このレビューはネタバレを含みます
原作未読だが、これは原作・映画両方通じてさらに味をしめる作品だと思う。映画では、痛みの残る結末だった。
細部の作り込みもすごい。個人的には、おんたんと門出をめぐる激しくエモーショナルな要素にグッとき>>続きを読む
映像表現が素晴らしいだけになんかもったいない。とにかく美しい画面。斬新な画角。しかし、肝心の物語の筋が俗的というか、落語を元ネタにしたようなものなので、大衆的なシンプルさが必要だったのだろうが、とにか>>続きを読む
面白かった!話もよく出来ている。猿たちの表情がとってもリアルで鳥肌たった。
冒頭から、ノアが「仲間想い」「慎重な判断もできる」「能力が一つ抜けている」ことを示し、その後彼を待ち受ける試練の重さや、そ>>続きを読む
はははって笑いながら観るのにうってつけ。笑 よく考えると誰も死んでいない。心温まるストーリーは良き。謎が謎のままで、第2章が気になる。
話をつめこみすぎで、今回の事件は複雑だったのもあり、理解するのに消化不良。さすがに最近のコナン映画はテンポが速すぎると個人的に感じてしまっている。
邦画特有の間の悪さに辟易した。窪塚くんが素晴らしかったので点は全て彼に捧げられる。天才にもいくつかの種類があるみたいな話。これは原作を読みたい。
これで3時間?ってくらい全く退屈しなかった!ノーラン作品いつもそうかも。現代人が求めている効率性があるのかもしれない。
視覚効果と音響効果が凄まじい。シアターで観れて良かった…アインシュタイン先生が全>>続きを読む
北野武の代表作。あまりハマらず…ヤクザたちの一時の楽園の時間は、演出方法も抜群でした。たけし、沖縄が好きなのかな。
1990年、北野武として2番目に監督した本作、マジで攻めすぎで意味不明だった。笑 細部は光っているが、もう少し意味を大事にしてほしい。若き石田ゆり子がマブすぎる
非日常と日常が同時進行する、その絡み具合がとても良かった。普通に泣いた(後ろの席の人が号泣しててつられて泣いた)。
2人の主人公の友情が素晴らしい。
8.31が起こって、何かとんでもないことを世界に期>>続きを読む
黒澤明による著名度100%の代表作。羅生門の圧倒的な佇まいに拍手。京マチ子の演技が凄まじい。
悲観的になる話だが、ラストのもっていき方は黒澤明節なのかなと思った。力強い作品。
溝口健二の代表作。物語(上田秋成が著した『雨月物語』を下敷きに様々なアレンジを加えたもの)が魅力的だが、4Kとかではないので映像の粗雑がどうしても気になりあまり楽しめなかった。海外的な評価が当時も圧倒>>続きを読む
溝口健二、すごい。冒頭から引き込まれるカメラワーク。隙がない。カメラの緊張感と共に、物語がビシッと締まる。ラストの台詞にグッときた。すごい。
ゴダールはなぜ溝口健二が好きだったんだろう笑
一筋縄ではいかないドタバタ喜劇。スタジオの作り込みが愛らしく、小市民たちの小さな世界をうまく演出している。
観終わったあともサッパリするような心地よい映画。音楽もいいね
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ブリジット・バルドーに捧げられたような美しい作品。倦怠期の夫婦のアンニュイな会話劇を理解するのはやはり困難だ。
「全ては芸術(映画)のため…」と、ゴダールが言っているようにも感じる。ポール(ミシェル・>>続きを読む
老後年金が少なすぎてマジで人生詰んだ!という、現代に生きる私たちにとっても身につまされる物語。
犬がいい味出してる。深刻な話の中である種の癒しの役割を果たしてるかも。「犬とイケオジ」的な…でも、笑え>>続きを読む
ソーシャルメディアを通じてスキャンダルが即、身の破滅を招くという現代社会の性質をクラシック音楽の世界にも容赦なく浴びせるのは最高度に皮肉である。
なんとも言い難い味わいの作品。あまり多くの説明をしない>>続きを読む
初めてのガイ・リッチー。名作だと思う。物語にも心から感動したし、抑制された感情表現にはカメラワーク等の目を見張るような工夫があるようで、とにかくびっくりした。骨太な戦争映画だ。こういう戦争映画を待って>>続きを読む
なんて悲惨な…デ・シーカの代表作。1946年。話は深刻だが、カメラワークは遠景からクローズアップまで冴え渡っていて、主役の子供2人が実に瑞々しい。だからこそ…的な話である。
てっきり、靴みがきの仕事>>続きを読む
なんというミゼラブル。そしてアラン・ドロンの色気よ…
ニーノ・ロータの音楽と相俟ってイタリアの憂愁が本当にかっこいい。南北の格差という深刻な国内問題がさりげなく重大な要素を担っていて、うまいって思っち>>続きを読む
夢幻的な世界。鑑賞後も爽やかで、無理に難解すぎず、バランスの良さが感じられた。らむちゃんの願望が反映された世界というのはとても面白い。
アニメ論を語る上で外せないほど言及される作品なのに、サブスクに>>続きを読む
SFというかファンタジー?凄い映画だった。デヴィッド・フィンチャーの『ベンジャミン・バトン』並に感動したが、脚本や原作が素晴らしい。
新しい人生を歩みたい…冒険がしたい。世界を徐々に知っていく主人公の>>続きを読む
『チャイルド・プレイ』の正当な後継。面白かった。そうはならんやろってとこも含めて笑
音楽がかっこいい。ノリノリの殺人鬼みたいなのは好きです。
伊丹十三第7作。素晴らしい映画だった。死んでいくことがどういうことか最近考えていたけど、その答え合わせをするような内容と演出だった。
誰もがこんなワンダフルな晩年は送れないだろう。だからこその(想像上>>続きを読む
かなり重たい内容だが面白かった。佐々木蔵之介にはだいぶ救われた笑 神木くんを主人公とする1人の人間の内面、「僕の戦争は終わっていないんです…」という一人称の世界が主題となっている。
リアリズムから>>続きを読む
加瀬亮の織田信長がとにかく強烈だった。細部が光る作風。北野武のエッセンスを時代劇でも味わえるのは至福。
西島秀俊さんかっこよ〜イケメン〜
めっちゃ面白かった! 歴史の偉人をここまでこき下ろすとは笑 これを演じたホアキン・フェニックスは凄い。
ただ、こき下ろしの仕方が通り一辺倒な気もする。とってつけたような背景CGも気になる。
だけど、>>続きを読む
ジーン・セバーグめっちゃ素敵だった。自分にはゴダールを評価し切れる素質がない😭😭
SEEDの新作劇場作品が公開されるということで、DESTINYは未視聴なのでとりあえず総集編4部作を劇場で!
めっちゃ面白かった! キラ・ヤマトが再び立ち上がる日まで。感動した。アスランの苦悩、シン>>続きを読む
ひどい笑 復讐の鬼と化した前半はむしろ素晴らしかったと思う。中盤でトーンダウンし、話もは??って興醒めするような感じでテンションだだ下がりで、まあ一気に花火が散る感じで、結末はむしろ新鮮だったと思う。>>続きを読む
苦痛だった。妻と男の諍いが辛く、こういうの苦手…キリキリと観客の心を苦しめる点では優秀なのかもしれない。たくさんの女たち。男が抱える空虚に、男自身も悩んで、ラストがうやむやなのだとしたら、少し釈然とし>>続きを読む
なにかのついでに観始めたが、いい映画だった。バイオレンス×コメディ。心温まるようなホームものでもある。
うららと雪を繋ぐ作品、それがBLマンガだった。こういう得がたい出逢いのきっかけを、小説やマンガが作ることは確かにある。現代文芸は多くの人を連帯させるわけではない、ただ、繋がった人を小さな世界で強く結び>>続きを読む
うーんそこまで刺さらず… 奥さんの存在が途中から消えた。子どもかわいい。
レストランのシーン、とっても良かった。あと、教会をうろつくなんともイタいシーンも笑 ひとつひとつのシーンの細かいエピソードが>>続きを読む
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こんなに面白かったっけ??上級生になるにつれて恋愛要素マシマシでいいね!笑 クラムを翻弄するハーマイオニーやばすぎ。あんなに綺麗でいいのか?
やはり物語的には残念。重要人物を死なすという…ヴォルデモ>>続きを読む
重く、素晴らしい主題であるがゆえに、もったいないというか、残念だった。後半の「感動するならココです!」みたいなあからさまな観客への提示は不要だ。
あと、むやみに人が死にすぎなのかもしれない。
広末涼>>続きを読む