きょんさんの映画レビュー・感想・評価

きょん

きょん

映画(591)
ドラマ(0)
アニメ(0)

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.1

赤ちゃんの取り違えというテーマで進んでいって、どういうラストを迎えるのかと思いきや、最後は内戦の遺骨を発掘するという全然違う方向にいってしまった。
母親同士がああいう関係になったり、
今まで自分の子供
>>続きを読む

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリー映画を観ているかのような淡々とそれでいてリアリティがある作品。
セリフは少ないが、カウンセラーから質問されるシーンはオータムの心の内が痛いほど伝わってきてこの映画の1番の見どころでは。
>>続きを読む

MEMORY メモリー(2022年製作の映画)

3.3

リーアム・ニーソンがもう70歳を過ぎてるのが驚く。そしてアルツハイマーを患う殺し屋という設定が斬新というかなんというか。
さすがにアクションは控えめだが、年齢を考えたらすごいことだと思いながら見てしま
>>続きを読む

コレクター 暴かれたナチスの真実(2016年製作の映画)

3.3

事実を基にしているから裁判の結果はある程度わかるが、1000人以上も殺した大量虐殺の罪なのに刑期がたったの10年って。
ユダヤ系である記者のクノープの執念が凄まじい。

アリゾナ・ドリーム(1992年製作の映画)

3.0

こういう掴みどころのない、感性がないと良さがわからないみたいな作品は自分には合わないようだ。
登場人物たちが皆どこか壊れてるような…。
ただジョニー・デップが若くて可愛いのと
フェイ・ダナウェイが
>>続きを読む

プリティ・リーグ(1992年製作の映画)

3.5

トム・ハンクスより姉妹が主役なのが意外だった。
野球をやるのにユニフォームがスカートとか、マドンナが野球選手の役やってるとか新鮮。ダンスシーンはお見事。
ラスト、歳を重ねてチームメイトが再会するシーン
>>続きを読む

トラフィック(2000年製作の映画)

3.1

登場人物が多く、シーンの切り替えが早くて人間関係がわかりにくい。
色合いを変えてるとはいえ相関図が欲しいくらい。
ただ、16歳の少女がヤク中になってしまうとか、ベニチオ・デル・トロの存在感が際立ってい
>>続きを読む

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

3.4

冒頭いきなりの銃撃戦と渋滞中での銃撃戦はすごい発想だなと感心しながらも迫力があった。
最後のどんでん返しもよかったけれど、
余計な話が挟まれ冗長に感じてしまった。
もう少し短くテンポよく進めたらもっと
>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.0

正直良さがよく分からず。
ただジェシーが可愛く賢く頭の回転が早いのはよく分かった。
ホアキン・フェニックスとの演技が自然で2人とも楽しそうなのはよかった。

スプラッシュ(1984年製作の映画)

3.5

ダリル・ハンナの人魚がチャーミングだし
ロブスターにかぶりつくシーンは微笑ましい。
海の中やニューヨークの街並み、夜景が美しい。
ラストが予想していたのと違ったが、いい意味で裏切られてロマンチックで良
>>続きを読む

カクテル(1988年製作の映画)

3.2

今更の鑑賞だけれど
ノリに乗ってる頃の若きトム・クルーズが新鮮だし、カクテルを作ってる姿は文句なしにカッコいい。
内容はたいしたことないが、ブライアンとジョーダンがお似合い。

ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

4.5

結末はわかっているのに、そこに至るまでの紆余曲折とラストに感動。
事実を基にしてるというだけですごいし、まさしくドリーム。
馬の駆ける音もいいしレースシーンにも興奮。
夢を持つこと、そしてそれを叶える
>>続きを読む

ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.5

一時代、女子テニス界を牽引してきたウィリアムズ姉妹。
主役はパパだけれど、テニスだけを教えるのではなく大事な子供時代にやるべき事、勉強や謙虚さを伝える姿がよかった。
黒人女性が、それも姉妹揃ってテニス
>>続きを読む

バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.0

もっと面白いかと期待したせいか
思ったほど面白くなかった。
古い感じは否めないし、もっと笑えるのかと思ったら笑えるわけでもない。
ストーリーも平凡。
ただラストの銃撃戦やら爆発やらは迫力あり。
マーカ
>>続きを読む

ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

3.2

密室といえば密室だが、ハイウェイを走り続ける車の中。
よくこんなストーリー考えたなと感心するばかり。
どんな風に救出するのかと思っていたら、なるほど。
フランス映画らしく赤の使い方がうまい。

愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)

3.2

メリル・ストリープのあの時代の中での凛とした姿がとにかく印象的。
ストーリー的には波瀾万丈の人生ではあるけれど普通といえば普通。
それを補って余りある雄大なアフリカの大自然と野生動物が素晴らしい。
>>続きを読む

キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

4.3

事実を基にしているだけあって面白いが、背景に戦争があるから内容は重い。
家族や友人を殺されて敵国を憎む気持ちは理解できるし、兵士になって命令されるまま戦わなければならず選択肢はなかったというパートの気
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

冒頭から不可解な行動と不穏な雰囲気のキャシーに惹きつけられる。
昼は色彩豊かで可愛らしい女性が夜になるとその姿が一変する。同じキャリー・マリガンとは思えないほどの変わりようが素晴らしい。
エロさやグロ
>>続きを読む

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.0

ケヴィン・コスナーとダイアン・レインの夫婦はお似合いで安心感あってよかったのに、残念なラストだった。
愛する孫を助けたい気持ちは理解できる。
あの極悪一家と話しをしても無駄だとは思うが闇雲に突っ走りす
>>続きを読む

エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事(1993年製作の映画)

3.0

優雅なアメリカ上流階級社会での禁断の恋。
晩餐会、パーティー、料理、女性陣のドレス等々にこだわりが感じられ豪華絢爛だし見ているだけで世界観に浸れる。
ウィノナ・ライダーの美しさとウエストの細さに見惚れ
>>続きを読む

インベージョン(2007年製作の映画)

3.0

いつの時代も未知のウイルスによって人間は振り回されるということだが、つくりがちょっと雑。
いつの間にか周りは無表情の人ばかりになり、ワクチン開発もあっという間であっという間に収束していく。
要はニコー
>>続きを読む

フラッグ・デイ 父を想う日(2021年製作の映画)

3.3

実話を基にしてるのがすごい。
あんな両親に育てられても、娘はちゃんと育ちジャーナリストになってるってところが。
どうしようもない父親を最後まで見捨てることが出来ない娘の苦しさがひしひしと伝わってくる。
>>続きを読む

トゥー・ウィークス・ノーティス(2002年製作の映画)

3.2

ストーリーはごくごく平凡のラブコメ。
ちょっとおっちょこちょいでドジなルーシーを演じるサンドラ・ブロックがとにかくチャーミングで見ていて気持ちいい。
ヒュー・グラントもこういう頼りない役がはまってる。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.4

マット・デイモンとクリスチャン・ベイルという豪華共演。
もうそれだけで大満足。
フォードがケン・マイルズに託した夢は企業という現実に飲み込まれてしまったのは事実を基にしているだけあって世知辛い。ミスタ
>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.6

死ぬ前に男2人が海を見に行くというシンプルなロードムービーだけれど、
やりたい放題でコミカルで、死を前にしているのに暗くないのがいい。
銃撃戦とか危険っぽいシーンは多々あるのに誰も死なないところもまた
>>続きを読む

シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~(2019年製作の映画)

4.2

戦争を軍人の妻の視点から描く。
夫を戦地に送り出し、電話に怯え訪問に怯える日々は想像するだけで辛い。
合唱団を結成するも、2人の仲違いがありゴタゴタしても最後はうまくいく。
予想通りのストーリーなのに
>>続きを読む

彼女たちの革命前夜(2019年製作の映画)

3.3

1970年にロンドンで実際にこんな出来事があったとは。
誰かが声を上げなければいけない問題だと思うが出ている女性陣がパワフル過ぎて日本では考えられないかも。
グラナダという国を初めて知った。
最後に登
>>続きを読む

グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告(2020年製作の映画)

3.3

デニーロがコメディとは。
それもあの「ディア・ハンター」のクリストファー・ウォーケンとの共演とは感無量。
孫との戦争は微笑ましいけれど、アメリカのコメディって意外と笑えない。
デニーロも本当に好々爺の
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.7

しみじみとよかった。
カセットテープで聴く朝日のあたる家、東京スカイツリーのふもとの路地にある古びたアパートと銭湯、行きつけの飲み屋。
平山の生活とは対照的な渋谷の公衆トイレの現代っぽさ。
セリフがほ
>>続きを読む

クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

4.0

イスラエルとパレスチナの対立問題はものすごく根深いのだろうと思う。
もっと両国の歴史に詳しければ見方が違っていたかもしれないのが残念。
今現在、彼の地で行われている軍の侵攻と報道される死者数を知りなが
>>続きを読む

素敵な人生のはじめ方(2006年製作の映画)

3.3

肩肘張らないモーガン・フリーマンの等身大の映画という雰囲気。
スカーレットを演じる女優がチャーミング。
淡々と進んでいくストーリーだけれど、人生をあきらめないという言葉にグッとくる。

遥かなる大地へ(1992年製作の映画)

3.4

ストーリーがどうこうより
トム・クルーズとニコール・キッドマンの美男美女2人を見ているだけで満足。
強い女を演じるニコール・キッドマンもいいし、素晴らしい肉体のボクシングシーン、馬で駆け抜けるトム・ク
>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.6

女性の性をこれでもかとこうして映すのは珍しい。
妊娠中絶、そして産後うつなど大切なことを隠さず描く。
ブリジットとフランシスの関係が年齢差を感じさせず友達のようで素敵。
見終わってしみじみしてしまう良
>>続きを読む

小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

3.7

年齢差があっても文学という繋がりで友情が芽生え、ジャマールのためにウィリアムがひと肌脱ぐというその決心に打たれる。
ショーン・コネリーのかっこよさに痺れるし、あんな最後のほうでマット・デイモンが出てく
>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

2.8

想像していたのと違った。
ドタバタでピーターをはじめ野生動物たちがいろいろやり過ぎで見ていてちょっと不愉快になるし全然笑えない。
うさぎの表情もあまり可愛くないし、
絵で見ているのが1番可愛いのかも。

ボディガード(1992年製作の映画)

3.7

あまりにも有名な映画のため、期待しないで観たせいか普通に面白かった。
クールなケヴィン・コスナーがカッコよかったし、ホイットニー・ヒューストンの歌も素晴らしい。
スターの孤独とか狙われる緊張感も過不足
>>続きを読む

>|