けいさんの映画レビュー・感想・評価

けい

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

-

役所広司の非定型的な普遍性
自分がお守りならこの善人の車のキーにくっついてたいし、海水をこの映画で濾過できるなら無人島で困ることもないな
すごいな

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.7

Filmarks試写にて

キャストが豪華なところに目がいきがちだけど、隕石が本当にあるのかないのかを疑わせる作り方に感嘆
サブスクでもいいかな感は微妙に…

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

4.0

砂田が言ったことにキヨはこう返したからつまりそういう感情なのか、とか考えながら観てしまったので次は両隣を空席にして感情的にわんわん泣くつもりで観たい
普遍的な感情に訴えるいい作品でした

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.3

これはすごい。「スティング」や「明日に向かって撃て!」など有名どこは観たことあってもロバートレッドフォード愛がほぼない自分がいまこのポスターを見るだけで泣きそうになる。
レビューを見てみるとこれまでの
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天気の子(2019年製作の映画)

3.9

おもしろい。
全編通して想像以上にひたすらに雨。ずっと雨。空は灰色。でもこの作品を色で表すとしたらなんですかと聞かれたら水色って答えるはず。いっぱいの水滴に映える青空と陽の光がそれほどきれいで見惚れち
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

文句なしのオールタイムベストです。澄みきった2人とそれを包み込む家族、青ベースの景観。とくに涙が出るほどすばらしいのがセリフがない時間を埋める音楽。オーケストラのように音を浴びる感覚ではなく、見ている>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

うーん、うーーん?余白がほしいところをナレーションで埋めてる感。そんなに優しくしてくれなくていいのに…
ターゲットを女子大生と20代OLに据えてるんだろうなって印象。

カランコエの花(2016年製作の映画)

4.5

教室も廊下も中庭も通学路も何一つきれいではなくて、まさに凡なロケーションなのになんでか圧倒的な白。女優さんたちの透明感なのか光の入れ方なのか高校生への憧れなのか…とにかく白。
見た後はまちがいなく生後
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アラジン(2019年製作の映画)

4.2

人生で一番見た映画アラジンの実写化
予告が発表されたときは圧倒的ウィルスミスに話題を攫われていたがどうか…と思いながら鑑賞。不安とは真逆でした。大ウィル小ウィル踊りウィル喋りウィルが画面所狭しと暴れて
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メモリーズ・オブ・サマー(2016年製作の映画)

4.0

大人になるしかない子供と子供でしかいられない大人
大好きなママに構ってもらえない少年とママが嫌いな少女
ママの喜と哀を表すダンス
晴天と荒天のきれいな湖
などなど少年に消えないヤケドのような傷が一夏か
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.8

爆裂な若気の至りが後に引けなくなったお話
でもそんなことより事実と脚色の境目そのものについて扱っているところがすごく面白い。しかも上手に。

「学生が計画して強盗する話」だったら見なくていいかな、と思
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旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

2.8

凡百のキャストで並以下の脚本でハンディカメラ一個でも写したいものがはっきりして作り手にブレがなければそれなりの作品にはなる。というのは常に言えることだと思うのですが、この作品はそうではなかったです。広>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

3.6

試写会にて
実写化系邦画の低予算感コスプレ祭感は弱く、キングダムの壮大な世界観をそれなりの規模で再現していたのでジョジョほどの後悔はなかったです。
しかしアクションはるろ剣に遠く及ばず、終始画面が暗く
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.9

「全編PC画面」の触れ込みで試写会応募。なにを素っ頓狂なこと言ってんだちょっとぐらいPC離れるだろ、ほんとに全編PC画面だったとしてもそのワンアイデアだけで内容ないだろ。と思ってた自分を煮っころがした>>続きを読む

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.6

filmarks試写会にて
ウディアレン監督のネームバリュー、メインビジュアルの色彩につられて内容のおもしろさに確信を持たずに鑑賞。
ダメな女から破滅が目に見えた歯止めの効かないダメな女になるまでの話
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8

試写会にて。

子供の視点から描かれた、CGなしでも鮮やかで彩り豊かなモーテルを舞台に子供たちがまあはしゃぐはしゃぐ
懐かしい気分で子供たちを見てると境目がわからないぐらいゆーーっくり画面に影が落ちて
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.6

試写会にて
「あんたがスターだって知ってたよ」ってコピーがかっこよすぎて即応募した作品。頭から終わりまで音楽ガンガン。寒い演出臭いセリフはラップでごった煮にしてくれる優秀なキラーP、きもっちええ…
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