moeさんの映画レビュー・感想・評価

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Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック(2018年製作の映画)

4.0

品のなさとバカっぽさは最近の映画っぽいけど、女の子たちのキャラや全体の雰囲気が00s前半によく作られてた映画のような感じでそこがすごく好きだった。あんなタイプのbad girlは久々に見た、嬉しい。>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.7

心臓に悪すぎて休憩しながらじゃないと観れない。気失いそうな映像の連続。でも思ったより良かった。パニック映画だけど、シスターフッド映画要素もある。

デンジャーD、ぶっ飛びすぎてたけど彼女がいたから生き
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.2

結婚してなくても、子どもがいなくても、華やかな仕事をしていなくても、皆それぞれ立派なのに、いつの間にか自分と他人を比べて「自分には何もない」と思ってしまうようになる。リアルな惨めさ、苦しさ、情けなさで>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.2

Amazonのレンタルにて。双子YouTuber監督によるA24ホラー。始まって1秒でもう好きなカットだった。

お母さんを亡くして精神的に少し病んでる主人公は、誰かに触れたい、って気持ちが少なからず
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.8

実話ベースのサッカー映画。最高でした。

スポーツも国に合った戦い方があるんだろうな。ハーフタイム→後半の流れは涙が止まらんかった。

説教じみた感じだったら、ここまで感動しなかったかもしれない。ちゃ
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プロム・デート(2024年製作の映画)

3.6

こういうおバカな青春ものは男の子が主役の作品が多かったけど、最近は女の子のパターンも増えてて面白い。私もプロムに命賭ける人生を送ってみたかったな。あとから振り返るとすごく良い思い出になりそう。

キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX(2003年製作の映画)

4.3

“神とピンクにかけて誓う”

1は何回も観てるけど2は随分前に観たきりだったから久々に。エルは相変わらず笑っちゃうくらい強くて真っ直ぐで明るくて、無条件に元気をもらえる。

今って気遣いすぎた映画多す
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アップグレード:どん底女子の幸せ探し(2024年製作の映画)

3.8

ときめいた。ロマコメはハッピーエンドなの分かってるけど、まあまあバレたらやばい嘘ついたり、派手にやらかしたりするからドキドキしながら見ちゃう。

ウィル、素敵だったなあ、サッカーの監督してるのよかった
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フィール・ザ・ビート(2020年製作の映画)

4.3

「パープル・ハート」で好きになったソフィア・カーソン主演作。今作でも美しかった。。ダンス映画/子どもが出る映画は文句なしに面白いし感動する。シンプルだけど、メッセージが詰まってました。

“何になるか
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パープル・ハート(2022年製作の映画)

4.0

ニコラス・ガリツィンにハマりすぎて出演作を少しずつ観ていってるけど、やっぱりとんでもなくかっこいい。永遠に見ていたい。ソフィア・カーソンもすごく綺麗だし、エンドロールまで2人の美しさを堪能しました。素>>続きを読む

ボトムス ~最底で最強?な私たち~(2023年製作の映画)

4.5

女の子たちの青春 x ファイトクラブな映画、こんな面白い映画を観てなかったなんて。最初から最後までだいぶぶっ飛んでるけど、馬鹿さと無鉄砲さの中に友情とか恋とかがしっかり詰まってて妙に感動してしまった。>>続きを読む

ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

4.6

愛おしさ爆発。周囲から迷惑がられて変人扱いされている2人、だけど一緒になると最強になれる。

サイモンは世間の尺で見ると絶対近寄ったらいけない男だし、パティもお世辞にもイケてるとは言えない子だけど、お
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アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

4.5

“People hate happy women.”

根っからのファン気質なので、前のめりになって観た。

相手にのめり込んでしまうのを必死に抑えるアンハサウェイの演技が500億点だった。泣き笑いの
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.8

冒頭からクマにやられるカップルの名前が”エルサ”と”オラフ”という攻め具合。コメディという位置付け通りブラックジョークたっぷり。

クマはもちろん犬も出てくるけど、映画内で動物が一切死なないのが良い。
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ面白かった、、飛行機事故が起こるだけでも怖いのに、不時着した土地の人間に襲われる、っていう最悪2本立て。ずっとどきどきしてた。

機長の経験/訓練/努力で積み上げてきた自信、強さに最後泣い
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レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い(1994年製作の映画)

3.9

色んな人の思いが突き刺さってくるような作品。苦しいし難しいしむごい。終着点も全く予想がつかず、どうなれば正解なのかもわからなかった。愛は全てを狂わせるけど、全てを救うのも愛なんだろうなと思う。

コロ
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.3

TaylorのfortnightのMVに、この映画からイーサン・ホークとジョシュ・チャールズがキャスティングされていたので観た。dead poets societyとthe tortured poet>>続きを読む

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

4.2

軽い気持ちで見始めたのにアダムサンドラーにこんなに泣かされることになるとは。

最近何となく適当に生きてしまいがちだったからものすごく響いた。人生は巻き戻しも早送りもできないから尊い、当たり前な話だけ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

“今日は残りの人生の最初の日”

面白かった。ホラーっていかに特徴的なビジュアルのキャラが出るかにかかってる気がする、今作のマスクも絶妙に可愛い x 不気味で良い。

死ぬ日を繰り返すという最悪のタイ
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.0

有名ホラー大体観たつもりだったけど、これが抜けてた。POV苦手なんだけど、原点と言われてるだけあってなかなか良い。

gossip girlに「ブレア・ビッチ・プロジェクト」ってエピソードがあったの懐
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.7

わがままでイライラするキャラクターはホラーじゃ鉄板だけど、AJ頼むから大人しくして。キースが危ない人物展開かと思ったら、全然違う方向に進んでこれはこれで面白かった。ここまでのことは現実にはないかもしれ>>続きを読む

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

4.4

「殺人鬼も誰かの隣人」。

久しぶりに観たけどやっぱり良い〜◎夏になったらもう一回観たい。もう戻らないあの頃、というジュブナイルもの特有の愛おしさみたいなものはしっかり描きながら、ちゃんとスリラー。
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テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR(2023年製作の映画)

5.0

Taylorはあれだけの人が入るライブを世界中でして、今やエンタメ界のトップにいるのに、昔と変わらずずっと素朴さと親しみやすさがある。雲の上の人だけど、手を伸ばしたらすぐに握り返してくれそうなアーティ>>続きを読む

アウトフィット(2022年製作の映画)

4.0

かっこいいー!おしゃれなクライム映画。オーダーメイドの紳士服店という舞台も良い。小さな店内で繰り広げられる駆け引きは見もの。

主演のマーク・ライランス、「レディー・プレイヤー1」と「ボーンズ・アンド
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

今まで散々ホラーやグロい映画を観てきたけど、あれはフィクションだから楽しめるんだと今作を観て心の底から思った。すごい映画だった、ノーラン x 3時間は絶対にやばいと思って体調整えてから行ったけどそれで>>続きを読む

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.5

ジュリアロバーツの笑顔は世界を照らす。

まさにfairy taleな映画。上品な格好しても胡座をかくヴィヴィアンが可愛かった。偏見の先にあるものはものすごく素敵で愛に溢れてる。彼女の良さを見抜けたエ
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マディのおしごと 恋の手ほどき始めます(2023年製作の映画)

4.2

品のないコメディとして始まって感動的に終わる映画は本当にずるい。予想の数倍良かった。

無理に大人になる必要はきっとないけど、でも殻を破るきっかけがあれば人は変われる。いわゆる痛い大人でも一歩踏み出せ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

5.0

だめだ、こういう映画に弱すぎる。最高以外の言葉が出ない。色んなフィクションがこの世には存在するけど、現実を超えるものは存在しないんだな、と実話ベースの映画を観ると思う。

「何千回も走ったコース」、と
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ビューティフル・ゲーム(2024年製作の映画)

4.4

良すぎる話、スポーツ系に弱い。ホームレスワールドカップの存在を初めて知った。サッカーは結果も大事だけど、この大会ではそれぞれの生きがいだったり、助け合う大切さだったり、色んなbeautifulなものを>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

4.0

オッペンハイマーに向けてノーラン予習/復習で2回目のメメント、2回目でもむずい。でもかっこいい。「それで今俺って何してたっけ?」と思わせるような構成がすごい、観客はレナードと同じような混乱を抱えたまま>>続きを読む

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.8

とにかくジェイクギレンホールのかっこよさを楽しめる映画。彼が出てる映画は無条件で観たくなる。本当に俳優として魅力的。

アクションももちろん良いんだけど、個人的には街の雰囲気、特に本屋さんがすごく好み
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.7

現実に起こりそう、リアルで怖かった。どれだけロボットが発達しようとも人間にとってベストな存在はやっぱり人間なんだろうし、人間同士の問題は人間同士で解決するしかないんだろうなと思う。ホラーとしては面白い>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

4.0

自分とは何なのか。アイデンティティや人間の本質について考えさせられる映画だった。

”好きに生きよう”、”自分の人生は自分のもの”、最近よく聞くような言葉だけど、過去が、親が、ずっと付き纏っている人生
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アイリッシュ・ウィッシュ(2024年製作の映画)

3.8

Lindsayをリアルタイムで観て育った人間にとって、彼女がまたラブコメ映画に出てるということがどれほど特別か。ずっと可愛いなあ。Lindsayが演じる役は、いつだって自分の道を自分で決めて進む、泣け>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.5

普段洋画を観ることが多いけど、じめじめとした夏を描けるのは日本映画しかないなと思い知らされた映画だった。扇風機、セミの声、室内で顔を伝う汗、日本にしかない夏だ。

人と繋がること、自分として生きること
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正欲(2023年製作の映画)

4.3

原作がすごく好きだったけど映画もよかった。小説の中で印象に残った文章がそのまま台詞として良いタイミングで使われていた。

誰かにとっての普通が誰かにとっての異常で、誰かにとっての異常が誰かにとっての普
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