MaruyamaRyoさんの映画レビュー・感想・評価

MaruyamaRyo

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ノックアウト(1914年製作の映画)

2.5

チャップリンちょい役なのに、出てきた瞬間主役たちを食うのがさすが。華がある。よく見るボクシング芸なのも安心感があっていい。
それ以外について。話の展開がメチャクチャすぎて、コロコロコミックみたい。ただ
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

4.0

1stルパンみたいな雰囲気のあるオープニングのアニメーションと、最初のワンカット目で名作保証な感じが漂う。西部劇なだけかと思いきや、戦争ものでもあり、歪んだバディものでもあって、アメリカ開拓時代の暗い>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

4.5

有名な映画にも関わらず、怖そうだから敬遠していたが、ホラーとしてもサスペンスとしても、最高だった。美術や演出が今見ても古臭くなくてカッコイイのはさすがリドリー・スコットだと思った。
ストーリー的には最
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.0

敵はムカつくやつばっかりで、主人公が奴らをボコボコにしてもただ爽快というアクション映画の見本みたいな映画。話が無理矢理なところなどは全く気にならず、これでいいんだよって感じの内容。ブルース・ウィルスは>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

主義主張が真反対である、三島と全共闘だが、敵は同じであり、どちらも敗北したことが興味深い。討論会はどちらも頭が良いのか、理屈屋なのか、概念の話が多いが、その後の解説で少しわかった気になれる構成で良かっ>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.5

音楽青春物だと思ったら全然違った。シンプルに教師がむかつくので、ナニクソと主人公に同じような感情を抱きながら面白くみれる。プロなのに私情を舞台に持ち込むのありえんだろと、おもいつつ映画だしということで>>続きを読む

グーニーズ(1985年製作の映画)

2.5

話の展開が終始バタバタしているし、そんなことならないだろみたいなことも多くて、こども向けと言う感じだった。とはいえ、各登場人物みんなキャラ立ちしているのと、探検シーンは昔のお金があった日本のバラエティ>>続きを読む

エクソシスト(1973年製作の映画)

4.0

超有名だが自分が苦手なホラーだし敬遠してた。見てみると、まず意外な出だしの舞台と、割と特殊な設定の登場人物に驚いた。重要なキャラの登場の遅さも。
それは置いておいて、少しずつ悪霊に取り憑かれてく描写の
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

2.5

ジブリジェネリック。普通の子供向けアニメ映画と思えば普通だが、ジェネリックな絵柄故に、キャラクターや設定のクセのなさが、味気ない。設定説明にかなりの時間を、割いているが、その設定も大して広がらず、雑に>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.0

あるマフィアが成り上がって、落ちぶれていくのをテンポよく進んでくので、スカーフェイスの方が好みだけれど最高だった。曲の使い方もかっこいいし。もっと落ちぶれてほしいがしょうがない。実話ベースなので。
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.5

娘を嫁にやるかどうかと言う話をしているので、今の時代と合わないテーマだが、親離れ子離れのことと考えると普遍的なところもあるかなと思った。
小津安二郎見たのは2作目だが、個人的に東京物語の方が物語に起伏
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ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

3.0

これぞフランス映画。
最初からクレイジーだけど、段々壊れてくベティ観るのが辛かった。
途中、ベティ嫌な女だと思ってたけど、
鑑賞後に思い出したのは、2人が幸せそうだったシーンばかりだった。
乾いた空に
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

2.5

本当に食べて祈って恋をしてる映画だった。主人公と自分の属性が違いすぎて、感情移入はほぼできなかったが、アメリカの都会で働く主人公が、イタリアで、「アメリカ人は仕事ばっかりで消耗してる」云々と言われてる>>続きを読む

ハッピーフライト(2008年製作の映画)

4.0

もはやANAのプロモーション映画だが、なんだかんだ結構見応えあった。CAだけにフォーカスするのではなく、裏方含めた色んな空港の職員さんに満遍なくスポット当てて、いつも自分が、飛行機のサービスをうけてる>>続きを読む

不思議の国のアリス(1903年製作の映画)

3.0

1903年の一番最初に作られたアリス。10分弱の映画。映像技術使いまくって舞台では出来ないことをやるという気概を感じてとても興味深い。短い中、結構色々な技法をやっている。とはいえ、当然素朴だが、その点>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.0

タイムループものは、家系ラーメン並みに大体のやつがそこそこ面白い。これもシンプルな舞台で、良かったが、ループが解ける条件が納得感少ないのと、その条件を解くために動く後半が、それまでに比べてテンポが悪か>>続きを読む

銀河鉄道999(1979年製作の映画)

2.5

何も知らずにこの映画だけみたが、ちゃんと完結していることに驚いた。昔のアニメだから仕方ない気がするが、都合良い展開と謎設定が多くてツッコミながらみていた。展開もめちゃくちゃ早いがそれはおそらくこの映画>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.5

話は難しいが、よくわからんが、設定がしっかりしてて、雰囲気がブレードランナー風でいけてるのと、アクションシーンが最高なのでずっと惹きつけられた。BGMも良い。ただ、自分の頭が足りず、最後まで理解できず>>続きを読む

マネーボール(2011年製作の映画)

4.5

選手を買ったり売ったりするレイヤーの人たちの話で、野球知らない自分でも興味深くみられた。
高い選手を買えない安い予算にも関わらず統計を使って、理論的に古い考えの奴らを黙らせて、成功していくのは最高。色
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ブルー・ストリーク(1999年製作の映画)

3.5

小悪党が訳あって警察官と偽って、警察に潜入したら犯罪の手口知ってるから、わりと信頼もらっていっちゃうという邦画コメディみたいな話。なんか細かいこと気にせず、笑えるし、気軽に見れるのでビール飲みながらち>>続きを読む

ワム!(2023年製作の映画)

3.5

実はワム!はアンドリュー・リッジリーがコアだったことがよくわかる。ジョージの才能が開花しすぎて2人の道も別れていったんだなと。アンドリューはずっとジョージのことを子供の時のあだ名で呼んでいて2人の関係>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

改めて見ても伏線回収が気持ち良すぎて脳汁でる。後はやはり人生において重要なのは学と、継続力と周りの人間とどう関係性を築くかであって、自分においてもそうあろう、土砂降りで手を掲げられるようにと思った。土>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.5

展開が早すぎて、かつ人物も多すぎて訳わからなくなるが、たけし映画にも通ずる極道の滑稽さやくだらなさが伝わって良い映画だった。結局俺たち変わっちまったな的な青春映画なのも良い。菅原文太、梅宮辰夫、松方弘>>続きを読む

しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

4.0

しんちゃんやひまわりはよくCGにできたなあと思いつつ、やはりみさえの髪型は難しかったかという印象。 話も笑いもハイクオリティだった。相変わらずそこチョイスするかという着眼点もあり。
CGになったしんち
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ナイト&デイ(2010年製作の映画)

3.5

得体の知れない何か素っ頓狂なスパイをやらせたらトムクルーズの右に出るものはいないなと思った。キャメロンも足を引っ張るところもありつつ、見せ場もあり、コメディとして最高だった。結局やっていることはミッシ>>続きを読む

釣りバカ日誌スペシャル(1994年製作の映画)

4.5

昔見た時はいつもの釣りバカじゃんと思っていたが、色々シリーズを見返してみるとわかる、これはスペシャルだと。まず、画の作り方がいつもと全く違い映画であることをすごく意識してる。キャストも水戸黄門や北の国>>続きを読む

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.0

最近シリーズを見返しているが、これは話がわかりやすい!かつ起伏があって展開も面白く、エンタメ映画ど真ん中感が良い。結局、奪ったり奪われたりしているのが何なのかよく分からんがマクガフィンと割り切ってるの>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.5

ドバイでのビル登りだけでチケット代取り返せる。ただ、話は結局何が何だかわからなかった。でも問題ない。レギュラーメンバーのルーサーがあんまり出なかったのは残念だが、他のチームメンバーが魅力的で良い。イー>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

監督名とタイトルと一枚絵だけの事前情報だけで観に行けるなんて機会はないので、面白いかどうかはさておき、見に行くべき。
中身は純度100%宮﨑駿という感じ。ラピュタはソーダ割ったハイボールだったとしたら
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

5.0

微妙な映画が蔓延る2界の中で燦然と輝く名作。何が良いって全般に漂うゲームっぽさ。シュワの銃のリロードの仕方、敵は不死身だけど、ちょっと衝撃は弱いところ。リンダのムキムキ具合。
改めて見返したらロードム
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.0

どうせシンプルな話だろうと思い、別に復習もせずに見に行ったが、関係者が多すぎて訳分からなくなった。話わからなくても良いだろうと思いつつ、それは失敗した。ただやっぱアホみたいなトム・クルーズのガチンコア>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

なんといっても、昔の映画なのに話がわかりやすい!かなりコメディよりのラブコメなので、しっかりしたコント見てるようにも思える。ローマの風景が素敵なのでモノクロにも関わらず、彩り豊かにも見えてくるから不思>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

小ネタづくしだし、キャラも可愛らしい。
マリオ好きじゃない人からしたら、大したことない話だが、任天堂好きならシンプルに見てよかったと思える内容だった。
日本でこれだけ強いコンテンツがあるのも誇ってよい
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

失った友達のための復讐にもえているので、最初から主人公はサイコ野郎なのだが、途中恋に落ちて逆に普通になりかけるのが面白い。
ちょいちょい引きの画があるのだが、このあたりのセンスも良かった。あとラストが
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

あらすじから全体の話をなんとなく想像できるが、いい意味でそれを裏切らない展開だった。意外なところでバケットリストにチェックが入っていくあたりは素敵だと思った。自分が歳を重ねて、周りから去っていく人が増>>続きを読む

釣りバカ日誌5(1992年製作の映画)

4.5

シリーズはこのあたりが一番面白い。三國連太郎の隠せないギラギラ感、石田えりの色気、変なゲストキャラは出ないで、浜ちゃんとスーさんのやり取りに特化した話。祖父も釣りバカ好きだったなあなんて、思い出しなが>>続きを読む

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