mashuさんの映画レビュー・感想・評価

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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.5

飛行機で観たのに大号泣(不審者)

こんなことがあったのかと、
こんな世の中がこの日本にあったのかと、
その事実に胸が苦しかった。
これを経験した人にしかわかりえない、心や感情の動きがあっただろうし、
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沖縄狂想曲(2024年製作の映画)

4.2

沖縄の米軍基地問題。
関西にいると情報に自ら飛び込んでいかないと風化してしまう自分がいる。これではあかんと久しぶりに立ち向かった。
情報量が多く、効果音が好みでなかったが。

米軍基地を留まらせている
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(2023年製作の映画)

4.5

現実を映像化したすべての人に、ご苦労さまでした、ありがとうございます、と伝えたい。
本当に起こってしまったこの悲しい事件は、当時から現在も福祉に携わる者たちに課せられている命題でもあると感じている。
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

4.5

とても大変な地域で、しかもそれは全然昔のことではないことを初めて知った。
暴力の連鎖を止めるのは対話。
暴力の連鎖を止めるのは暴力や圧力ではない。
これってもう難しい話しではないはずなのに、この世界で
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

この現実が2010年のことだなんて信じられない。
もしかすると世界のどこかにまだ存在するかもしれない。

レイプされても赦すことで報われると信じ込まされてきた女性たちと
女性には暴行してもよいと教わる
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.3

まず俳優ってすごいな、まじで。前半のシーン凄すぎて正直引くぐらいやったけど、知らん間に入り込んでた。
様々な愛の形、それがエゴか。
確かにな。
一緒に居たいと想うエゴが重なれば、成立するのかも。でもそ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

評価5!!
こんな青春時代をこの時期に映画化してくれたことに感謝。スラダンの「冷めた暑苦しさ」が、あーそうやった!と思い返すアレコレ。もーサイコーや。
自分の子どもに花道って名前つけたいって思ってた幼
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.8

誘われて観に行ったけど
すみません。分からなかった、、、
前情報なし、新海誠さんのことも全然知らんので、ついていけずでした。

ある男(2022年製作の映画)

4.4

思ってた通りの名役者揃い。色んなエピソードが淡々と進んで面白かった。
だいたい全員めっちゃいいキャストの中、中学生に1番やられました。涙。すばらしい!

教育と愛国(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

教科書のパン屋の記述が和菓子に変わったのを皮切りに、現在の教科書問題に切り込む。

これまで教科書を制作してきた出版社が戦時中の日本の加害を書き、採用されず倒産した。
戦時中の加害の問題もあったことを
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.5

子役のゼインの目。
あまりにも圧倒的だが、この役柄のような生い立ちを経験した子どもだそうだ。
あの体格からは予想もつかないほど、大人の汚いところを全て悟った言動が、胸に突き刺さる。
重い題材だが、
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

4.0

他人事ではないよーな気持ちになる。
大きな失敗も小さな失敗も経験して歳を重ねる。失敗に対する向き合い方こそそれぞれで、でもこの主人公、不器用ながら必死に向き合ったよな。かっこ悪くても。
仲野太賀?すげ
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.2

確かにある、
確かに現実に存在するこのような家庭。
母親にだけ責任を問うような風潮、この映画にも出てくる支援員たちの底の浅さに憤る。
映画だけど、映画じゃない。
現実としてどう受け止めるか考えないと。
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.5

正月の深夜放送を寝落ち覚悟で流し見したら最後まで見てしまった。
にしても死因それかよ!からの北村匠海の泣きシーンに誘われて泣いてしまった。
普段絶対観ないであろう題材やけど、
浜辺美波に恋。

クナシリ(2019年製作の映画)

3.8

見たことの無い世界を見れる!と思って見たが、見れた世界ともっと深堀りしてほしかった感が交錯する。
結局戦争で勝っても負けても良い未来は無いってことなんじゃないかな、この国後島の現実は。
にしても、国後
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かば(2021年製作の映画)

4.5

意外にゴテゴテしてなくて、
暑苦しすぎなくて、
とにかく寄り添う、必死に共感するということに尽きる。
それをすると、
数倍時間も体力も心も使うけど、
その数倍返ってくることもあるし、その数倍返ってこな
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.8

今見終わったが、すぐに感想が書けない。辛い。

怖い。ただそれだけ。
これがこの世の中にあるということ、それが自分に降りかかるかもしれないということ、、
日本から拉致され、日本に帰りたいと言いながら亡
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望み(2020年製作の映画)

4.5

堤真一、石田ゆりこはあかん。泣く。

報道される一つ一つの事件にそれぞれの背景があり、流れる生活がある。
そういうの忘れずに、ネットとか噂で断定したりしないようにしたいな。
直太朗のエンディングがリピ
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タッチ・ミー・ノット~ローラと秘密のカウンセリング~(2018年製作の映画)

3.0

開始30秒で度肝抜かれた。まさか。
惜しみない裸体、局部。
居心地悪く感じることも多かった。
それよりなにより
観に来てたキャピキャピカップルは大丈夫か?!とばかり気になる始末。

冷静な解説されてる
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

4.9

数カ月ぶりの映画館。
やっぱり映画は映画館で観たい派です。

あんな完全レイシストで凶暴な人が
良心を取りもどすことがある。
何を信じるかなんて人それぞれやけど、
たとえ辛くてしんどくて色んなことがあ
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共犯者たち(2017年製作の映画)

4.5

ジャーナリズム魂圧巻。
韓国ってこんなひどい?!って思うけど
こんなこと(政治が報道を操作)が日常茶飯事で行われてるのに表に上がってこない日本のほうがよほどタチ悪いんやろなと思う。
問題意識モチベ向上
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わたしは分断を許さない(2020年製作の映画)

4.8

数年かけた取材に基づく、その地に生きる「ひとり」を主語にした膨大なドキュメンタリー。
もう一回見よう。
大切な事実がここにはある。
香港、福島、沖縄、難民問題、パレスチナ、
そこには真実を叫びながら生
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被ばく牛と生きる(2017年製作の映画)

4.6

サンプルを鑑賞。
希望の牧場に昨年訪問したことから見たかった映画の一つ。
原発事故の被害から畜産動物の殺処分を言い渡されたが、これまで育ててきた動物を殺したくないとした人々のドキュメンタリー。
辛いシ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

どえらい賞を取ったととのことで観たけど面白かった!
貧富の差を軸に、んなことなんの?!っていう展開。
場面場面の描写もよかったし、笑えるしハラハラするし、陳腐なとこもあって良かった!
息子にはいい恋を
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プリズン・サークル(2019年製作の映画)

4.6

刑務所内の受刑者に対するプログラムを長年撮影したドキュメンタリー。
過酷な過去をもつ受刑者は、過去と向き合いながら、犯した罪の重さを知っていく。
自らのことを自らの言葉をもって語る。
こんな簡単そうに
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コンプリシティ/優しい共犯(2018年製作の映画)

2.9

テーマは良かったけど、冷めてしまうシーンが多くて
集中力が続かなかった。
オチの流れも。
でもいい役者ぞろいでした!

さよならテレビ(2019年製作の映画)

4.0

何か色々感想を書こうとしたけど、辞めた。やっぱりメディアには権力の監視をもっとしてほしい。
澤村さんみたいな人間好きや。

i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

4.8

これ日本人全員観るべき。
何でこんな政権が長いこと続くねん。
無関心あかん。むかつく。

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.4

障害児への虐待、特に性的虐待のシーンは見てられないし、加害者の校長たちに殺意芽生える。それはこれが実話に基づいてるから。
裁判でこれでもかと、弱者をバカにした言動数々、ここまで保身のために腐った人間に
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

4.0

IMFのことなんてわかるかなーと思ったけど、国を任された人間がどこを向いているのかは日本にも通じる話だと思った。
このIMF救済によって、企業は倒産し130万人の解雇、自殺が前年比より40%も増えた。
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ある精肉店のはなし(2013年製作の映画)

4.5

やっと見れた。
想像してた現実直視させられるシーンがインパクト大だが、そこに至る部落問題や水平社、語り継がれる生活と家族の絆に寄り添ったドキュメンタリーに感動した。
こうして美味しく食事をいただけるこ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

飛行機機内で鑑賞。
それでも圧倒的な音楽とラストライブはしびれまくった!