ニサさんの映画レビュー・感想・評価

ニサ

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マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.0

うーんキャストや製作陣の割にこれ??感
特にホラーとしてのクライマックスであろう後半が卒業制作並のクオリティだった 
子供はまだしも主人公の人格を狂わせた張本人に対しては水茄子漬けスライスで良かったの
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ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)

3.0

生きてる間に地球に帰れないことが確定しつつある漂流宇宙船の中で、ほぼ無限とも言える年月を漂うことになった人々。
宇宙にいるからか、なかなか年もとらないので否応なしに長生きしてしまう。
ハリウッドなら残
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.5

期待値が高かっただけに後半の失速が残念。前半の少しずつ点と点を結んでゆくホラーミステリー展開は良かったのに、途中から変な探検要素や雑CG、過度の畳み掛け描写で微妙になった。
原作は良いのに映像化で失敗
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

マイルド版オテサーネクという感じでしょうか。オテサーネク見てへんけど。

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

1.0

アスティ(アストリッド)が気丈で優秀な戦士から何故か一気に主人公の後を追うばかりのオマケになってて意味不明

ファンタスティック・ビーストと動物の歴史(2022年製作の映画)

4.5

魔法生物もとい伝承に登場する生き物達の発祥を、歴史・生物学的事実などから探るという内容。都市伝説として扱うのではなく、自然科学などから伝説発祥のきっかけを探ってゆくためドキュメンタリーに近い。

ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

-

アイルランドの歴史や伝承をベースにしたアニメーション。
日本のアニメとはまた全然違う絵のテイストで美しい。

スノータウン(2011年製作の映画)

3.8

現実の事件に尾鰭をつけず忠実に表現したからこそだと思うが、話としてオチや「救い」は無い。キツい描写がひたすら続く、精神的拷問系映画の1つ。
ドキュメンタリー的な忠実さを求めるか、ストーリー性を求めるか
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

-

性的虐待加害者の認知の歪み・ナルシシズムをよく描けていると思う。世の中のほとんどのクリエイターはそれを表すのに女性被害者を使うところでそうしないのがアリ・アスターだなという感じ。
製作者が半分自分の性
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

2.5

常に人に囲まれてないといけない人は果たして社交的なのかメンヘラ気質なのか

SAFE(1995年製作の映画)

3.4

体調不良で夜の行為ができない妻を怒鳴りつけるモラハラ夫とその連れ子と暮らす専業主婦が、化学物質過敏症をきっかけとしてカルト臭いコミュニティに参加することになるがそこでも上手く溶け込めず…という話。
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回路(2000年製作の映画)

2.3

途中までの雰囲気は良かったのになんか色々詰め込み過ぎ&中盤からアポカリプス展開になり、コンピューターを介したホラー、異世界の扉、死とは…みたいな各要素どうしの繋がりがまるで無かった

Ignore It(原題)(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

海外の映画通tiktokerが紹介しており気になったので鑑賞。そのtiktokerは「彼女」は母親の鬱のメタファーではないか?(父親は無視を決め込んでやり過ごそうとする→悪化して母親は破滅、子供にも影>>続きを読む

クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)

4.1

全体を通して静謐なムードの中、主人公の精神的および物理的(これについては感じていなさそうだったが)痛みが際立つ。
主演俳優の整ってはいるけど強い特徴は無いルックスも手伝って、物語に邪魔が入らずひたすら
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Munchausen(原題)(2013年製作の映画)

2.0

アリ・アスターにしてはそのまんま。
まじでタイトルそのまんまの話。特有の説明できない気持ち悪さは無い。
個人的な見解だがアリ・アスター作品は鑑賞中に「この監督セラピーが必要なのでは?」って思うぐらいの
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Nude Fear(英題)(1998年製作の映画)

-

主演女優がすらっとした背の高い美人でひたすら素敵だった。
まあ古い映画なので話についてはそんなに捻りがあるでもないしつっこみ所は多いけど、この時代のサスペンスとしては良い出来では。ナルシストは自分の性
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.0

ディズニーヴィランのスピンオフ流行ってるが、うーん…
クルエラを完全にただの良い人・ポリコレ的に落ち度のない人物にし過ぎて面白みが無かった。もはやヴィランじゃねえし。倫理的に多少疑問が残るくらいのキャ
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ビバリウム(2019年製作の映画)

4.7

めっちゃツボ。好き。話やオチがはっきりしてないと嫌って人にはハマらないと思う。絵面が綺麗なのにずっと説明できない気持ち悪さが漂ってる感じがめちゃくちゃ良い。
物理的な拷問は受けなくても、ひたすら毎日変
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

個人的には好きだったが最終的に主人公の成長・少年同士の友情的なテーマになってくので、そこにハマらん人にはつまらないかも。
あと父親がダメすぎる上にラストに向けて更生する訳でもなく、この後この家族どうす
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ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

-

場面展開ごとに後ろにいる何か、なぜか警察に通報すべきところでしない主人公達、変なものがいた場所にわざわざ出て行く主人公達…とホラーの定番を踏みまくり
介護を題材にしたホラーは今風ではあるが最近多いので
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

いかにも生き残りそうな登場人物が死ぬし、観客全員が「こいつ早く死んでくれ」と願うであろう登場人物はなかなか死なないけど、その絶望感に引き込まれる。
パニックものではあるけど限られた空間を活かした緊迫感
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セイント・モード/狂信(2019年製作の映画)

4.0

アマンダへの凶行が徐々にエスカレートする様相というより、モードの発狂過程を描いたストーリーになっている。
モードのトラウマ自体は真新しいものでもないが、最後に一瞬だけ差し挟まれるカットがめちゃくちゃ怖
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

5.0

ジュディ・ガーランドが幼少期から受けてきた虐待(薬物依存にさせられる・性的虐待等)は有名な話なので知っていたが、ハリウッド自身の黒歴史なのでそこら辺はちゃんと描かないだろうと思ってたが、割とちゃんと描>>続きを読む

ウィッチサマー(2019年製作の映画)

4.0

子供を×××する女という本当にエッジーで挑戦的なテーマを描くとこの映画のように「さすがに○○はちょっと」というコメントが殺到して評価低めになるんだなと。このヴィランが女性である所がミソなんでしょうね。>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

プロットといい登場人物達のキャラといいアガサ・クリスティーっぽいな〜と思ってたら、監督がアガサ・クリスティーに捧げるという名目で撮ったらしい。見事にクリスティーの作風を踏襲していると思う。
移民問題を
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ホテル・アルテミス ~犯罪者専門闇病院~(2018年製作の映画)

4.0

ジョディ・フォスターがめっちゃ渋くてワルい(けど腕利きの)婆さんでソフィア・ブテラが一流の殺し屋を演じる退廃的な雰囲気のSF
未来設定だけど公開が2018年なのになんでこんな近い未来にしたんだろうな?
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カノン(1964年製作の映画)

-

よく見ると途中からネコが出てくるので探してみよう

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

4.3

エミリー・ブラントが好きなので観たが、時代背景や歴史的要因も取り入れたストーリーで普通に面白かった。豹かわいい

フロッグ(2019年製作の映画)

4.0

ジャケットのせいで下手なホラーと勘違いされそうだがそうではないので観て欲しい。どんでん返し系って展開の予想があっさりついてしまうか予想させまいとめちゃくちゃ詰め込んで収集つかない/突飛すぎてリアリティ>>続きを読む

カエル少年失踪殺人事件(2011年製作の映画)

3.0

一部脚色が強過ぎる…脚色というか映画の盛り上がりのために無理矢理とってつけた下りというか。
一番目を引いたのはキム・ヨジンの演技力。チャングムの誓いでチャングムの薬学の師匠を演じた人と同一人物には到底
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

5.0

近年着目されている心理的な問題を複数取り入れた作品。具体的には、悲惨な経験をした親世代がそのトラウマから子世代に度を超えて厳しくあたったり毒親化してしまうサイクル(generational traum>>続きを読む

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

5.0

自立心の強さと戦闘能力が歴代ディズニープリンセス1。戦闘描写、キャラクターデザイン、世界観の創り込みどれをとっても突出している。大人も楽しめるというかむしろ大人であるほど話の深みが分かる作品かも。展開>>続きを読む