グアテマラ、、世界地図を広げられても、正確に指差せない。
また、新たな国の映画が観られた喜び。
知らない国だけど、映画を観ていくと少しずつ見えてきます。
近くに火山があり、コーヒーが主な農作物。あと>>続きを読む
原作は未読。宗教のことも詳しくはないので、あくまで映画を観てのみの感想です。
覚悟して観に行ったんですが、思ったより観やすかった。
それは、切支丹への迫害や悲劇のみを、、もちろん、そういうシーンもあ>>続きを読む
タイムリープ、、時空を超えた、、あの大ヒットアニメもそうだけど、最近多いなぁ〜。でも、ちょっと新味は出してます。
この作品、「猟奇的な彼女」のクアク・ジェヨン監督なのか、、後から知った。なら、なおさ>>続きを読む
強制収容所を描いた映画をたくさん観てきた。
それらはいずれも、目を背けたくなる悲痛さに満ちている。それでも、何度も同じような光景を観ていると、それがどんなに辛くても慣れてくる。それは別の意味で怖ろし>>続きを読む
青山真治プロデュース。監督は24歳の長編デビュー作。
何とも不思議な映画。
前衛的、、なんて言葉を久しぶりに思いだしましたが、寺山修司などとは全然違います。
この監督は、自分で曲を作り歌うそうで、映>>続きを読む
まずは、このジャケに一目惚れ、、
増村監督✖️若尾文子さんコンビ作は多いので、全部を観た訳ではないですが、これ一番好きかもです。
もう、転がるようにドンドン話が進んで、アレヨアレヨのうちに終わって>>続きを読む
これも一つの愛のかたち。
最近、LGBTの方を主役にした映画が、本当に多くなりました。そしてそれらの作品は、直近で観た「キャロル」もそうですが、出演者の演技が良く、作品もグッとくるものが多いです。>>続きを読む
これだけ多人種、多民族、多宗教の生徒たちを、一つの教室の中で教えるなんて、とんでもなく大変だろうと思います。
この教室の中は、あたかも世界の縮図とも言えそうです。
そこで持ち上がったのが、全国歴史コ>>続きを読む
たまたま時間が空き、ふらっとシネ・ヌーヴォへ行って、何の予備知識もなく観た映画。
いやぁ〜驚いた。
最初、題名「SHINING」と間違えてるんじゃないの(笑)、、と思うくらいのバリバリのホラーティス>>続きを読む
シネ・マート心斎橋に主演のビビアン・ソンさんが舞台挨拶で来る、、という情報だけで予約して駆けつけました。
でも、よく考えると、この方の映画を観たことないし、そもそも知らない!
こういうのに縁がなかった>>続きを読む
「湾生」という言葉を初めて知りました。
日本がまだまだ貧しかった頃、他国への移住を進め、多くの方が新天地へ行きました。満州やハワイやアメリカ本社や、遠くはブラジルなどは、これまでも話を聞いたことあり>>続きを読む
「未体験ゾーンの映画たち2017」にて
「灼熱の魂」で衝撃的な出会いとなったヴィルヌーブ監督の、その前の作品が、ここに入っているとは、フォロワーさんの投稿がなければ気付かなかったかもしれない。
カ>>続きを読む
合計177歳のお二人の姿は、自然への敬意と、淡々とコツコツと、毅然としていながらユーモアも忘れない、とても豊かで、そしてお互いへの深い思いに溢れている。
スローライフとか、こんな風に歳をとりたいとか、>>続きを読む
絶望の淵に立って中をのぞいたら、そこは深田ワールド、、深い深い沼で底が見えない恐ろしさに震えた。
異物混入で崩壊してゆく家族、、という映画かと思ったらそうではなかった。
娘の、「行ってきます」には返>>続きを読む
ようやく観ました。
こういうイベントムービーは始まってすぐに行って、勢いで楽しむのが向いているので、少し心配しましたが、なかなかどうして、心配無用でした。
メインタイトルから、「WARS」が抜けたけ>>続きを読む
いやぁ〜恐れ入りました!インド映画。
映画超大国インドから日本に入ってくるのはほんのひと握りだけど、面白いのが多い。その中でもこの監督・主演コンビは最強。
冒頭から意表を突いてくる。えぇSF?その後>>続きを読む
中野監督は「チチを撮りに」が、小品ですがおもしろかったので期待して観ました。
いや〜有名俳優一杯使って気合い入ってるなぁ。やりたい事全部ぶち込んだ感じです。ちょっと入れ過ぎにも思うけど、それでも一つ>>続きを読む
TSUTAYAの店頭で「filmarks高評価」とあったんで、中身も知らず借りました。
田舎に暮らす女子高校生。田舎を馬鹿にし思い込み激しく自意識過剰で、側にいると絶対いやな奴なんだけど、段々と愛お>>続きを読む
タイ映画は、おそらく初めて。
まず水上の分校というロケーションがいい。それだけでも、何か始まりそうで期待感があがる。
そして日記、、今の時代だからこそ、この確実ではない通信手段が、ドキドキ感を高めて>>続きを読む
初のイオセリアーニ。
冒頭から意表を突かれる。
北欧的なほんわかした作品を勝手に想像していたので驚いた。
シニカルというのか、結構、毒っけも強い。
この監督、かなり高齢と聞いたが、結構お茶目で皮肉屋>>続きを読む
まさかトランボの半生記を見られるとは!
小学校の講堂で「黒い牝牛」を見た時には当然、トランボの名前は知らなかった。
「ローマの休日」は実は彼の脚本だと知ったのはかなり後のことです。
彼の名前を最初に>>続きを読む
ハッピー・ハマグチ・アワーにて。
韓国との合作とのこと。
舞台は日本だけど、韓国俳優が主役で、いつもと違う雰囲気に少し戸惑う。それでも、この監督らしさは、ところどころで顔を出す。
混沌としたボーダ>>続きを読む
ハッピー・ハマグチ・アワーにて。
濱口監督、「ハッピーアワー」の次の作品は、プレッシャーかかるだろうなと、余計なお世話で思っていましたが、こうきましたか、、、。
今回6作品を観たのですが、一番素直>>続きを読む
主人公がハリウッドの脚本家なので映画ネタが満載です。
そこが一番楽しめたというのが、この映画の弱点でもあります。恋愛も、コメディも、ハリウッドへの皮肉も、学園ものも、人生やり直しも、敗者復活も、、全>>続きを読む
人間が生きていくために絶対必要なもの=農耕と絶対に不要なもの=戦争が対比的に描かれる。
周りで銃声が聞こえる中、土を耕し種を蒔き育てる、生きていくための営みが静かに描かれるが、力強く胸に迫ってくる。>>続きを読む
この地域の背景を知らずに観たけど、とても心に響いた。
紛争地に残った老人は寡黙で多くは語らないけど、おそらく辛い経験を積み重ねてきただろう。
それでもそこに残り続ける。身近で日常的に殺し合いが行なわ>>続きを読む
久しぶりのソン・ガンホさん、、やはりいい。
冒頭の軽い音楽やベタなシーンが続くのに油断してると、ガツン!ときます。いつのまにか社会派ど真ん中。権力に立ち向かう姿に圧倒されました。さすがにこの方は硬軟>>続きを読む
ハッピー・ハマグチ・アワーにて。
これも4時間超!
二部構成になっていて、一部では、ある演劇の製作プロセスがドラマとして描かれ、二部では、その演劇がそのまま上演されるという、かなり実験的なスタイル。>>続きを読む
ここ数年の邦画で一番好き。
観終わって最初に思ったのは、あ~終わってしまった、、もっと観ていたい。
スクリーンの向こう側とこちら側で何が違うんだろう?映画を観たというより、彼女らと一緒に、話し飲み>>続きを読む
韓国映画はこういうの上手いなぁ〜。
「ハローゴースト」とか、「怪しい彼女」とか、「結界の男」とか、、その系列の作品。
入れ替わりって、最近よく見るけど、入れ替わり前と後のキャラが大きく違う方が面白>>続きを読む
とんでもないものを観た。
これは、映画という枠をはみ出し、その時代のチリそのものがそこにある。
2部まででそれが圧倒的な熱量で描かれ、3部では民衆の視点で再検証される。
よくここまで撮れたものだ>>続きを読む
昔、本が読みたくて読みたくて、でも高いので何度も立ち読みし、その映画術の深さに夢中になったのを思い出す。
この映画も本の物量には及ばないものの、映像を観ながら解説が聞ける楽しさがある。
『サイコ』>>続きを読む
「忘れもの」が地雷のことを指すなら、それは違う。人を殺すことを目的に置き去られた容赦ない殺人兵器だから。少年兵のことを指すなら、それも違う。彼らは最初から見捨てられた名も無き兵士達だから。
そんな殺>>続きを読む
何とも捉えどころがない。
どうみても下町ホームドラマの風情なのに、何かが少しずつ「変」。シュールとも少し違うし、もちろんファンタジーでもない。
とにかく「変」が一杯なんだけど、それがすべて生かされ>>続きを読む
久しぶりのチャウ・シンチー。冒頭のチープなギャグに、ああ、これこれ、、と思い出す。
その後は、可憐な人魚姫の「顔面ウニ」とか、タコ男のまさに「身体を張った」ギャグとか、警察官とのしつこいやりとりとか>>続きを読む
伝統歌と流行歌、、激動の時代の中で変わり行く「歌」と共に、人々の運命も翻弄されていく、韓国映画らしいドラマチックな展開を堪能。レトロモダンな街並みやファッション、数々の歌もいい。そしてふたりの女優さん>>続きを読む