mariiiiiさんの映画レビュー・感想・評価

mariiiii

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関心領域(2023年製作の映画)

4.3

英雄の写し方、音響、カメラの位置どこをとっても好みだった。最近自然と皮肉を選別している傾向にある
不自然と自然の溶け込み具合が丁度いい
自然の中に不自然がうまく混在している
実際痛々しいシーンは一つも
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.3

評判良かったイメージだけど何でだろう?あまりにも表現が過剰というか
こんなに2人に対して周りや警察は理解がないものか、現実的な部分で疑いがある
モラモラしてる横浜流星初めて見た

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.8

行政が行き届いていないというのは国として致命的だなと思う。メンタルケアの場が必要だった。本人でなくても、誰かが求め続けるべきだった。そうしたら精神疾患が兵器を持ち、金を持ち過ぎることは無かった。命が奪>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

安心して欲しい、全国民はコナンが好きです。あまりの急展開、目を疑うような新事実を追加せずとも我々はコナンに飽きません。焦りを感じた。是非ゆるりといきましょう
前作のサブマリンより好きだった

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

3.7

歳を取るということは悪くはないことなのはわかるが、若い頃を覚えているというということが辛いのも大いにわかる。心の中で大切にしているものをずっと大切にしている人は信用できる

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.1

最初の和製VISITみたいな演出嫌いではなかった。人の思想というのは無から生まれるものなので、幸せの在り方にズレが生じていても正直不思議ではない。一族が不特定多数の他者を踏みにじり幸せを享受している現>>続きを読む

うまれる(2021年製作の映画)

3.5

被害者が加害者になり、加害者を被害者にしてしまってる時点ですっきりする復讐とは言えない、援護される立場に回ってしまうから社会的制裁を下せない
もっと巧妙に復讐してほしかった反面、生々しさが良かった

断捨離パラダイス(2022年製作の映画)

4.0

見てたのにレビューするの忘れてた
"断捨離は負のエネルギーを放出する力がある"という考えは大いに納得できる
欲しい欲しいとばかり思っているのは子供の考えで、なにを手放すかを考えられるのが大人なんだと思
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.7

若くして見るべき映画に出会えた事に感謝します。
毎日に転がっているようでない"なんかいいな"という感情 それが人生の大凡な気がしてならない。なんかいいなと思う人、会話、空気。それらが生活を構築してくれ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

不安や恐怖を知らない幸せ者は知らずに死んでも良いと思うのです。苦しむ必要が無い人間は苦しみを知る必要もない。今作は特にアリさんが本気で我々を苦しめようとしている!と感じたし、作品に対しての放棄、諦めを>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

3.5

男女の友情は信じない派だけど男女の間には恋愛しかないと思ってる奴は心底嫌だなあ、と思う。私のことを女としてではなく、友達としてでもなく人として会話をしてくれる人が私の世界を取り繕ってくれたならと最近考>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

けんま 泣泣泣
勉強できる友達が言ってた、"勉強はいかに勉強に狂えるか"
スポーツだってなんだって同じだと思う。狂うほど夢中になれる天才、狂うほど努力できる凡人
結局狂える程にうまくなきゃ楽しくスポ
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ひらいて(2021年製作の映画)

3.8

人間の本質の部分を見てる心が綺麗な好きな人は当たり前に魅力的で、容姿が端麗でもクラスの人気者でも自分の上部の部分、悪意や偽りを見透かされているような気がする。本当に心が綺麗な人は本当に心が綺麗な人を好>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6

心がフレッシュな人物はやはり魅力要素だなと思う、ベラに憧れる人も私だけじゃないはず
情報過多が原因だけど、視覚から入る美に最近感動できなくなったのは個人的な問題だなあ
ファッションもアートもたかが知れ
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寄生獣(2014年製作の映画)

4.0

小中学生の頃、深夜のBSでよくみてた
染谷さんの至高だとおもう

街の上で(2019年製作の映画)

3.5

再度見た
若葉竜也、どことなく下北沢にいそうな敗北感漂う男子すぎてすき、日常の中の非日常って感じで見てて飽きないなあ
最後のシーン好き

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.6

日常に今泉作品しか見たくないみたいなゾーンはいる時あって昨日今日それだった
今泉が今泉してた、今日も無事に逃避行できた
4人の話し合いのシーン好き、純愛ってそんなに難しいこと?
そりゃあ猫も逃げたくな
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.8

「愛じゃなくて緩やかな死」
勿論私に語る資格はないが、自分が美しく在りたいと思うのは当たり前の願望ように聞こえるが一種の現実逃避なのかもしれないと思う。死と隣り合わせの毎日なら、必死に"生"にしがみつ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.7

なんだかんだ、生活は素朴で尊いなー、そして呆気ない
めまぐるしい感情の繰り返しで日々はできています。なにかに感動したり期待したり、それでいてどこかずっと悲しかったり。そんな毎日でいいよね。私自身に価値
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

チャリチョコとの違いはウォンカの親が毒親か否か
これ子供時代に見たかったな〜

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.7

登場人物を現代社会で生きる人々に照らし合わせて見ることが出来ること、大人になってしっかり理解出来た気がする
そう思えば世の中はカオナシみたいなひとばかりだなと思う

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

5.0

焼肉×家族愛っていい
焼肉いいよね、昨日焼肉行って改めて思った。風間くんがしんちゃんに自転車の鍵渡すシーン好き

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

主人公だいぶイラつくという意見は大いに納得。確かにめっちゃ怖かったけど"恐怖"とはまた別物な気がする、私が怯えてたのは何をしでかすか分からない人間の危うさなのか、あまり深堀らなくていいやーってところま>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.7

若い私でもちゃんと喰らった
誰かとショッピングモールに行っても目に焼きついているのは帰りに通り過ぎる街頭の光だったり、ピクニックに行っても目に焼き付いているのは揺れる木々だったり、呆れるほど青い空だっ
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(2023年製作の映画)

3.7

めちゃめちゃビトタケ映画
ぜーったいにビトタケ映画とは馬が合わないと分かりつつも見たけど面白かった
性悪こそが輝ける時代
中村獅童さんってやっぱすごいんだなて

X エックス(2022年製作の映画)

3.5

全てはパールのために視聴
老いた自分を受け入れられない老婆の暴走
性欲も健在で逆に切ないってなに
一周まわって同情するんだけど
見るに耐えんけど、撮影技法が良かった
ミアゴスの美しさでギリ

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0

"ささやかな幸せを細かく見つけていけばなんとか持ち堪えれる"

めがね(2007年製作の映画)

4.7

本日見返した、ずっとだいすきこれからもだいすきと言い切れる作品。何度も救われた
"なんとなく不安になってきてそこから80メートルくらい走ったらそこを右"

街をぶっ飛ばせ(1968年製作の映画)

3.9

18歳でこれを作ったとは頭が上がらん
生きることを諦めた破壊的エネルギー
生きたい行動と死にたい行動が交差する
音声が後付けされているため、精神と身体がマッチしてない感じがすごかった

高崎グラフィティ。(2018年製作の映画)

4.0

すごく重ねた
私も高校の友達とは上京して間もなく、遊ばなくなったし話さなくなった。それは今思えば私自身が変わってしまったのかもしれないなあと思ったけども、受け入れるには相当時間がかかったし辛かったなあ
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雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

4.6

私は一人一人の子供の苦悩に弱い、私も子供だったことがあるし今携わってるというのもありこの分野に弱い。グッときてしまう。子供たちは皆コンプレックスやその人なりの孤独のひとつふたつは抱えていると思う。全員>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

4.8

しんちゃん作品でも最も見返しているかもな作品。疲れてる時見てる。それが本日。これを上映した年もたくさん映画を見たけど、その年1番のベスト作品だと言えるくらいによかった。子供ウケも大人ウケも最高調且つ絶>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.6

平凡や虚無、絶望を作り出すのが上手い。杉咲花賞レースに絡んでこないとおかしいレベルでよかった
不穏×ドキュメンタリー風カメラワークが得意じゃなくて、途中から偏頭痛とまらなかった。一度過程で幸せな瞬間が
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