aroirさんの映画レビュー・感想・評価

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クラユカバ(2023年製作の映画)

1.9

雰囲気やキャラクターデザインに惹かれて見に行ったけど、これはほんとに乗れなかったかもしれない……。

謎の失踪事件を追って、探偵がクラガリという地下空間に入っていくっていうのがベースだけど、結局クラガ
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.1

明るい終わり方で観ていて気持ちが疲れないので、紆余曲折あっても鑑賞中に暗い気持ちにならない塩梅の映画がみたいなーという人はいいかも。
ただ、主人公の問題解決のスピードがあまりにもサクサク行くので、特に
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.4

画面の華やかさとクラシックさに惹かれて見始めたけど、こんなに重い話だったのは想定外だった。

明確にその後は描かれていないけど、確実に破滅に向かっていくんだろうなって想定が出来てしまうところが虚しい。
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ヤクザが時代が変わるにつれて、斜陽の日々を過ごしていく様子が辛い。
主人公に感情移入していたので、義理人情だけではやっていけなくなるのが痛いほど分かってキツかった。

家族と認めあってた仲間が次々い
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ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.6

王道のラブストーリーではあるかもしれないけど、程よく話の起伏があって楽しめるお話だと思う。

公爵の言葉遣いと所作の丁寧さが過去から来た人っぽさが出ていて良いな〜。
個人的に過去の衣装や舞台装置の豪華
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バーレスク(2010年製作の映画)

4.6

ショーと歌唱のシーンが圧巻だった。舞台セットの豪華絢爛さと、シーンごとに変わる衣装のバリエーションやデザインの多さにも驚いた。

お話自体は、人間関係の浮き沈みはあるけどドロドロしすぎていない。ラスト
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京城学校 消えた少女たち(2015年製作の映画)

1.6

7割くらいまでは耽美な映画だと思って楽しんでいたら、後半3割で急転直下してパワフルに暴れはじめて驚きました。中盤までと後半で別の映画を見ている気分でした。

エコール(2004年製作の映画)

2.6

説明的な描写はほとんどないので、劇的な謎があってそれを暴くような話ではなく、映像美と不穏さを見る映画だと思いました。

直接の描写はないけど、閉鎖空間で生活している女の子達の暮らしの後ろに不穏な空
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

3.8

歌唱シーンの魅力と、現在→過去に変わる時に白黒の画面が色づいていく描写が印象に残ってます。

ジェラルド・バトラーの怪人は、かっこよすぎてファントムの醜い顔という設定には合わないかもしれないです。でも
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

2.8

想像してたほど儚い感じの映画ではなかったけど、パステルカラーのバスルームとか色彩の鮮やかさに目が行くので、細部を見るのは楽しかったです。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.4

説明的なところは少なめで、映像で情報を伝えてくれる映画だと思います。

女性の生きづらさの描写が作品の中で度々あるので、当時の女性は縛りの中で生きることを強いられていたんだなということが身に染みま
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燈火(ネオン)は消えず/消えゆく燈火(2022年製作の映画)

3.9

香港のネオンを扱ったストーリーというだけあって映像がとても綺麗でした。

主人公が、ネオン職人だった夫との記憶を思い出す過程と、町のネオンが消えていく(夫との思い出の物が失われていく)様子が同時に描写
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