himecoさんの映画レビュー・感想・評価

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ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.2

ずっと気になっていたやつを今更ながら。
フランス映画って感じのメッセージ性の強い映画。
カラーの世界がいつの間にかモノクロに。切なさのなかに優しさや温かさを感じる。

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.6

久しぶりのレビュー。
前情報無しに鑑賞。コッポラとは知りつつ、デビュー作とは。
多感な時期故に感じる生への疑問、貞操観念、自身に抱く乖離、そういうものたちの渦巻く様子が映像の端々から伝わって来る作品。
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.8

後半でノーラン監督らしさが出てくる。
ノーラン監督の作品は、伏線が回収されて、そういうことか!と繋がる瞬間が楽しい。

LIFE!(2013年製作の映画)

3.0

オチの割にそこに至るまでの話が壮大すぎて後半白けてしまった。
カメラワークは好き。

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.3

突っ込みどころは色々とあるものの、007の安定感を再認識。
オープニングからテーマ曲と派手なアクションに期待が高まる。ボンドカーに小道具もたくさん、めちゃくちゃだけどテンポの良さで飽きずに観れた。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.0

疲れている時にスッと染みる。
大きな起承転結があるわけではないけれど、カメラワークのよさ、しゃれた服やセット、BGM、全部のバランスがよく観ていて心地よかった。

モノクロ映画ってちょっと気を抜いて観
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劇場(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

苦しくて美しいくて痛い。

ヒモとヒモを好きになったが故に苦しむ自業自得な女性の話と言えれば簡単なのかもしれない。でも、それ以上の言葉にできないもがきや苦しさが刺さる作品だった。

永田を支えようとす
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.0

テンポとコミカルさがよかった。
ラストはちゃんとハッピーに終わってホッとした。

曲もタップダンスも素敵で圧倒された。
70年近く前の作品であるから、全て本当に演じているのだろうし、出演者らの苦労と努
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

これはキッツイ…。
美への憧れというよりも、もはや執着。
嫉妬心の剥き出し。後半のカニバリズム。

ジェシーの野心という野心もあまり見えず、他の登場人物たちの心情描写も薄い。
2時間でまとめるには無理
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ニューヨーク・ニューヨーク(1977年製作の映画)

3.5

天才サックス奏者と人気歌手の恋愛。
それぞれの才能を認めて惹かれているものの、それ故に譲れないこともあって、すれ違うのは理解できる気がする…。
少し離れた位置で互いを見守るくらいがちょうどいいのかもし
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フィフティ・シェイズ・フリード(2018年製作の映画)

3.0

綺麗なAVって感じだ。(褒めてる)

1・2作目を観ずに3作目を観たせいか、関係性がわからないところがあったけれど、それでもまあ楽しめた。

出生云々よりも、1人の人として丸ごと愛する、愛されることに
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.7

面白いという人の薦めで前情報なしで鑑賞。
天才詐欺師の天才ぶりがすごい。これが本当に実話!?と途中何度も疑いたくなるくらいすごい。16、17歳とは思えないセンス。FBIとの掛け合いもシビアさとコメディ
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.3

ロビイストの仕事に馴染みがなく、最初は戸惑いながら鑑賞。
法廷で繰り広げられるドラマに次第に引き込まれる作品。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.4

前から観たいと思ってたやつ。
勘違い(思い込み)から生まれるサクセスストーリーで、観てるこっちが恥ずかしくなるような、斜め上のポジティブ全開の主人公がとってもキュート。
どんな自分も自分だと認めて自信
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大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.0

出てくる料理がどれも美味しそう!
サーモンのファルシ、トリュフたっぷりのトースト、サントノレ…どんな味がするのか一度食べてみたい。

ストーリー自体は実話なのもあってドラマチックさには欠けるけど、オル
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実話ベース。こういうのいいなあ。

お金持ちの障がい者とどこの馬の骨かもわからない男の友情が芽生える話。生きてきた世界が全く違うけれど、互いに複雑な境遇を持ち、足りないものを埋め合うように打ち解けあっ
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愛と誠(2012年製作の映画)

3.0

観直したので再レビュー。
2.5→3.0

70年代のヒットソングがちょいちょい流れるミュージカル映画。
武井咲のキラッキラのヒロイン役がハマりすぎてて最高。あの素晴らしい愛をもう一度、できることなら
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タイピスト!(2012年製作の映画)

3.5

王道のサクセスストーリーなんだけど、タイピストっていうちょっと変わったテーマが面白い。

主人公のローズは取り柄も何もない女の子だったのに、グズグズ言いながらも実力と自信をつけていく様子に、観ている方
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.2

「現在って不満なものなんだ、それが人生だから」

自分の置かれた今を嘆き、過去を美しいと思うのはどの時代も変わらないのかもしれない。


「パリは雨が一番ステキなの」

本当、パリは雨が似合う都市のひ
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

評判よかった&予告が良くて期待しすぎちゃった感じ。
2時間超えでも最後まで楽しく観られる面白さなんだけど、ミステリーか?と言われると微妙と思う。

クセの強い宿泊者それぞれの話を紐解いていって最終的に
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

今年一だと思う。
Queenは有名曲しか知らない世代だけれど、ライブ・エイドのシーンは泣いてしまった。
鑑賞後にYouTubeで本物の方の動画を色々見たけれど、再現度が半端なくて驚いた。
観終わってす
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.3

立場が変わって初めて見える世界があること。幸せを感じる瞬間は1人ではないこと。
何となく生きていると見過ごして
しまうことをふと立ち止まって
思い出させてくれるような作品だった。

端々に感じる清々し
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

2.5

人に勧められてレンタル。
期待しすぎたのかな。あまり共感はできず…。

前半のイタリアは結構好き。
パスタ食べたくなる。笑
後半も悪くないけど2時間超えの割に退屈かな。

何か吹っ切れたい時にまた観た
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

評判が良すぎて敬遠してた作品。なんでもっと早く観なかったのかと後悔…。

展開は薄っすら読めちゃうんだけど、初恋の相手と再会してしまった時の、自分でもどうしようもできない気持ちが愛しくて苦しい。

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千年女優(2001年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

回想と現実がだんだんと混じり合っていく、曲含めてトータルで不思議な世界観。

立花の役回りもいい感じ。必死な感じが本当に千代子のファンで大好きなんだなってことが伝わってきて、観ている側は思わずクスッと
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スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

3.0

10年前、スクリーンで観たのだけれど全く記憶に残っていなかったので改めて。当時はアニメ映画に対して良いイメージがなくて、なんとなく誘われるがままに観ただけ、という作品。笑
(今はアニメ映画もよく観ます
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