会社のロゴが入ったバッグを持ってるね。SAS最近見なくなったね。
スペインロケはなかなかの見もの。マジョルカ島まで行ってるのがすごい。せっかく行ったのなら大聖堂をもっと映
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あぶない刑事(1987年製作の映画)

3.5

バブル時代真っ盛りを感じる。
なんかあの頃ってみんなイキってたねえ。
話も株で儲けるために薬品会社を襲うって・・・。
犯人が画商ってなんか意味あったのかな?

秘書役の小野みゆきさん、懐かしい。あの頃
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ブルータウン 青い街の狼(1962年製作の映画)

3.2

冒頭いきなり羽田空港発大阪行きの旅客機が空中爆発するという衝撃シーンから始まるのはいい。爆破される旅客機は富士航空となっており、架空かと思ったら実在した会社だった。空港のシーンでは他にもかつてのデザイ>>続きを読む

安寿と厨子王丸(1961年製作の映画)

3.8

幼い頃、安寿と厨子王の絵本を持っていて、うっすらと内容を覚えていたような気がする。このアニメを絵本にしたものかと思っていたが、調べてみたらどうも違うようだ。
子供向けのアニメだが本格的な作りで、なんと
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裏町のお転婆娘(1956年製作の映画)

3.3

コメディミュージカル。
芦川いづみがヒロインなのかと思って見たのだけれども、江利チエミがヒロインで芦川いづみは準ヒロイン。
江利チエミの良さはわからなかったな。年齢設定19歳とは思えないほどおばさんく
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

イギリスの映画らしいユーモアとペーソスに満ちた人間ドラマ。安定した画作り、役者もみな達者。
実話らしいが、登場人物は皆ユニークで魅力的なキャラクターに作り上げられている。
主役級は別として長男の恋人の
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

まだ途中

意識高い系のための映画と言えるかな。
大まかなあらすじとしては、世界トップのベルリンフィルの指揮者を務める女性指揮者リディア・ターの栄光からの転落が描かれているが、ジェンダー、同性婚、移民
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ワイルド7(2011年製作の映画)

3.5

クライムサスペンス、アクション映画としてまずまず楽しめた。たぶん、以前機内映画かなんかで見たことがある。でもほとんど覚えていなかった。すなわち、その程度の印象にしか残らないストーリーではあるけれど。>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.4

DMM.TVのレンタル視聴。
思春期に入る手前の少年(それは乳歯が抜けるというシーンで象徴される)が歯医者に勤めるお姉さんや小学校の友人たちと繰り広げるジュブナイルSF&ファンタジー。
設定、世界観は
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

IMAXで視聴。ズドーン、ドガアーンと大音響が炸裂しまくりで迫力満点だった。特撮もさすがにアカデミー賞を獲っただけの大迫力で全然不自然さを感じさせない素晴らしいものだった。劇場で見てよかったという満足>>続きを読む

ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

4.1

1890年頃のパリ、ベル・エポックの時代がニューカレドニアから来た現地人とフランス人のハーフの少女の活躍を通して美しく描かれている。
パリの街並みは当時も今もそう変わらないということで、監督自らが撮影
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ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ブルース・リー製作順に見るの第3作目。
前2作よりはストーリ的にもまとまっており、よりリーのアクションシーンが魅力的。なんと言っても舞台がローマで、ローマの名所がいろいろと登場するのが楽しい。リーのギ
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アニエスによるヴァルダ(2019年製作の映画)

3.8

アニエス・ヴァルダ本人による本人の作品と人生についての解説ドキュメンタリー映画。
彼女が監督した「幸福」を見た後、興味があって見た。
彼女が映画製作を長らく続けてきたキーワードは、ひらめき、創造、共有
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いずみのこえ(2023年製作の映画)

2.7

2023東京学生映画祭アニメーション部門グランプリ作品だそうで、いかにも学生らしい青くささいっぱいの作品。
世界観は東山魁夷の絵画だし、湖の中に沈む女性もアンダーカレントのジャケット以来頻繁に用いられ
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

モーツァルトのクラリネット五重奏曲がこの映画全編を通じて効果的に使われること、そしてこの名画がこの名曲の解釈を提示しているとさえも言えるというような解説を読んで以来、いつか見たいと思っていた映画。
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

原作の世界観を忠実に再現していた。
話は途中までだがそれなりに面白く作られていた。ただこの映画でのクライマックスを馬車そり上での格闘に置いていて、そこなの?という思いとそのシーンがちょっと長いかなと思
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

旅行中の男女が列車の中で偶然出会い、恋におちるという、いわば定番中の定番のようなプロットだが、二人の感情描写、語る言葉の内容などが緻密であり、かつ、ウィーンの街中を歩く中で差しはさまれるエピソードが魅>>続きを読む

ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

3.8

ブルース・リー第2作目。
戦前の上海の租界が舞台だったんだねえ。今までも見てたと思うんだけれど、初めて気がついたように思う。日本人がとことん悪者。
ストーリーは、一言で言うと恩師を殺された復讐をチャン
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ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

4.0

ブルース・リーのドキュメンタリー番組を見たので、久々にもう一度見てみようと思い視聴。製作順に見ようと思い、これが第一作目。
やはり文句なしに面白い。ブルース・リーのキレッキレのアクションは素晴らしい。
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.4

2024/1/20 NHK Eテレ放送の録画視聴。
思いのほかよくできた感動的ないい映画だった。
最初は、タイトルと言い、ポンポさんとジーンのキャラ設定と言い、オタク向けのドタバタ物かと思って見始めた
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.9

劇場公開時見て、感激してDVDを購入し、それに付属のMIRAILの配信で久々に再視聴。
とにかくすべてがよくできた作品。兄弟愛、友情、復讐心の克服などのテーマを持ちながらもSF、アクションとしても楽し
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奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

1.5

2024年1月8日NHKBS放送の録画視聴。
駄作。
ご都合主義のオンパレード。感動の押し売り。
まず冒頭から引いた。初対面の男女がいきなりフォーリンラブして子供ができちゃう。そこには何の説得力もない
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A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

3.5

最近スペシャルティコーヒーにはまっているので、さらにコーヒーに関する知識を得ようと思い視聴。
コーヒーに関する様々なシーンが紹介される。コーヒー生産農園の様子などは興味深かったし映像としても美しかった
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クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代(2018年製作の映画)

4.6

クリムトとシーレを中心にその時代のウィーンを描いたドキュメンタリー。現在のウィーンの街並みや風景をはさみながらの映像は美しく、また背景にはウィーンに関係した音楽家たちの音楽が流れる。ウィーンを訪れたこ>>続きを読む

いのちの朝(1961年製作の映画)

4.1

爽やかな感動が残る映画だった。
他の人も書いているが善人ばかりが出てきて話は進む。最初見てて何か最後にどんでん返しの裏切りでもあるのかと少しハラハラもしていたのだが、そういうことは全くなく安心して見て
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.6

2023年1月1日(日)13時よりNHK Eテレ放送の録画視聴。
よいアニメだった。キャラはアニメ的にデフォルメされて絵本のような世界だが、背景はリアルだ。色調が落ち着いたトーンで全体的に美しい世界観
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Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007年製作の映画)

3.8

以前にも見たことがあるはずだがいつだっただろう?飛行機の中かな?気楽に見るにはいい映画である。
ビーンらしい面白さはあるが、今の視点で見ると、ちょっとビーンのやってることが悪質過ぎるところがありすぎる
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.0

どういうお話なの?と思いながら見始めたが、どんどん引き込まれて面白く見られた。
大物俳優勢ぞろいと言った感じで安定感のある画作りができていた。下手くそな役者が出てこないからだろう。よくあるパターンだと
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天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬(2015年製作の映画)

3.0

バカボンのパパたちが世界征服を企む秘密組織と戦うというのが劇場版クレヨンしんちゃんなどを思い出す。
ギャグマンガの長編劇場版を作ろうとするとそういうテーマにするしか持たないと考えるのだろうか。あるいは
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.3

この作品を見てまず思ったのは、「刑事コロンボ」の「忘れられたスター」のエピソードだ。もちろんこの作品の方がだいぶ前に作られたものであり、刑事コロンボの方がこの作品へのオマージュを捧げている感じなのだが>>続きを読む

スミス都へ行く(1939年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

馬鹿正直な若者が一度は陥れられるが、最後には逆転勝利という映画の教科書的要素がいっぱい詰まった良作。この設定はその後のいろいろな作品のヒントになっているのだろうな。
役者の演技も実にわかりやすい。スミ
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大きな春子ちゃん Am I too big?(2014年製作の映画)

2.5

短い。
同人モノ?
しかし製作2014年とあり、シンウルトラマンより古いんだな。
個人的には水木しげるの原始さんを思い出した。