mikanmcsさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

巷の噂で「今度のリブート版ターミネーターはジェームズ・キャメロン製作で、かなりいい!」と聞いたので見ました。。すいません、がっかりでした。

冒頭で若き日のサラ・コナーやシュワちゃんの姿が出てきたので
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アゲイン AGAIN(1984年製作の映画)

4.5

(今どきの若い方にはわからないでしょうけれど)矢作俊彦による日活映画アンソロジー、というだけで当時は狂喜しました。

80年代に封切りで見て以来、ビデオでは何度か見ていたんですが、発売されたDVDを買
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

アカデミー賞作品賞は納得。
この映画を封切りで見てから、何度見ただろう。何度見ても泣かされる。

といってもピーター・ファレリーのことだから、基本はコメディ。
要は主人公二人の友情を描くロードムービー
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幸せのちから(2006年製作の映画)

3.0

たまにはドラマでも見るか、とU-NEXTで視聴。結果から言うと、「まあこうなるよなあ」と思った通りになる予定調和的な映画でした。「どん底の主人公ががんばって這い上がるオハナシ」なので、もっとロッキー的>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

4.0

シャマランの映画は「シックス・センス」が面白過ぎたせいか、それ以降の映画はどれを見ても残念な感じがあったです。(でも状況設定などの掴みがうまいので、宣伝につられて見ちゃうんですよねえ。。。で後悔する)>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

5.0

アマプラにて再見。(もう10回以上みてる。)

何度見ても最高なのだが、先日の「ザ・レイド2」の流れで今回はマーク・ダカスコスとヤヤン・ルヒアン/セセプ・アリフ・ラーマンさんを中心に堪能した。

アク
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ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

3.5

前作「ザ・レイド」はシンプルな状況設定でアクションに徹した良作であったが、今回は潜入捜査モノで二時間半の長尺、ストーリーも複雑になった。

結果、途中で登場人物の名前がわからなくなって筋を見失うことも
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.5

昨日映画館で「フレンチ・ディスパッチ」を見たので、流れで未見のこちらを鑑賞。ストップモーションアニメ・構図・効果・色使い、どれをとってもウエス・アンダーソン。動物の顔の一本一本の毛まで動かしてるのは、>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

ウエス・アンダーソンの新作が来たことを知り、急いで映画館に駆けつけて拝視聴。

今回は雑誌の枠組みを借りたオムニバス趣向だったが、言われてみればウエス・アンダーソンの凝った絵作りは欧米の高級雑誌のペー
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

2.0

デンゼル・ワシントンの刑事ものってことで、ネトフリで予備知識なく鑑賞。前半は本格的なバディものっぽくて期待したが、後半は残念な展開に。一言でいえば「スカッとしない刑事もの」でした。この映画に求めるもの>>続きを読む

ストリートファイター(1975年製作の映画)

3.5

ブロンソンとジェームズ・コバーンが出てるってだけで、もう見るしかないよね。アメリカの大不況時代(HARD TIMES)のお話、って意味では北国の帝王と同じ時代背景で、イントロはブロンソンがホーボーとし>>続きを読む

DAGON(2001年製作の映画)

3.5

昔みた「フロム・ビヨンド」でスチュアート・ゴードンとブライアン・ユズナのぶっ飛び具合にやられ、それ以来このコンビのものは欠かさず見ています。本作も低予算ながらハラハラ&グログロが続いて、楽しめる作品に>>続きを読む

おもいでの夏(1970年製作の映画)

4.5

「孤独のキネマ」(森田健司)を読んでいて言及があり、懐かしかったので再見。

この映画を始めてみたのは高校の時、とこかの名画座で。1942年=第二次大戦中のアメリカの避暑地の島でのひと夏の体験を回想と
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.0

旅行先のホテルでケーブルTVに入ってたので鑑賞。チャドウイック・ボスマンの遺作という触れ込み。

悪いけど、刑事ものとしては、ストーリーや人物像があまりに紋切型で見ていられない。上司のJ.K.シモンズ
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.5

ジャンルとしては法廷モノだが、(「十二人の怒れる男」に代表されるような)ドラマティックな展開や最後にスカッとするような結末がある裁判劇ではない。

物語の柱は、組織・背景・思想の異なるベトナム反戦運動
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

「隕石衝突」を狂言回しにして、現代(アメリカ)の政治的分断、SNSカルチャー、トランプ現象、IT長者、格差、大衆の劣化などを「笑うしかない」ものとして描く。要は「博士の異常な愛情」の現代版か。

キャ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

「芸人」がテーマのノスタルジックな映画。

笑わせるとこはきちっと笑わせ、泣かせどころはきちっと泣かせる、という意味で(あざといくらいに)よくできていると思いました。主役の柳楽さんは不勉強で初見でした
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.5

安定のスコセッシのギャングもの。

3時間半の長尺だが、セットや車、衣装、音楽が60-70年代の雰囲気をうまく出していて、見てて飽きない。ただ、話としては結構単調で、デニーロ演じる主人公はいつも「上か
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キャビン(2011年製作の映画)

4.0

あまり期待せずに見たせいか、とても面白かったです。

若者が田舎の別荘に行って死者を起こしてしまい、、という「お約束」は守りつつ、その背後にいる黒幕組織をコメディとして描く、、というメタ構造を持った作
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

前半は60年代カルチャー全開で超好み。音楽もファッションも素晴らしい。

個人的には主人公の部屋に「スイート・チャリティ」のポスターが貼ってあったのがツボでした。(ボブ・フォッシーのモダンなダンスとシ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.0

前半、前3作を踏襲・引用するメタ構造的なところは「お、前評判悪いけど結構面白いじゃん」と思いましたが、後半はメロメロ。「どこかで見たことあるアクション」の連続で白けました。

画面が暗くてアクションで
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ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

4.0

アルフォンソ・キュアロンの映画を見たいなあと思いU-NEXTで検索したら出てきたので鑑賞。

監督はアルフォンソ・キュアロンの息子さんだそうです。筋立ては「アメリカに不法入国しようとしたメキシコ人が、
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

2.0

タランティーノ的な弾けたノリを期待していて、確かに編集等は工夫されているのだが、なぜか見ていて不快。同テーマの「トゥルー・ロマンス」や「ワイルド・アット・ハート」は素晴らしかったのだが。。。主人公の二>>続きを読む

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