ずっと打ちのめされている
鑑賞からもう半月以上経つけれどまだ打ちのめされている
個人的にとても思い入れのあるうどん屋さんが濱口監督の新作映画の舞台になることを知ってとても興奮して、公開前に再訪した>>続きを読む
あらすじに全然惹かれないながら観たらべらぼうにおもしろかった
この監督の作品、日本で公開されているのはこれだけなのか?もっと観たい
この題材どんなところから着眼したの?と思ったら監督のおじいさんが運>>続きを読む
ちぐはぐでもささやかでもギリギリでも誰かとごはんをともにするのってとてもいいよね
荻上監督の映画、あれって何だったんだ?というファンタジーを盛り込んで来るところが好き
家族でなくとも恋人でなくとも誰かが誰かを気にかけている世界っていい
もう何年も前に観たドキュメンタリー映画でDV被害に遭う女性が自助グループに参加して「今は自分が価値あるものとわかったから夫から逃げることができた」と語っていたのを思い出した
しんどくなるシーンも多い>>続きを読む
怒りを抑えられない三上を見て胸が締め付けられた
世界は冷酷で非情で汚くて、そしてとてつもなくすばらしい
六角精児、キムラ緑子はじめキャストがべらぼうによかった
世界のどこかや私のすぐそばで市子のようにして生きている人がいるのだと思うし、映画の中の市子もまたたくましく、図太くどこかでどうにかこれからも生きていくのだと思う
年始のニュースに心がざわざわしてしまったので頭からっぽにして観られるやつ観ようということで鑑賞
結果、最適だった
冒頭からゲラゲラ笑った
大晦日の番組観ずにこちらを鑑賞
絹ちゃんのお父さんと大豆田とわ子のお父さん、同じ使われ方しててウケた
この時代で結婚=幸せでなくて、幸せは自分たちで築いていくものであると諭すお父さんは稀有な存在であったのだろう
それはチュッとされちゃうよね
ルーティンを繰り返せることの尊さよ
そしてそのルーティンを壊されたり、スパイスを与えてくれるのは他者と交わればこそなのよな
Perfect Dayというすばらしい曲に出会わせてくれてありがとう
育った国による違いなのか、あんなにも子どもが自分の言葉で考えていることを自ら表現できるものなの?
私は大人になってもあんなに雄弁に話せる自信がない
いや、むしろ大人になってしまったから言えないこともた>>続きを読む
私も昔は末っ子の京子みたいだったんだろう
それがいつの間にか上の兄や姉のようになっている
次の帰省では両親に優しい言葉をかけよう
NHKで小津安二郎生誕120年の番組を見て気持ちを高めて満を持して初>>続きを読む
一生大切にしたい映画
世界に絶望したらそっとポケットの中から取り出したい
冒頭の職場のロッカーでのブルーグレーのコート×テラコッタピンクのコート×レモンイエローのシャツの3人の組み合わせがキュートで>>続きを読む
知ってしまったら知らなかったときには戻れない
漁に出る少年の横顔だとか、未来を憂う少女の睫毛だとか、救急隊のおじさんの涙だとか…
あれからニュースを見るたびに彼らの顔を思い出す
もう生きていないのか>>続きを読む
グローサリーの奥さんや家主の息子に偏見がないかと言ったらそうでなくて、単にビジネスというか、気にしないだけというか別に崇高な精神の持ち主というわけではないんだよな
掃除の仕事なのにきれいなワンピース>>続きを読む
リリーフランキーがリリーフランキーで最高だった
真木よう子の絶妙に所帯染みたスタイリングもよかった
水面が偽りの姿で奥底の方が本当の姿とは限らない
どちらも本当の私だからまるごと包み込んで欲しいし、>>続きを読む
きれいな映像
マリオの頑固じじいぶりに何度もくすっとした
難解であったが、もっと頭を柔らかくして観る作品だったのかもと思った
バーフバリとRRRと比較してしまうと物足りなさを感じてしまう
ツッコみたくなるようなところですらも麻痺させてくれるようなあのわちゃわちゃが好きなんよ
ヒロインらしからぬヒロインがよかった
くすっとしつつ自分の浪費癖を突かれているようでいたたまれなくなった
アマデウスのクソ野郎ぶりもいい
このレビューはネタバレを含みます
もしかしてこのままお父さん溺れて出てこない?バスに轢かれちゃう?と何度も心配になった
でも結局のところ何も起こらない
あぁ、そうか思い止まったのか
何度も何度も足元を掬われそうになるけれど、ちゃんと娘>>続きを読む
その暮らしが日々反復される様がヌテラを塗ったパンとシリアル(にかけていたのはヨーグルト?なぜ振っていた?)と週に1回のスーパーへの買い物で表されていたのがとても好きだった
ヤングケアラーや共依存とい>>続きを読む
はちゃめちゃに意味わかんないくらい強い主人公と正義は勝つ!なストーリーは完全にバーフバリと一緒なんだけど、はっきり言って私はこういうのを10年後も30年後も何度でも観たいから一生こういうのを作り続けて>>続きを読む
ハラハラするのが苦手なので、だめ…そっち側に行っちゃだめ…そこでとどまって!!!という気持ちになってしまって、何度かに区切ってでないと観られなかった
依存症になるその先を想像しすぎてしまっていたのかも>>続きを読む
あの浩輔さんの広すぎる家とクローゼットいっぱいの高そうなお洋服を思い出すとなんだかとんでもなく深い海に潜り込んでしまったみたいな寂しさを感じる
お母さんが病気になったところで生保受給した方がいいし、>>続きを読む
異常な暮らしが続いて少しずつ狂っていくこと、生き延びていくために順応していくこと、異なる存在と共にいるということは救いにもなるし、それがどんな相手だとしても不協和音も生むということをとてもリアルに感じ>>続きを読む
ちょっと思い出しただけを観て以来ずっと気になっていたので鑑賞
これを家で恋人と飲みながら観るのめちゃくちゃいいじゃないか
パリのお話がいちばん好きだった
てっきり視覚障害のある役者さんなのだと思った
イヤホンを着けながら外を歩くとき後ろからの歩行者や自転車、死角から現れる車がわからないのでいつも以上にじっと集中力を高めて目を凝らす
そのときふっとケイコのことを思い出すようになった
青いマニキュア>>続きを読む
優しい毛布で包まれた
燃ゆる女の肖像と同じく何度も観たくなるほど好きなシーンばかり
とにかくチャイナドレスが印象深い
マギー・チャンの完璧なプロポーションを最大限に美しく見せるドレスのデザインと洗練されたテキスタイルに何度も何度もうっとりする
そしてこのめくるめく変わるドレスのテキス>>続きを読む
DV夫に何度も胸糞悪くなるんだけど、大丈夫、インド映画だもの必ず勧善懲悪の世界!と言い聞かせながら観た
歌って踊ってはないけれど突然の歌のシーン大好きだった
身勝手で狂ってるなとさえ思う主人公に何度も「え、怖…」とつっこんでしまった
同時に私も夢中になっているときこんな風に見えていることあるのか?と怖くなった
結婚も子育てもしたことないけれど、決して他人事ではなく終始自分事として感じられてつらかった
数年前にメディア関係のおじさんに“30代未婚女性”としてインタビューを受けたときのことを強烈に思い出した
わ>>続きを読む