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最初の職員室(というか職員同士の集まりの場)での自己紹介の場面はフランスっぽいという気がした。「Je m'appelle〜」が連発するので初級会話のクラスで見せたことがあると、この映画について大学の先>>続きを読む
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初めてのベトナム映画!ベトナム人の親友とベトナムカレーを食べながら、時折解説してもらいながら鑑賞。だから作品世界内に浸りきれたかどうかは怪しい。観終わった後、「アオザイがもっと好きになった」と親友が言>>続きを読む
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人、特に近しい人、長くから知っている人の幸せを心から素直に喜ぶのは、大人になればなるほど難しいのか。誰かが幸せを感じている時、裏ではそれを妬む人が生まれるのは仕方がないことなのか。幸せとは相対的なもの>>続きを読む
「先生がいない学校、体験メインの(従来の5教科授業じゃない)学校、成立するの?」「この学校グループの宣伝映像なのかな?」と最初は斜に構えて観ていた。けれど、観終わる頃には胸が熱くなっていた。その理由を>>続きを読む
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びっくりしたこと・印象的だったこと、をまとめながらの感想。
・処女証明書なるものの存在
・ロマの暮らしには老若男女問わず踊りと音楽がある
・埋葬場面でも歌と踊りがある→どんな場面でも踊りと音楽、そして>>続きを読む
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THE TRUE COSTを観たのをきっかけにファッション業界におけるフェアトレードに興味を持つようになった矢先、観る機会に恵まれ視聴。
5人組の仲間のうち二人が不当解雇された際、組合のトップを努める>>続きを読む
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ほとんどセリフなしで、表情と映像だけでこんなに感情を表現できるのかとびっくりした。
物語の始まりが「戦後まもない」フランスという設定だから、それから約20年経ったか経たないかくらいのフランスはこういう>>続きを読む
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資本主義社会の縮図を見せつけられているような気がした。
服飾産業、というよりはファストファッション産業に限らず、全てにおいて、安かろう悪かろう、反対に高ければ良いだろう、ではなくて、全てにおいて適正価>>続きを読む
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見応えのある映画、久々に残り時間をチラチラ見ることなく集中して作品世界にのめりこめた。ストーリーそのものは単純だけどプロットは入り組んでいてそこに面白さがあったと思う。文学作品の引用やモチーフとしての>>続きを読む
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人間ではなくて機械を好きになる人間の女の子、正直感覚がよく分からなくて、終始困惑が止まらなかった。けど、これはLGBTQの枠組みで捉えたら、集中できた。実の親や友人に打ち明けても理解されないどころか否>>続きを読む
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We can change the world with every bite.
工業食品を食べることは、消費者の健康へのリスク、環境破壊の増長、動物への倫理、そして劣悪な労働環境の助長・促進、様々な>>続きを読む
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備忘録的な感想
移民系の血筋なのか、やはり苦労するのかな
冒頭と最後のリンクは綺麗だった
ヌールもつらいし兄3人もつらい環境なんだろうと思う、人はどんなに悲惨な環境だろうと置かれた環境で生きなければな>>続きを読む
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備忘録
・実母と娘の関係性が教師と教え子においてそっくりそのまま入れ子構造になっていた。
・哲学の授業は教科書使うのか、採択率の話は上がっていたけど、実際に教室ではどこまで使われているのか
・ホメロス>>続きを読む
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オスロの街並み?がとても綺麗だったのが印象的。白夜なのかな、日が沈まないあの感じも幻想的に感じた。医学部、心理学部、フォトグラファー、書店員、ライター、と転々として定まらないながら歳を重ねていく様が勝>>続きを読む
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移民大国フランスの現状を知るのに打ってつけに思われた。
メイキングのアラブ人とユダヤ人(名前忘れた)の仲良しっぷりたるやお姉様方が喜ぶやつ。5分に1回どころか3分に1回、下手したら笑える気がする。それ>>続きを読む
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気づいたこと小ネタ備忘録
2eの文学の授業?でロマンギャリの分析を行なっていた!
→2022年の教科書にも掲載されている、公開当時、早い段階から分析対象として人気があったのか?
フランソワの博士号授>>続きを読む
わかりやすいようで難しい。鑑賞後に解説を聞いた方がいい。女性の服装を見て、フランスが日本のファッションに与えた影響が大きいこと、それが今でも無意識・無条件のフランス(というかパリ)崇拝に繋がっているよ>>続きを読む
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アメリカの田舎って、カトリック系高校ってこんな感じなのかと社会科見学的に観れた。レディー・バードってあれだけ名乗っていたのに、別れ、旅立ち、手紙(告白)、新天地NYの教会でのミサを受けて、最後はクリス>>続きを読む
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パリを舞台にした実写版トムとジェリーというような印象。
ザジは俗に言いうところのギフテッド?早熟が故に斜に構えて「おませ」な言動をするのかな。
滑稽な大人たちの中に一人異彩を放つアルベルティーヌ。Ca>>続きを読む
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『プラダを着た悪魔』『エミリーインパリ』が好きな人はツボだと思う。この二つをうまく折衷して90年代の時代感を表現した作品だと感じた。
まず、目が楽しい。主人公ジョアンナが可愛い可愛すぎる。お洋服も彼女>>続きを読む
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トマソン先生の自宅での場面、彼がポーラに放った「世界は君中心には回っていない」という言葉。このセリフといい、授業での選曲といい、生徒への振る舞いといい、日本じゃ考えられない教師像だけど、こんな先生に出>>続きを読む
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1950年公開ということで戦後間も無くどうやって撮影したんだろうというのが終始疑問でした。羅生門と藪の中両者の要素があって、比較しながら楽しめるかも。何より顔芸かと言いたくなるくらいの表情がもはや怖い>>続きを読む
マリアンヌにエヴァ、アダムにジョゼフ。キリスト教臭しかしないけど、どう関連づけたら良いのやら。悶々とする。アダムにしろジョゼフにしろ男が女に翻弄されている、というよりもマリアンヌとエヴァ、救世主の母聖>>続きを読む
フィンランド女児シンメによるMVとメイキングだった。壮大なフリだった。これが国を挙げての人気児童文学作品ならば幸福度の高さも納得である。色使い、音楽、キャストの表情、一挙手一投足がよかった。
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フクロウと出会ってからのマチルドの変化、母の見事なまでの狂気、クリスマスの場面での一瞬の希望、浴室での落差、すがるような命令ゲームと詩のプレゼント、母との再会〜別れの場面(特に詩作のシーン)、印象的で>>続きを読む