タイムリープ・ラブコメディ。複数で同じ時間を繰り返すとなると、単調な毎日もバリエーションが生まれる。主役の2人のせいか、ユダヤ系の都会派コメディぽい展開に。打破したい関係ってあるよな。J・K・シモンズ>>続きを読む
苦手な映画だった。主人公はなぜ自首しなかったの?悪が生き残るラストでいいの?
まさかの「愛のコリーダ」登場!女性が前に見たわとか言うし。
年代を明示した青春映画なのに、ほとんど時代が分かるものが出てこない。部屋にもポスター1枚貼ってないし。
主人公が体操選手みたいなイケメンだっ>>続きを読む
市川崑みたいなタッチ!!監督の才能を感じる。映画祭で紹介される価値があると思った。
重要な記録映画。子育て中のビアン、長年連れ添ったゲイ、若い起業家のゲイ、3組のカップルの物語。あなたがたが幸せで、僕も幸せです。
台湾では同性婚を認めないことに最高裁が違憲判決を出して、反対派による住>>続きを読む
手術の失敗で死んだ息子の死体を抱えたパレスチナ人の父親を、イスラエル人の女性が助けようとする。決していい話にしないところがいい。暑さの中で死体が臭う描写が多数。理不尽さと偶然さ。死海が美しい。
行方不明の息子を探してわずかな情報を頼りに辺境の村を訪ねる母親、アメリカから国外退去になって帰ってきた青年。
角と尻尾を生やした悪魔のまぼろしが現実になるラストに絶句した。
監督、いろんなボクシング映画のエッセンスを詰め込んだね。素晴らしい群像劇だった。
とても美しいビアン映画。女性が一人前に扱われなかった時代の女性画家と貴族の箱入り娘の恋。タイトルが燃える女性だから、最悪の事態も含めて気になってしまうと思う。
描くことが理解することでもあり、愛でもあ>>続きを読む
後半がチャップリンの「街の灯」みたいと思ったら、最初からそれがモチーフになっていたんだね。犬が飼い主を覚えているシーンが良かった。
三木監督、いいなあ。それに主役の二人の演技と魅力で、ものがたりが自然>>続きを読む
父親と高校生の息子。
高校時代には、好きな子ができたり、振られたり、本当に大切な友情を見つけたり、自分を見つめなおすような出来事があったりする。そんな起こるだろうことが起こる。
ミュージシャンの父親に>>続きを読む
グリコ・森永事件をモチーフにしたミステリー。真相がこんなだったら、ひどすぎる。本当に悲しい物語が解き明かされていく。
暇なはずの文化部記者が、社会事件を解決する筋運びがよかった。梶芽衣子、阿部純子の演>>続きを読む
「新感染ファイナル・エクスプレス」の続編。コン・ユやマ・ドンソクは出てこないけど、カン・ドンウォンやクォン・ヘヒョが登場する。
ゾンビの無法地帯となった韓国に金目当てで戻った亡命者たちが、そこでサバイ>>続きを読む
実子を亡くした女性と、年若い男の子の物語。彼女が怒るのも、男の子を気にかけるのも、その土地で勝手なうわさになっているのも、いちいち納得できる。海辺のリゾート地が美しくて、ヒロインがそこで生き続けるのに>>続きを読む
永作博美、蒔田彩珠、浅田美代子。女優陣が素晴らしい!今年の女優賞は彼女らのものだと思う。
養子の男の子が生み出す、育児不安の義父母。望まれぬ出産の物語。そして実母の若い女性の転落物語。義父母の前に現れ>>続きを読む
イスラム原理主義が台頭した90年代アルジェリアでの、ある女子大生の抵抗物語。人の価値観を強制する連中って本当にひどい(怒)。
他国に逃げるのでなく、この国が好きっていうヒロインに、これでもかと許せない>>続きを読む
ドラえもんを題材にしたSFスリラー。
未来ののび太の結婚式と過去のおばあちゃんの思い出、その二つをさんざん行き来する現在ののび太とドラえもん。タイムパラドックスを回収するのが大変だし、ここまでするとい>>続きを読む
はずれのほうの福田雄一監督作品。退屈。
時代劇だと、たといウソだと分かってても、もしそうだったら面白いなというのがないと。ヘタレキャラてもいいけどさ。
よいところ。豪華な衣裳(でも着慣れていない)>>続きを読む
大戦直後、捕虜だった元ドイツ兵が英国サッカーリーグで活躍する。ナチスドイツへの憎しみを一身に集めながら、彼自身も戦争でのトラウマを抱えながら。
許すより憎む方が簡単!というメッセージが素直に響く好編。>>続きを読む
両親をなくしたヒロインが親戚の計らいで高層マンションに住むことに。気持ちと住む場所の浮遊感が重なる。多部未華子の演技力が楽しめる。岩田剛典がスター俳優役で登場、そんな多部未華子に演技論をぶつのがおかし>>続きを読む
登場人物がキュートなフレンチコメディ。主人公の女の子の心の友達が宇宙飛行士の姿をしている。
ただし共感できないまま終わった感が。物語も正直もうひとひねりほしかった。
ヒューゴ・ウィービングがトラウマを抱えた戦場カメラマンを熱演。
戦場カメラマンと同じ戦場で出会っていた男との友情物語。これが一筋縄ではいかない。平和なオーストラリアと虐殺現場の南スーダンと、これが同>>続きを読む
クリスマスに末期がん宣告されたヒロインの物語。本当に治療法がないのか、子供たちにはいつ話すか、事実婚の夫との関係は?そして時間は過ぎていく。
監督の実体験を映画にしたときいて得心した。夫役がステラン・>>続きを読む
黒人ダンサーの生い立ちを追うドキュメンタリー。メンフィスのローラースケート場から主人公の生涯を追体験する。ストリートダンスにクラシックバレエを加えて、世界で認められる有名人に!
僕はこの人のことまるで>>続きを読む
35歳の若手監督が、死にたがっている90歳のおばあさんの映画を作った。
ばあさん、孫娘とつるんでやりたい放題。いつのまにか、人生が愉快にみえてくる。
田舎にやってきた女教師が、無法な連中に苦しめられる。腕力や権力を持っている連中に抵抗できない土地の人々、あっけなく殺されてしまうヒロイン。ロシアの現実、というか、黙っているだけじゃないんです、ペンがあ>>続きを読む
デンマークの戦場カメラマンを追うドキュメンタリー。家族との日常と、それからかけ離れた戦場。
驚くのは、映画のスタッフも一緒にイラクの戦場に行っていること。捨てられた人形のようになっている死体、死体。あ>>続きを読む
人物写真を修整して美しくみせる写真館の男が、胸元に大きな傷のあるダンサーの女性と出会う。
女性は男が気になるんだけど、男は女と付き合わない主義。そして交尾の相手を食べるというカマキリのモンタージュ。す>>続きを読む
本編を見たときにはうまく消化できなかったけど、カタログに「嵐電」で鈴木卓爾監督の助監督を務めたとあって、なんか理解できた。映画には映画らしい表現があるんだな。
多重人格の女の子。映画には、そのキャラクターがつぎつぎ現れて集団行動する。人格が入れ替わるから多重人格なんじゃないの?いっぺんに出てくるのもありなの?とは思いつつ、普通の人には、そういう頭の中でいろん>>続きを読む
同級生のスケッチのモデルをしていた女の子が失神してしまい、あの日の経験はなんだったんだろうと、その時以来になる元同級生を訪ねる。
過去の割り切れない思いを清算したいっていう気持ち、なんか分かる。役者の>>続きを読む
しっかり者の女、働いていない男。どんなに好きでも、やっぱりケンカはする。
この男が魅力的なんだな、駅前で音を集めていたり、そんな時間の使い方をしてる。みていて、こいつ変わって欲しくないなとおもった。
後ろ向きに歩くホームレスの男。親戚争いの家族。隠されていたお宝。
モノクロで描かれる日本の田舎のドラマ。
調和を破った先には、日本の原罪があるように思えた。
元カノの家に乗り込むなんて!元カレにラブラブアピールするなんて!やれやれ、馬鹿な男どもだよ。
若葉監督、生身の男を演出するんだな。