トケイジカケノさんの映画レビュー・感想・評価

トケイジカケノ

トケイジカケノ

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

4.0

人魚というリアルじゃないものなのに妙にリアリティのある描写で不思議な気分になった。ゴールデンとミュテク美しすぎる。
シルバーの幼い感じと健気さがゴールデンの艶かしさと暴力的なとこの対比がキャスト選びか
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

疲れてない時に見ないとだめかも。
余白の多い描写多めだったからそういう雰囲気に浸りたい時はいいかも。
「最も黒い」でカプーアしか想像できなかった。ちょっと言及あっても面白そうと思ってたけど出てこず。と
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0

蒼井優ってなんというかクーラーのない夏が似合う。はつらつではなくて基本的におとなしい幸薄い子の役がハマりすぎてる。
森山未来への感情の波が激しくて忙しかった。
今見るとちょい役でもキャスト豪華すぎ。
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.0

ずっと見たかった!
ずっと気持ち悪くて、その気持ち悪さがだんだん増していって最後の20分くらいは気持ち悪さMAX。
終わり方謎にすっきり~みたいな方向に持ってかれてついてけなかったので解説されに行こう
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.5

画面構成とグラフィックが最高。
海外から日本への眼差しがよくわかる。
イメージの中の日本。
見下してるとかは全く思わない。
そういうものとして日本人も自覚してセルフプロデュースして海外に売ってきた過去
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犬王(2021年製作の映画)

4.0

どこまでが史実に基づいている?とか考えてたらキリがないので完全フィクションとして楽しまないとダメです。
アヴちゃんの声最高ですわ。

ロブスター(2015年製作の映画)

4.5

番には共通点がなくてはいけない。

結構いきなり始まって説明も少ない感じで理解するのに時間かかったけど心地いいペースで図も美しくて退屈しなかった。
メイドが1人で踊ってるところが好き。
あとレア・セド
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

はじめから不穏な空気と伏線びっしりで満足。
文化と英語の話し方の違いとかに疎いから映像描写だけだとどこが異様なのかがわからないところもあった。でもクリスの表情であぁここがおかしいのかって気づけたし、ロ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.5

映画館で鑑賞しました。
意味不明な気狂い方は好きだしなぜこうした?とか余計なこと考えなくても勝手に納得できるので私的には見やすかったです。
料理に取り憑かれた世界線のヴォルデモート、レイフファインズで
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.5

自分や他人が死のうがどうでも良いと思ってたとしても自分の身近な人にとってはその死はとても大きいもの。
いざ死が自分の前にくればやっぱり死ぬのは怖い。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.5

記憶のあやふやさや突拍子のなさ、案外粘着質なとこがすごくわかりやすく表現されてる。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

5.0

いうまでもなく…。
小さい頃から今までまでお世話になっております。
何歳になっても夢を与えてくれるシリーズです。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

阿部サダヲの不気味さが全面に出ててよかった。
でも正直岩ちゃんのロン毛に引っかかって集中切れてしまった…

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

「そして最後の時がきたら大人しく死んでゆきましょう
そしてあの世で申し上げるの
あたしたちは苦しみましたって
泣きましたって
つらかったって
そうしたら神様はあたしたちのことを憐れんでくれるわ」

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.8

子供の頃CSかBSでチャンネルサーフィンしてたらマチルド買い物に行くと雨の街に飛び出すところでそのまま観てしまった。子供ながらにマチルドの遺書が美しくて女を感じた。
今日たまたまこの映画に再会して視聴
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.5

最初に出てくる女なんなんや、と観る側にも殺意を湧かせてジャックに感情移入させるという入りの巧妙さ。
惨さこそ感じたがそこに美しさを感じたことが否めないのが辛い。
後半は神曲みが濃かった。
これはジャッ
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