40歳の皇后が主人公で、衣装も宮廷も落ち着いた色合い、かつ上質で見ごたえがありました。薄曇り、寒そうな気候、暗い室内、重苦しい空気、気だるくはかない音楽、2時間で、キラキラ感は全くない映画。
長い映画だったけど、最初から最後まで引き込まれた。前半の華々しいター、ケイト・ブランシェットの演技、かっこよすぎ!
現代におけるNG行動の数々……少し前までは頂点に登り詰める裏には、こんなことあった>>続きを読む
左遷、離婚、認知症、詐欺事件など誰にでも起こりうる人生の試練を抱えながらも、絆をつないでいくハッピーエンドな映画。阿部寛の演技、表情の変化が分かりやすくておもしろかった。
人の欲望や執着を早送りで見ているようで、おもしろかった。それを咎めず受け流すアラン、こういう人もいるいる。人の幸せって何だろう、とシモネタたっぷり、クセの強い演技、シニカルな映像、コミカルなバッハの音>>続きを読む
ひさびさのピュアな恋愛映画。はじめてのドキドキに喜びもけんかも真剣で、心が洗われるようだった。
できないことがあっても大丈夫、人は助け合えるんだ、と勇気をもらえた。
ライブやスタジオシーンが多く、名曲の数々が大音量で聴けて幸せ。曲のできる瞬間は楽しく、「家族」と呼ぶメンバーそれぞれの個性もとてもよかった。
才能があるからこそ、そこにハエがたかる。おごりやプライド、>>続きを読む
障害、別離といった苦痛を前向きに変える力に感動した。悲しいだけだなく安堵をもたらすエンディングはよかったと思う。古めの曲が流れるエンドロールは、自分や自分の家族に置き換えて考えて、泣けてしまった。おそ>>続きを読む
新郎を筆頭にみんなどこかズレてて、とにかく笑える。人種や考え方の違いなんて、あって当たり前。ほんの些細なことで味方にも敵にもなる。そんな人間くささが愛おしくなる作品。
軽いコメディで笑わせながら、いくつかのセリフが心に残る。背の低さが話題になったときのアレクサンドルの返しがおとな。楽しい空気に変えてしまう、この処世術ほしいなぁと思う。
それから、ファッションやインテ>>続きを読む
景色とお料理が最高!
旅に出たくなる。
最後の展開は、観る人の想像に任されるが、どちらもハッピー。
ラストシーンが印象的だった。
過去の恋は美化される、という意味か、あのときああしていれば、という意味か。
ジュリエット・ビノシュの演技と徐々に組み上がる音楽が心に残る美しい映画。
主人公を取り巻くストーリーは絶望的な展開である。主人公に感情移入しては観られないだろう。登場人物それぞれの想いを映像と音で美>>続きを読む
タイトルどおり、しあわせな気持ちにさせてくれる作品。2度目の鑑賞。
おいしそうなパンとコーヒーも洞爺湖を臨む景色もいい。
3つのストーリーはそれほどでもないが、少し遠慮がちな夫婦の関係が季節とともに>>続きを読む
文学的で恋愛を描くフランス映画らしい映画。
舞い散る紙に書かれたギリシャ語を見て、過去の恋人との会話に想いを馳せるラストシーンがよかった。
サブタイトルのNos Arcadiesは、ユートピアのよう>>続きを読む
いつの時代の設定なのだろう。昭和な映像に違和感を覚えてしまった。
深津絵里はすきな俳優だが、この役はすきになれなかった。
おばかでハッピーエンド。
とってもセレブなのにこの人たちがうけるのは、女性の悩み、楽しみをオーバーにわかりやすく描いているからなんだろうな。
アブダビのカラオケで歌う「I am woman」が彼女た>>続きを読む