シャーリーさんの映画レビュー・感想・評価

シャーリー

シャーリー

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告白 コンフェッション(2024年製作の映画)

2.5

ワンシュチュエーションものとして、振り切れていないのと、狂気した演技がいまひとつ。

劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ(2024年製作の映画)

4.0

市原隼人さん演じる甘利田先生。
見るものを笑顔にしてくれるオーバーな演技。

美味しく食べることの大切さを伝えてくれた本作は、個食が進む現代において、給食の存在価値を示してくれたように思う。

関心領域(2023年製作の映画)

2.0

間接的に残虐なシーンを想起させる手法は見事。

ただ、難しく分からないシーンも多く、自分には合っていなかったように思う。

予告編やアカデミー賞の受賞など、過度な期待が裏目に出てしまったのかもしれない
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.0

格之進の過去が分かるまでが長く、そこまでは展開がほとんどないのが残念。

それ以降は良かったが、因縁の相手・柴田との大立ち回りからの介錯など、演出面がコメディ寄りに感じてしまった。

ミッシング(2024年製作の映画)

3.0

石原さとみさんの演技、特に嗚咽して泣くシーンなど、目を見張るほどの素晴らしさだった。

変に風呂敷を広げて、放ったらかしで終わってしまったのが腑に落ちない。

大病人(1993年製作の映画)

3.0

死生観を伊丹十三節で問う本作。

後半のデジタル合成を使用したシーン以降は、コメディ色がほぼなくなり、作品のテーマにしっかりと向き合うことが出来た。

また、自転車をこぐ櫻井淳子さんがホントに美しい。

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.5

ラスト30分の胸くその悪い展開。
それを想起させるシーンでの尋常ではない胸騒ぎ。
正にタイトル通りの作品。
見なければ良かったのかもしれない。

あげまん(1990年製作の映画)

3.0

中盤まではテンポも早く、見ていて飽きる暇がなく良かった。

政財界との絡みが出て来たあたりから失速。

スケール感を広げない方が、よくまとまっていて良かったように思う。

トラペジウム(2024年製作の映画)

3.5

主人公がアイドルという職業に取り憑かれ、周りの人たちの笑顔を奪っていく中盤からの展開は見ごたえがあってよかった。

特に主人公の発狂シーンは、本作一番の見どころだったように思う。ライブシーンよりも良か
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ミッション:15(2013年製作の映画)

2.5

ありふれた設定故、脚本や演出で勝負しなければいけないのに、盛り上がりもなく、淡々と終わりを迎えてしまい残念。

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.0

前半はゆったりとしたテンポ感が心地よく感じられたが、中盤から後半に掛けては間延びした感が強くダレてしまった。

時折登場する風吹ジュンさんの演技に安堵する。

ミンボーの女(1992年製作の映画)

4.0

ストーリー、キャラクターともに面白い。

何よりも正義を貫いてこのテーマで作り上げたことが素晴らしい。

マルサの女2(1988年製作の映画)

3.0

前作の出来から、どうしても期待してしまった。

相手が大き過ぎで、また見せたいものが多いせいか焦点が定まらず。

序盤、主演の宮本信子さんの出番が少ないのも残念。

実録三億円事件 時効成立(1975年製作の映画)

3.0

タイトルがすべてを物語っている本作。
結末がネタバレされています。

犯行の準備段階が一番ワクワクさせられ良かったが、その後は大きく盛り上がるシーンもなく残念。

スーパーの女(1996年製作の映画)

4.0

伊丹十三らしい皮肉の効いたスーパー再生物語。

冒頭の断り書きから皮肉全開。
そりゃあ面白いもの見せてくれましたよ。

東京原発(2002年製作の映画)

3.0

日本の原発政策について考えさせられる1本。

3.11の前に作られた作品と言うことに驚かされる程、的を得た考察とストーリーには感服。

レナードの朝(1990年製作の映画)

3.0

わずかな時間で得た生きる喜び。
そして、元に戻ったことによる苦悩。

あまろっく(2024年製作の映画)

3.0

笑福亭鶴瓶さんの登場シーンが思いの外短く、江口のりこさんと中条あやみさんのダブル主演では画面が持たないシーンが多々あり残念でした。

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.0

エンディング後のシーンに全振りの本作。

肝心の平次と和葉の恋愛も中途半端な扱いで残念。

個人的には、出番こそ少ないものの、工藤有希子(CV:島本須美)の声が聞けたので良かった。

毒娘(2024年製作の映画)

3.0

毒親が毒娘を後天的に誕生させた。

期待していた程ではなく、がっかり感が勝ってしまった。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

オッペンハイマーの栄光だけでなく、メインは公聴会で追求を受け、人生が暗転していく様。

時系列の合間合間に公聴会での追求が挟み込まれており、3時間を飽きさせないような作りになっていて良かった。

特に
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.0

設定の着眼点が素晴らしい本作。

被害者遺族の救済やキリスト教の赦しを彷彿とさせられる展開からの裏切りなどは良かった。

ただ、如何せんワンパターンな展開が長く続くのがもったいなかった。

ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター(1993年製作の映画)

3.5

ラストシーンへの伏線があからさま過ぎるカットは、個人的にはいただけなかった。

ただ、それを差し引いても、十二分に見応えのある作品でした。

危険な遊び(1993年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

展開も早く、分かりやすい作りの本作。

我が子だけれども悪との決別を選択するラストシーンからのマークの語りが秀逸。

変な家(2024年製作の映画)

4.0

予想外の方向に進んで行ったので、そこが評価の分かれ目といったところだろうか。

個人的にはこの方向は大好きなので、大変に満足している。

佐藤二朗さんの覇気のない演技が、本作にはピッタリとハマっており
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.5

岡田将生の怪演がが霞むほどの役どころだった羽村くんにアッパレ。

ラスト10分が羽村くんの役どころをより強烈にさせている一方、蛇足だったのではと感じさせられるシーンでした。

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.5

いい意味で杉咲花っぽくないシーンもあり新鮮味があった。

志尊淳の演技力の高さが際立っていた。
特に叫びの演技が最高でした。

シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

3.0

ホラー映画というよりもミステリー映画。

ホラー映画として過度な期待を持って見始めてしまっただけに、どうしても物足りなさを感じてしまった。

ただ、タイトル後の墓石が波に飲み込まれる合成が圧巻。

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

3.5

ラスト15分は名言の畳み掛け。

特に「死を遠ざけるのではなく、生を高めるのが医者の務め」というセリフにぐっと来ます。

クオリティー・オブ・ライフの重要性を端的に示しています。

コットンテール(2022年製作の映画)

3.0

リリー・フランキーさん主役のロードムービー兼親子の絆の再生がテーマ。

リリー・フランキーさんの圧倒的な演技力は良いものの、何処か間延びした構成が肌に合わず。

ただ、ラストシーンは見応えあり。

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

3.5

オープニング映像とラスト40分の怒涛の展開が素晴らしい。

また、戦地から音を奏でる映像が挿入されていたりと、今年もメッセージ性が強い一本に。

ただ、テンポ感がバラバラのせいか、オープニング後から直
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.0

映画「クールランニング」を彷彿とさせられる本作。

展開が分かっているだけに、本作のテンポ感が悪かったが残念。

もっとスピディーに進んで欲しかった。

マッチング(2024年製作の映画)

2.5

前半1時間で展開や犯人の予想が付いてしまい、残り時間はただ退屈だった。

ここ最近の内田監督作品、ハマらないな。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.0

松村北斗と上白石萌音の男女の距離感と、お互いの病気に対する向き合い方の距離感がシンクロしており良かった。

カラーパープル(2023年製作の映画)

3.0

中盤の中だるみは酷く感じたが、終わってみれば良いストーリーだった。

一度はスピルバーグ監督版も見てみたいと思わされた。

罪と悪(2024年製作の映画)

3.5

途中、半グレの男が言っていた言葉がこの映画のテーマを端的に捉えていたように思う。

その人が罪と思わなければ罪にはならない。

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