ちょなんさんの映画レビュー・感想・評価

ちょなん

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インディアナとアーシバルド(2020年製作の映画)

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ナワシロシネマで鑑賞。

個性的な顔でメインキャストを採用したんじゃないか?というくらい、個性的な顔と表情の変化。

映画らしいヘンテコな世界。

BSSTOで配信中。
https://sst-onl
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アリスとひまわり(2022年製作の映画)

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ナワシロシネマで鑑賞。
現実と夢を行き来しながら白昼夢の世界に入るような感覚。

チェコ・ヌーヴェルヴァーグが頭に浮かぶような実験的な不可解さ。舞台設定は80年代前後くらいで、当時の映像技術を意識した
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

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予告編を観て、ひさしぶりにホラー映画が観たくなる。
きらめき彫刻祭の「彫刻とは?」という問いに触れたばかりだったこともあり、「ホラー映画とは?」という問いを持って鑑賞する。

人が恐怖や不安を感じるの
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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裕福さを手放し社会に必要以上に搾取されず、清貧で生活の中の適度な豊かさを大事にする自律した生き方。社会の影にある木漏れ日のような人生の美しさを感じさせてくれる作品。

「THE TOKYO TOIL
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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社会常識やステレオタイプから取りこぼされるゴーストの世界。

依存しようとすると拒まれ、依存されそうになると拒む。

友人への依存、家族への依存、ゴースト仲間への依存を経て、ひとりで生きる道へ。

Dance with the Issue(2023年製作の映画)

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シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』で鑑賞。
様々な関係が複雑に絡み合う電力問題を、コンテンポラリーダンスを通じて身近に感じられる作品。作品が内省を促してくれる仕掛けもおもしろい。

日本各地
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アクション!(2021年製作の映画)

4.0

Short Shorts Film Festival & Asiaのアワードセレモニーで鑑賞。

アクションという瞬きする間の出来事。
ワンカットごとにどのようなドラマが生まれているのか。
そしてリテ
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コロンバス(2017年製作の映画)

4.3

『冬のシネマパーティー2023 in 横須賀美術館』で鑑賞。

ヒューマンドラマに加えて、建築や背景も人のように撮られているというキノ・イグルー有坂さんの前説。

建築がほんと美しくて、写真のよう
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

主人公はリョータ、現実のようなリアルな映像表現、キャラクターの動きはモーションキャプチャーで。漫画ではなく、アニメでもない新たな映像表現。

作家は何を描こうとしているのか?

井上雄彦監督は、漫画連
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目の見えない白鳥さん、アートを見にいく(2022年製作の映画)

5.0

『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』を、東京ドキュメンタリー映画祭へ見にいく。

白鳥さん&マイティさん&川内さんのアート鑑賞を追体験。茨城県美術館、大地の芸術祭、東京都現代美術館などでアート鑑
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七つの会議(2018年製作の映画)

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後半の怒涛の展開に引き込まれる。
展開と合わせて、曲者たちの灰汁が出てくる。八角(野村萬斎)は逆に灰汁が抜けていく。

社会インフラに関わる仕事をしていると、影響範囲の大きさにプレッシャーを感じること
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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様々なSF映画が溢れる中で、未知の世界の怖さや美しさをここまで感じさせてくれる作品は珍しい。

1.43:1のフルサイズ鑑賞は、受け取る情報量が増えるからか疲れる。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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ワインヨガのようなほろ酔いにより、身体と心と頭のバランスを取ることに可能性は感じる。けれど、度が過ぎると…。
主人公のダンスがとても素敵で憧れる。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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わかるわからないの壁をどう越えていくのか。何によって壁を越える力が生まれるのか。壁とは何なのか。

マルケータ・ラザロヴァー(1967年製作の映画)

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55年前の作品で、この表現力というのが、ただただすごい。新しさすら感じる映像表現。

狼の群れ、白昼夢のように混じり合う現実と幻想。異世界のように感じる奇妙な世界からDUNEが、異様で奇怪なコズリーク
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

パンフレットを読み、2回目の鑑賞をしたので追記
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こどもの頃から慣れ親しんできたウルトラマン。
空想特撮映画として、改めて現実と空想を混ぜたら何が起きるのか。

こどもと大人の追体験の違い。
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レアの大好きなこと(2015年製作の映画)

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ショートフィルムの語り部屋 with ブリリア ショートショートシアター オンライン(LINEオープンチャット)
で鑑賞。

目を閉じた世界の遠くて大きな幸せ。
目を開いた世界のささやかな幸せ。

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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

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これまでのマトリックスという青いピルを通して観るのか?
今のマトリックス、今の自分という赤いピルを通して観るのか?
あり方によって観えるもの感じとれるものが変わってくる。

シリーズものってことで、社
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ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

Selma Songsを聴きながら書いている。

ラース・フォン・トリアー版ラ・ラ・ランドと、安っぽい言葉が頭に浮かぶ。暗い方向に進めば進むほどにミュージカルが混じり込んでくる、ラース・フォン・トリア
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描きたい、が止まらない(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

生きていく上で大事な視点を教えてくれる映画。
鑑賞前は「障がい者やマイノリティの映画」というイメージが強かったけれど、鑑賞後は「孤独に向き合うひとりのアーティストを扱った映画」というイメージに変化した
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ウワキな現場(2021年製作の映画)

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鈍感キャラから…のアイカ(Aマッソ・加納)
表情豊かに怖がるミキ(3時のヒロイン・福田)
鋭い眼力のサヤカ(ラランド・サーヤ)
サーヤの安定感と加納の緩急&爆発がすごい。今までにみたことのないトゲトゲ
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

3人の視点、事実と解釈
命を助けたのはどちらか?
根拠不足で感情に流された行動
色欲にまみれた人を支える人、女性を財産として扱う人を支える人
極端な男尊女卑
性教育が不足している人々

極端な男尊女卑
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

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トーベ・ヤンソンの創造性はどこから来るのか?
芸術家のステレオタイプに固執する彫刻家の父と、自分らしさを模索するトーベ
愛する人や仲間と共にする時間から生まれるドラマと、ドラマを創作に捧げるトーベ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

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シャン・チーのおもしろさはどこから来るのか?
ジャッキー・チェン映画を連想させる閉所と高所でのハラハラドキドキするカンフーアクション
閉所カンフーアクションxカーアクション
と、ものっすごい高所でのカ
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ポッポー!(2019年製作の映画)

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小さな人、中の人
昔の擬人化表現に、小さな人ってよく使われていた気がする。

別居カップル、私を取り替えないで
時間に縛られた不自由な生活、家電の代替可能性
シニアとルーチンワーク
代替可能なものはい
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来客用駐車スペース(2015年製作の映画)

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ショートフィルムらしく、難解なところがありテンポの早い作品。
2度目の鑑賞で、ジェーン&リサとの関係が見えてきて、つけが回る主人公ピーターに、より共感できるようになる。

気になったポイント
・不倫相
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途切れない電話/Call Waiting(2020年製作の映画)

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ちいさな子どもがふたりいるテレワークの環境で、ひとりのお母さんが救急コールセンターの仕事を…。
家の中と電話の向こうで、同時多発的に発生する緊急事態…。

ストレスからの喫煙(や飲酒)により、コロナ抗
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不思議な黒いシミ(2015年製作の映画)

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『ショートフィルムで対話鑑賞 vol.3』で対話鑑賞。

スピーカーから出てきた言葉
「世にも奇妙な物語の短編作品のようなおもしろさ」
「この黒いものはなんだろう?」
「時間が経つごとに部屋の色がモノ
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代理教師(2007年製作の映画)

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2回目になるClubhouseイベント『ショートフィルムで対話鑑賞』にて鑑賞
https://www.joinclubhouse.com/event/M147dV2p

スピーカーから出ていた声
「1
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絶対に割れない花瓶(2013年製作の映画)

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『ショートフィルムで対話鑑賞会』 by Clubhouse
にて鑑賞。

「起承転結のあるオチに向かって進む構造から落語のように感じた」
「セリフがなく、手振り身振りが多く、わかりやすく感じた」
「店
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ANIMA(2019年製作の映画)

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融け合う音楽と映像とダンスの心地良さ。
コンテンポラリーダンスが好きな人におすすめ。

Delivery Health(2019年製作の映画)

5.0

2022/1/10まで、BSSTOでアンコール配信。
https://sst-online.jp/theater/9258/
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ものすごく好みな作品。
鑑賞に求められる経験が関心の対象でもある。
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ある日、ピナが…(1983年製作の映画)

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国際ダンス映画祭のオンライン配信で鑑賞。

社会の問題を意識しつつ、力を求めたピナ

ばるぼら(2019年製作の映画)

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歌舞伎町にあったbar ばるぼらで、
手塚治虫の漫画「ばるぼら」を、
角ハイボールを飲みながら読んでいた。
もう10年近く前になるのか。

そんな思い出のある「ばるぼら」が
映画化されるとのことで映画
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大人たち(2014年製作の映画)

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Cinema made in Omeで、
御嶽の多摩川沿いの場所で鑑賞。

理想と現実。
仮面夫婦、八方美人、見栄っ張りなどの偏りのある顔の裏には、対になる顔がある。
理想の未来を演じて描くこと自体は
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サイレントチャイルド(2017年製作の映画)

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Cinema made in Omeで、
御嶽の多摩川沿いの場所で鑑賞。

ろう者の少女とろう者への理解のない家族。こどもは家族を選べない。環境によりこどもの可能性は閉ざされる。

スペシャルニーズを
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