南無阿弥陀さんの映画レビュー・感想・評価

南無阿弥陀

南無阿弥陀

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ひみつのなっちゃん。(2023年製作の映画)

3.6

男3人、自分たちのアイデンティティを隠して車で長旅、友人のお葬式。ある意味青春映画のようだった。
結局バージンが踊らない理由がわからなかったけれど、秘密主義のなっちゃんとその秘密を守るための虚栄と自分
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肉体の門(1964年製作の映画)

3.3

戦後の日本を死なないために死ぬ気で生きたガールズの生き様よ…たくましい。
伊吹が野蛮で最低でもう早くどっか行ってほしすぎた。こんな無責任な男にマヤがどうにかされたくなくて辛かった…マヤ…
自分を助けて
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サイゴン・クチュール(2017年製作の映画)

3.6

王道でシンプルに面白い映画だった。
何も知らないで見ていたので、伝統とニューウェーブの対比から始まってやっぱり基本が大事だよ…ってなるファッション映画なのかと思ったらタイムスリップ物なのかい!!ってう
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.5

今回も真剣な茶番で滋賀県民としては「はぁ…ありがてぇてぇ🙏スポットを当てていただき感謝!」って感じです。

ロバのパン屋を模した平和堂…
滋賀のマイアミ…
民衆を導く自由の女神(平和堂旗)…など
とび
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華やかな女豹(1969年製作の映画)

3.7

おしゃれを振り切ってかわいいしかない映画だった。
お部屋のしつらえも、ファッションも、車も、お酒を嗜む仕草まで…
杏子の揺れる女心を映し出す、浅丘ルリ子の大きな瞳…ファムファタール…
最後のキュートな
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春泥尼(1958年製作の映画)

3.8

これは…かなり好きな…話だった。
世間知らずな10代の尼さんたちが、京都の若き経営者尼フェチプレイボーイにただただ弄ばれるだけかと思いきや、シスターフッドの気配すらある。
春鏡尼のお嬢様ゆえ世間知らず
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.0

見るたびに、この世にはまだこんなに美しいものがあったのか…と、なる作品。
亜熱帯な湿度、陰影、木漏れ日、料理、音楽…
エキゾチックなベトナムの調度品。シノワズリ…シルクロード…はぁ、美しくてため息。
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日本の夜 女・女・女物語(1963年製作の映画)

3.0

たまに触れたくなるサブカルの文化こと昭和のエログロナンセンス。
今これを発表したら、とんでもない批判が飛んでくると思うので女性の地位向上や人権的問題が真っ当な物になってきたんだと実感する。
ただ、この
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ガールズ&パンツァー 最終章 第4話(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ガルパンはいいぞ…






・アクションやばい
・会場どよめく
・ダージリン様最高の上司
・ミカも最高の上司
・黒森峰ガラ悪
・エリカおもしろ枠

かぶりつき人生(1968年製作の映画)

3.3

アートを知りたいなら日活ロマンポルノだよ。そう言ってサンタクロースのように笑う高校時代の美術教師を思い出した。

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.7

きっと、1人ではできなかった。みんながいたから、できた。投票、話し合い、感情に寄り添いながら決断し、新たな一歩を踏み出す。
投票をして話し合いをする彼女たちは、その瞬間「ひとりの人間」として、お互いを
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.3

ある意味そのまんまBIG LOVE…の話だった。国家、政治、血統、成り上がり…20年代のとんでも設定の漫画っぽかった。両方スパダリやん…
LGBTというテーマもありながらも軽快なテンポで繰り広げられる
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下妻物語(2004年製作の映画)

4.0

畦道にロリィタ、そのアンバランスさこそパンクでロックでロッキンホースバレリーナに相応しい女の子…
初めて観た当時、高校生だったわたしには服を通して自分を貫く、桃子の信念に感動した。
日傘、BABY,
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デンデラ(2011年製作の映画)

3.5

最初は姥捨山BBA爽快復讐劇だと思って見ていたのにいきなりB級クマクマパニック映画を見せられることに…なっていた…??

映画を通して観て感じたのは、不自然や違和感の破壊。
働き手にならない老人を正当
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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宮城、プライベートではコルテッツなんだ…ふーん、オシャレじゃん。

今日もどこかで馬は生まれる(2019年製作の映画)

4.5

人は、競馬といえばどんなイメージを抱くのだろう。
競馬を知らなかった頃のわたしは、ただのギャンブルで到底イメージの良いものではなかった。
テレビで華やかなレースを見る、そこで走る馬の生活を知る、生まれ
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