むくみよさんの映画レビュー・感想・評価

むくみよ

むくみよ

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.7

強烈で過激なようでいてそんなにひきずらなかった。ランティモス作品の中で一番後味気にしないでいられる。麻痺してしまったのかも。ダンスは最高にクセになるやつかましてきた。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.6

録り貯めしてる映画漁ったらジム・ジャームッシュばっかり出てきた。今は刺激的な作品が観たいからジャームッシュは違う、じっくり余白を味わうタイプで気分じゃないとか言いながら目が離せず。スクリーミン・ジェイ>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.2

昨年どうしても劇場に行けなかった時期に公開されてて、ずっと流れてくるゲ謎に狂わされた人たちのSNSでいつか観るんだって耐えてた。

こんな目が溶けそうなぐらい泣かされるん。水木の鼻血とか血塗れ姿がたま
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.7

獠ちゃん令和の新宿にいた。動きのひとつひとつ、佇まいも本物。久しぶりにもっこりってフレーズ大量に浴びた。

梶田さんの海坊主、表情とか全然わからんくて、でも足の長さ的にこの人がマッフィやってなったんだ
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リラの門 4K デジタル・リマスター版(1957年製作の映画)

2.9

4Kデジタル・リマスター版。逃亡犯に全く魅力を感じなかったので、ジュジュがなぜあんなに献身的なのか理解できず。そのやる気があればもうちょっと自分の家族のこととか頑張ればいい。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.8

人類は取り返しのつかないものを手に入れてしまった。これからの歴史に、未来に星が自らの寿命で死を迎える前に人類の残したもので幕が閉じるかもって、子どもの頃から怖いなって思ってたことを再認識する。科学の怖>>続きを読む

運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

3.7

アリの泣き顔みたらたまらない気持ちになる。がんばって走り抜けたのにね。このあと2人とも笑顔になるの知ってるよ。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.3

なぜか観終わったら喉がイガイガして砂を感じた。

オースティン・バトラー出てくるたびに気になってストーリー入ってこなくなる。

ドゥニさん救世主までは映像化するつもりなんだよね?ありがたい。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1

過ぎ去った物語が自分にもあるんだと、それがみんな違うのにすごく個人的なのに刺さるんじゃないか。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム エクステンデッド・エディション(2022年製作の映画)

5.0

MCUのマルチバースが歴代スパイダーマン映画のアンサーくれる。ヴィランも生き生きしている。

スパイダーマンの孤独や背負ったものを共感できる人物は、他のスパイダーマンでしかわからない。互いのなんともい
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.1

作中一番泣いて一番終わって欲しくない試合。

烏野VS音駒の、いわゆるゴミ捨て場の決戦だけを丸々1本の作品にしてくれてありがとう。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.1

原作に対して誠実に向き合って妥協を一切せずに撮ったんだなって感動した。鶴見中尉のお姿見た時はこれだけでも見る価値はありそうとか思ったけど、もっと人も衣装も小道具も建物もうんとハイレベルだった。生きてた>>続きを読む

劇場版 黒執事 Book of the Atlantic(2016年製作の映画)

3.4

リジーのエピソードと、まだニセモノの2人のエピソードいいよね。そして葬儀屋がかっこいいので。来春、新作アニメも始まる。

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.2

MCU第33作目

カマラとその家族がとってもいいんだ。

独りのキャロルとパッチン後独りになったモニカも家族だよ。

キャプテン・マーベルのパワーはもっとインフレしてて欲しいな。

夢広がるミッドク
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レディ・マエストロ(2018年製作の映画)

3.3

先駆者アントニア・ブリコ。約100年経った今、その道はどう開かれているのか。

少し他者への気配り心配りが足りない強情さが気になるけど、その強さが持って生まれた資質でもあるし、ちゃんと目を向けて手を差
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銀河英雄伝説外伝/黄金の翼(1992年製作の映画)

3.0

ずっと引き延ばしにしてたこれで現状存在する銀英伝アニメは全部制覇したんじゃないか。クルムバッハは登場から暫くはお化粧したオーベルシュタインだと思ってた。キャスト全員違うって聞いてたけど、ナレーションは>>続きを読む

僕のヒーローアカデミア「雄英ヒーローズ・バトル」(2023年製作の映画)

4.0

ヒロアカはこの先も永遠に大好き。スクリーンで見せてくれてありがとう。

ラストキング・オブ・スコットランド(2006年製作の映画)

3.5

擁護しきれない部分は多いけど、とんでもないやつに好かれちゃったな。フォレスト・ウィテカーに戦慄する。こわいよ。

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.9

しんのが慎之介に詰め寄るシーンが致命傷になりそうな大人です。

ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

3.5

才能の伸び代と人間性の伸び代。どうやって成長するかに大人の影響計り知れない。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.8

キアヌが真田さんとドニー・イェンとビル・スカルスガルドと共演、これはご褒美か。アクションはシリーズで一番好き。瞬き忘れる。

ビルはいくつになっても生意気で可愛いね。いっぱいファッションショーしてくれ
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.3

神の力がなくても、ドウェイン・ジョンソンなら壁はぶち抜いて進めそうだし、弾丸なんてはじいてしまうかもしれない説得力。

シャザム!が合言葉なのシャザムだけじゃないんだ。

レスラー(2008年製作の映画)

4.1

ランディの居場所あるやん。痛みをともなってもそこにある瞬間まだ立てるなら、

ボロボロで不器用でうまくいかないことだらけで、大切にしなきゃいけない人を傷つけてどうしようもなくても、あの歓声の中で落とし
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.8

ほぼ密室劇。脚本と見せ方が巧みなのかずっと目が離せない。おじさまたちが時に声を荒らげながら話し合ってるだけだ。なのに彼らの人生が垣間見える。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.6

結局のところ他人の中にある真実を正しく理解なんて出来ない。その孤独は分かち合えない。だけど、向き合うことで救われることもある。互いに。それを糧にするしかないよな生きるって。

手錠のまゝの脱獄(1958年製作の映画)

3.5

共に危機に瀕し、共に生き延びる事を最優先するうちに互いを知って、そしたら前には戻れないね。

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

4.0

選択肢に皆が幸せになるルートない。これはまさに戦争なので、両者とも攻撃してる時点でどっちが正しいとかだけの問題じゃないんだけど、それにしてもFBIエグい。

フレッドとジェイクのママのシーンがやるせな
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.3

トムの命懸けにますます拍車がかかってんのよ。だからこっちもこの灼熱地獄の夏、出来れば一歩も外を出歩きたくないけど頑張って劇場で観る。

撮りたいアクション多過ぎね。凄いよ、全力疾走。

ポム・クレメン
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おそ松さん 魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会(2023年製作の映画)

3.5

笑いが堪えきれなくなった時みんなも思わず笑ってたので、映画館で観れて良かったやつだ。

一松がとりわけ可愛いかった。

デッドマン(1995年製作の映画)

3.3

まばたきのように暗転するのが現実なのか夢見てるのかわかんなくなってきた。イギー・ポップ出てきたんと、頭蓋の脆さには目が覚める。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

インディ・ジョーンズと追いかけっこするマッツ。ちょっと追いかけ具合が長い。

前作に続いてまたハンカチのいらない冒険譚になるのかなと思ってたけど(やっぱりクリスタル・スカルちょっと引っ掛かってるな)、
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