リリィさんの映画レビュー・感想・評価

リリィ

リリィ

映画(41)
ドラマ(2)
アニメ(0)
  • 41Marks
  • 82Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.2

奇怪、
ユーモラス、
バカバカしさ、
ズルさ、


銅鐸マシンは
フィフス•エレメントの元ネタか

細部に丁寧な演出が垣間見える

ロシアのダニエル•クレイグ
義に生きる

レオニー(2010年製作の映画)

2.5

青年期のイサム激似

主人公にした割に
何がしたい人なのか不明瞭

ドウス昌代著書読了

ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.5

霧や水蒸気で朧げになる風景
光と陰
廃墟のような室内
フレーム内のコンポジション

水の音
砂や小石を踏む靴音
車のドアが閉まる鉄の音

こんなに印象的な絵(画)は
初めてかも


ハンマースホイの絵
>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.5

タブーに対して
自分が面白いと思う表現で
真正面から作った映画

その姿勢が
ロックンロール!

タランティーノが
こんな映画を作ったことに
じわじわ感動

説教臭くない正義や
真っ当さ
正しさ
青い
>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

4.2

惹かれ合うこと
共通項を捏造するいじらしさ

淡々とした寓話的世界観

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

映画館行かなきゃ
と予告編で直感した映画

世界観のイマジネーションに圧倒
なんて自由

ディテール
創造的
アート作品

音程が微妙に揺れる音
でもそれが最適


ストーリーとか、この先どうなるとか
>>続きを読む

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.0

銃弾を掻いくぐるシーンの臨場感
隠れ家
安楽死の薬
神話的な世界観
希望
あの子は神のように崇められるのだろうか

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

5.0

潜入捜査モノの最高峰

緊張感、絶望、野望、優しさ、、、


吹替版で観たくなるほど
声優がいい仕事してます

V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

これぞ韓国ノワール

徹底した残虐描写。
この犯人の残忍性を徹底的に描いているところが
非凡な作品たらしめていると思う。

ストーリーが段々と絡み合って
太くなっていくダイナミックな展開、
予想を裏切
>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

クレイジー。

普通の人になりたいのになれないはみ出し者や落ちこぼれ、トラウマを抱えた人が描かれることが多いこの手の主人公。

そこに共感や切なさ、憐れみを感じたり、
逆に理解できないくらいの狂気を感
>>続きを読む

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

5.0

銀ちゃんカッコいい

お前の事をね、好きになればなるほどね
悲しいんだよな、この心が。


役者の熱がエネルギーが
説得力を持って
ストーリーも辻褄も
一切合切まとめて葬って
涙に昇華することが可能だ
>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

5.0

タランティーノ時代の幕開けを叩きつけた傑作。
何度見ても面白い。

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.2

幼子を守る系。

妙にプロフェッショナルなとこあるのに酒飲みすぎ。
なぜ依存するようになった?
画面が加工されすぎて落ち着かなかった

色々気になったが面白かった



やっぱりグロリアとレオンという
>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

物語はあそこで終わっていたが、
この先何かがきっかけで、
また稔を裏切るかもしれない。

人間とは利己的なものだし、
心も態度もゆれ続けるもの


智恵子が死ぬ前日に身体を重ねた人物がいると分かったが
>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

先の読めないサスペンスドラマとして
充分楽しめた。
勝手に思っていたテイストとは
だいぶ違っていたが。
それもまた良し。

役者達の力量の成せる技か、
芝居を全く気にすることなく
しっかり物語に入り込
>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.5

ケイト•ブランシェット素敵すぎる。ハマりすぎ。
監督の趣味がもっと観たかった。
人外の何かの登場や、もっとおぞましく儚い劇を勝手に期待してしまった。
構成は流石。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.0

仲野太賀のナチュラルさ、良い俳優だと感じた。キムラ緑子の瞬間的に跳ね上がりすぐに消える極道感に痺れた。長澤まさみはふくらはぎすら美しいことが証明された。
なにも起こらず我慢して欲しい、、、と願いながら
>>続きを読む

死霊館(2013年製作の映画)

3.6

あ〜怖かった。色んなホラー要素があって楽しめた。これが実話なのか。
知性と気品の垂れ流し、美しきヴェラ•ファーミガに感情移入。大家族のパパママ、子供の言うことはまずは信じてあげよう。不可解な出来事ほっ
>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

これはひさびさの当たりだ。。不穏な音楽とロウなテンションがずーっと続く。霧がかった静謐な景色がとにかく素晴らしい。湿った空気感が伝わってくる。行ってみたいけど洗濯物乾かないんだろうな。ロケーションいい>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

3.0

アカデミー賞を受賞したとは知らなかった。そこまでかなぁ。史実に基づくと思えばストーリーとしてはやっぱり面白いしすごい話だと思う。サスペンス映画としてみた時に興醒めしてしまったのは、飛行機が飛び立つ前、>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

4.0

寓話という表現がしっくりくる。ストリートオブファイヤーのような。フロムダスクティルドーンのような。
サブタイトルの「地図から消された村」は、そこだけ切り取る必要もないと思うが。
村がおかしいというより
>>続きを読む

復讐者のメロディ(2018年製作の映画)

4.2

とにかく絵(画)が好み。夕景の色彩、背景のボケ具合とか、アンダー強めな暗さ加減とか、丁寧に画面にこだわって撮った感じがとても好き。話のテンポとかもゆったりとして丁度よかった。クララとの距離感の描き方も>>続きを読む

バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

4.0

とにかく音楽‼︎そして色彩‼︎
こんなにも一瞬であの世界に持ってかれる音楽はそうそう無い。
20年ぶりくらいに鑑賞。後半こんなに大騒ぎだったっけ。もっと淡々としてじんわり黄色い映画の思い出だったけど。
>>続きを読む

名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

3.6

切ない。素直すぎる若い潜入捜査官。信じてたのに、っていろんな人に言いたい無垢な心。大人はズルいのよ、残念だけど。そこまで恩人でもないんだけどね。だから容赦なくブチキレる。
面白エピソードの練習はレザボ
>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.7

ひっさびさにタランティーノ鑑賞。緊張からのバイオレンス、溜めて溜めてカタルシス。途中少しダルいが、鑑賞後は満足の痛快作。ブラピは飄々としたハマり役。ジュリー•ドレフュス一瞬なのに鮮烈な美しさ。クリスト>>続きを読む

エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

3.8

好みのテイスト。パースの効いた階段、エレベーターで影が濃いー。大好物。常に不穏。緊張が走るクローズアップ。怒涛のラストは気持ち悪いけど気持ちいい。デニーロはデニーロだった。嬉しい。アヘンの笑顔と一緒な>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

3.0

DNA欠陥者と優良者の、対比と抗い。設定に無理を感じてしまい入り込めない。いくら風呂で擦っても痕跡はそこら中に落ちているはず。毎日指先に針を刺す以外に方法無かったか?
螺旋階段を必死に登るシーンは、皮
>>続きを読む

チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ニコルソンが若い、細い。タフな探偵にはちょっと見えない。まだ青い役者感も老獪な雰囲気も併せ持つ貴重な時期の作品か。フェイ•ダナウェイはきれいだ。
単に金欲による犯行で詳細に謎解きは必要無いのね。まあ、
>>続きを読む

レクイエム 最後の銃弾(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

インファナルアフェアには遠く遠く及ばない。期待しすぎたパターン、自覚してますがな。
3人の幼馴染、敵役など、役者陣の魅力が決定的に欠けていて、引き込まれなかった。それなりに緊迫のストーリーなのに演出の
>>続きを読む

>|