モさんの映画レビュー・感想・評価

モ

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.9

鬼才ギャスパーノエ監督の最新作とあれば見るっきゃない!ということで鑑賞

アレックスやエンターザヴォイドなどノエ監督の有りとあらゆる撮影方法てんこ盛りでらしさも出ている一方、今までの作品のような過激な
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

チャーリーとチョコレート工場の前日譚の位置付けですが、そもそもの設定が違うので単体として見た方が良いかなと思いました。

ティモシーシャラメがめちゃかっこいいし、すっごい歌うのでミュージカル・ティモシ
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.7

A24の美しい撮影映像と静かな音楽で、内容も成仏できず彼女を思い続ける彼の昇華の物語で、終わった時のカタルシスはヒーリングそのものです。

ゴーストとあるので、ホラーを印象づけるかもしれないですが、ホ
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.0

1996年に起きたポートアーサー島乱射事件の過程を描いた作品。

同様のカテゴリでエレファントが想起されましたが、銃乱射の直接的な描写を重きにおいておらず、1人の男が事件を起こすまでの過程を静かに重く
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.7

どんでん返し系からこの作品を知りましたが、想像は容易にできますので系統で見ると外れるのかなと。

結果に至るまでのプロセスで、理想を見させて現実に戻る、ここが本作の特徴であり、“贋作“を見にけられるか
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MAY -メイ-(2002年製作の映画)

3.4

尻上がりに変態性が溢れ出てくるサイコ映画です。

特にラストシーンは怒涛の勢いで展開していき、流石にヘラりすぎだろ…と思うくらいの衝撃なので必見です。

エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)

3.4

エイリアン👽の方がめちゃくちゃ強いし、悪役感満載でプレデターは対照的に善人に近いため、必然的にプレデターに感情移入してしまいました。

終わり方はちょっと余計かなと…。

レック2(2009年製作の映画)

3.0

1より面白さ縮小
ただバケモノが何なのかなど、ネタバラシがあるので、世界観好きな人には見てほしいです。
画面酔いは1よりそこまではないので、見やすいです。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.7

『カラオケ行こ…(ねっとりイケメンボイス)』

テンポのいい登場人物同士のやり取りと、狂児と聡実くんの絡み合いが本当にほっこりしました。
全体的にBGMの少ない作品で、基本カラオケの歌の音か合唱の音
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.2

超有名映画ですが、今更ながら初鑑賞…

王道のミュージカルストーリーではありますが、めちゃくちゃ面白かったです。
とんでもシスターが固定観念をぶち壊す展開は、古い社風の会社をぶっ壊すようなスカッとさが
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.5

『もっこり!もっこり!!』

HK依頼の鈴木亮平変態イケメンハマり作品。おふざけもガンアクションも声もありとあらゆる部分がかっこいい。そして尚且つ、声も原作に寄せているのか、僚にしか見えませんでした。
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.1

『2001年シャブとS●Xの旅』

ギャスパーノエ特有の目を破壊してくる演出は勿論のこと、ただヤクに溺れた人間の死から誕生を一人称視点で描く本作。

いやラストのとんでもラッシュは映画館で見てる人はど
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.8

『無事に不時着した島は…🏝️』

不時着するシーンもですが、墜落し終わってからが面白かったです。
ジェラルドバトラーなのに、ただ硬いだけの叔父さんで、そんなに無双しないところも評価できます。

展開は
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.9

『荒削りな何でも要素を詰め込んだエンタメ作品』

まず、本作は前作以上に過去のテレビシリーズの話が絡んでくるため、各キャラの関係性を知った方が話の内容を理解し易いので復習推奨です。

所感ですが、前作
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.7

『世界最硬おじいちゃん👴VS卍』

おじいちゃんが強いというよりも硬すぎる本作。
普通なら死んでるけど何回生きてんねん!ってつい突っ込みたくなります。
話の内容的には良くある王道ストーリーなので非常に
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フォービア/4つの恐怖(2008年製作の映画)

3.5

『タイ産世にも奇妙な話🇹🇭』

4つのオムニバス形式から繰り出される短編ホラー集です。かなり前の作品なので、CG面含めて粗い作品ではありますが、慣れていくとハマってしまいました。

どのストーリーも誰
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

『#90秒憑依チャレンジ』

母が他界し家でも父とギクシャクした関係にある孤独に身を置く主人公に対して、最近話題の90秒憑依チャレンジをして見ることに。というあらすじですが、本作はホラーではあるものの
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ある男(2022年製作の映画)

3.9

『自分って一体何なんだろう』

"愚行録"で快演をした妻夫木聡と石川慶監督のタッグ再び、かつ安藤サクラと窪田正孝という憑依型演技役者を据えたキャスティングも手堅い本作。

人を決めつけて判断するという
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クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)

3.7

『俺の体には盗聴器が入っているんだ…👂』

本作は統合失調症の主人公と謎の殺人事件を追う警察の視点を描いたことサスペンスです。

●良い点
・統合失調症の人の追体験ができる
・後味の悪さ◎

●総評
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

『我は死なり、世界の破壊者なり』

前提として、
①オッペンハイマーの青年時代から進む過程
②オッペンハイマーの発明後から進む過程
③ストローズが水爆実験の主導者へ審査受ける過程
の複数の時間軸が入り
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ガール・イン・ザ・ベースメント(2021年製作の映画)

3.0

実話ベースの話ながらかなり胸糞悪い作品です。

かのルームの大元になっている作品ですが、こちらの方が相当キツい展開が続きますし、終わりもスッキリしないです。

もちろん知っておくべき内容なのですが、あ
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スペル(2020年製作の映画)

3.5

黒魔術ホラーですが、予算少ないながらかなり質が良かったです。

ゴアも結構キツめで、スッキリする系なので楽しめました。

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.0

タイムリープものに近いですが、厳密に言えば全く違う設定で面白かったです。

伏線回収もキレイですし、90分超というコンパクトにまとまった作品で非常に見やすかったです。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.3

相変わらずのゆるさと面白さ

前作よりも更にシュールさに磨きがかかっているのと、2人のやり取りが日常感溢れていて本当に心地いいです。

ただアクションシーンはキレッキレで敵のキャラ強兄弟とのシーンは見
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.7

韓国版トランスポーター

結構シニカルに描かれており、アクション非常に見応えのある描写だったので飽きずにサクッと見れました。

パラサイトの人アクションもできて演技も上手いので、好感度上がりました。

オオカミの家(2018年製作の映画)

-

この映画は前情報としてチリのコロニーの内情を知ってないと何が言いたいのか、何が面白いのかさっぱりわからないので、是非見る前に勉強する必要があると思いました。

私も初見ではさっぱりで、U-NEXTのプ
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.6

死霊のはらわたと言えば画面一面の赤!!

今作はそんなことないかなーと見ていましたが、だんだんとアクセルがかかっていき最終的には待ち望んだ展開でよかったです。

ゴア描写はかなりキツいですが、やり過ぎ
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.5

原作と比較すると微妙かもしれないですが、カルトホラーとして非常に楽しめる作品でした。ちゃんと三角様も出てきますので、原作ファンでもある程度は楽しめるかと。

ただし、割と後味悪いジメジメした終わり方な
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.3

警察は無能だからどうしようもないんだ…
この一言に尽きます。

実際警察は無能で先生ありきでないと出来ない展開ではあるため、警察パートがしょうもなく正直退屈しました。

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.8

イーライロスによる正統派サスペンススリラー!

にしても1番怖いのは最初のスーパーマーケットのシーン。
人間の闇がもたらした人災こそリアリティあり最も怖いと思いました。

あとイーライロスならではのゴ
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.9

認知症サスペンススリラー

おじいちゃんが復讐に突っ走る話ですが、後味は何とも悪いです。しかしながらサスペンス要素もしっかりしており、最後の回収も素晴らしかったです。

トランスポーター2(2005年製作の映画)

3.5

相変わらずのジェイソンステイサム無双ですが、それ以上でも以下でもなくワンパターンですので、普通に面白い作品でした。

グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.5

国岡の出番はそこまでなしですが、訓練生のキャラがそれぞれ際立っていて楽しめました。

次回は国岡がもっと出てる作品また見たいです。

母性(2022年製作の映画)

3.4

イヤミスの女王湊かなえ原作だから、本当に胸糞悪いです。

母が良かれと思っている愛情は度がすぎると、ただの押し付けでしかなくプレッシャーとして娘を潰してしまいます。
母性っていいような言葉かもしれませ
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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

2.5

前作は北川景子だからまだ見れましたが、まいやんは演技がキツいっす…

あと全然スマホ落とさないし、落としたところで前作以上のことは起きないので新鮮さはないかなと。

井浦新のキャラももうちょい触れてあ
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シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

3.0

ホラーではなくサスペンスですね。
ヒッチコックのサイコのように緊迫の場面で独特の音楽が流れる感じはホラーチックでしたが、それ以外はホラー感はあまりないかと。

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