Kenさんの映画レビュー・感想・評価

Ken

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スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.7

めちゃくちゃベタなストーリーだった。いい意味で。

序盤のチーム集めから、宇宙への飛び立ち。そこから船外活動とよーく考えるととてつもなく突拍子のない話だ。

だが、終盤、イーサンが余計なことをしでかし
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関心領域(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

いや。まぁ、そりゃあ、とっても気持ち悪かったです。

この感じ、とても、A24でした。

最後、アウシュビッツ博物館で清掃している人たちをなぜか戦中の人たちと同じように見えてしまった。

それは、さす
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.2

本当にどうしようもない、目的もなさそうな主人公。これをどうやって映画にするか。それは本当に難しい。

演劇的には確かに父親とのシーンが非常に素晴らしいシーンになると思う。

最後、なんで笑ったんだろう
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

4.0


結局どうして入れ替わったのかなんかは全く説明されないがそんなことはどうでもいいのだ。

二つの世界が気がついたら巧妙に繋がっていた。

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.4


2024.5.25

メタルのような音楽がギュインギュインかかる。そのBGMが不思議な初めての感覚を味わえる。
回想が途中不思議な形で差し込まれる。それはフラッシュのよう。

最終的にあの魔法使いは
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大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

2.8


さっぱり分からなかった。

最後、本部長にわざわざ打ち明けるだろうか。

昼下りの決斗(1962年製作の映画)

4.0

結構冗長な気もしますが、変わったストーリーでかなり引き込まれます。

中でも変わった省略の仕方があります。

判事に無理やり結婚を無かったことにし、その後、判事は輩たちに襲われます。
その省略の仕方が
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

4.1


この映画を27歳で撮ったという。

とんでもないな。

題材として、これが一番撮りたかったのかなぁ。

この後、ゼアウィルビーブラッドやマグノリアに続くんだが。あ。マグノリアにはこういう感じがあるか
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ピクニック at ハンギング・ロック 4Kレストア版(1975年製作の映画)

3.2


女学生が失踪するってだけっていう映画。

この女学校は潰れちゃったのかしら。

そもそも、お金持ちと孤児が通う学校って何だろう。

みんなのいえ(2001年製作の映画)

3.7

面白かった。

初期の作品に見られる無駄な小ネタの数々。

家を建てることでゴタゴタして妻に連絡が来る。なぜか、夫はアボガドを剥こうとしている。こういうことになったんだって!?と妻から聞き、なんだって
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ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

3.4


ビックリした。驚くほど大味なすとーりーだった。

荒唐無稽にも程がある。

この台本を書いて、役者にやってもらって、きちんと演出出来るんだろうか。

役者もこれでよく出来るな!やっぱりプロって凄いな
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.5

大林宣彦節が炸裂していた。

最初の方の間宮との会話。
すごく、状況説明がきちんとされていて、匠の技だと思った。脚本は市川森一。

この話を大林宣彦にお願いするってことは、そういうことですよね?分かっ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

2024.5.1

いやぁ。びっくりした。警官を拷問するあたりからめっちゃ面白くなってきた。
裏切り者が誰だか分かってからが特に面白い。

裏切り者だとわからず信じている奴もいる。とても滑稽だ。

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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.5

序盤からなかなかの会話劇から始まる。

どうでもいい情報。麻薬や銃の情報からそういうアンダーグラウンドの世界の話だとわかる。

初期タランティーノ映画の好きなところはそんなチープで見せながらとてもくだ
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

3.8


最初の方からすごく引き込まれた。

結局、妻は元夫に裏切られた形なのかしら。

夫はなぜ、彼女を選んだのかしら。

そんなことはどうでもいいのか。
どうでもいいのか?

結構、面白かったと思います。

(ハル)(1996年製作の映画)

4.3

久しぶりに王道のエンターテイメントを見た感じがした。

ラブストーリーなのに、劇中で2人が出会ったのは最後の1シーンのみだろう。

2人はメル友でメールのやり取りのみでお互いを認識していく。だから、結
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茶飲友達(2022年製作の映画)

3.4


老人をデリバリーするという話ってところまではすごく興味があったのですが、そこから家族の話に帰結させるところがなかなか残念な気がしました。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

見てきました!しかも、初日!

衝撃的だった。最後。
エンドロールが流れて、驚きで目から鱗だった。

高速を芸能事務所の2人が車で走らせてるシーンが一番好きだった。
にしても、表情がわざと見えないよう
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いちご白書(1970年製作の映画)

3.5

選曲がすごい。

カメラワークが斬新。

女の子にモテたくて、ストライキに参加したサイモンが徐々に社会問題にのめり込み、そして、追い払われる話。

日本の学生闘争と同様、彼らのほとんどは結局大企業に就
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教祖誕生(1993年製作の映画)

3.5

個人的には面白かったけど、やっぱり宗教ものって興味ない人には興味ないのかしら。

詐欺と信仰の間に隔たる何かは何なのか興味を持った。

玉置浩二が渋すぎた。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0


序盤からとってもベタなストーリーでした。

でも。最後のガソリンスタンドのシーン。

あそこのシーンに全てが詰まっているようで、それだけで名作と言われてしまうんだろうなぁと思った。

にしても、フラ
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雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

4.0


足立紳の作品を色々見てまわっています。

今回は、これ!

雑魚どもよ、大志を抱け!

小学6年生の物語。最初の長回しが 相米慎二を彷彿とさせる。登場人物子供たちだし。
あ。だから、永瀬正敏が出てい
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

ホアキンフェニックスってジョーカーのホアキンフェニックスよな?

全然違う汚い人に見えたんだけど笑。

ずっと何やってるか分からなかった。

でも、見てられるのは一体何故なんだろう。

3人の子供の話
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波紋(2023年製作の映画)

3.6

新興宗教を扱うと聞き、社会派の映画なんだと思って、見たら、むっちゃコメディだった。

なんで、これやろうと思ったんだろう。

主人公が失踪した夫に対して、それを埋めるために宗教にハマったのだとしたら、
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8


IMAXで見ました。

臨場感が凄かったです。

音、低音の振動とかも凄かったです。

時系列が色々あって、内容はよく把握出来ません。

それにしても、インターステラー見た時からなんて物理に造詣が深
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香も高きケンタッキー(1925年製作の映画)

3.5


サイレント。

途中出てくる字幕のセリフはどうやら馬目線のよう。

約100年前の映画。

結構、劇場内笑いが起きていた

殺し屋ネルソン(1957年製作の映画)

3.5


かなり、ストーリーとしては破綻している気がした。

女性がまるでアクセサリーのような扱いをされていて、お人形のようだった。彼女に心はあったのだろうか。

車のシーンが否が応でもワクワクする。

FB
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火祭り(2006年製作の映画)

4.2

2024.5.18

なんとなく、ちゃんと見られてない気がしてもう一度。

めちゃくちゃ面白くないですか!?

それぞれがそれぞれの思惑があって嘘をついている。

インターホンが壊れているのがこんなに
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0


なんせ、映像が素晴らしかった。

遠くに見える爆発。

迫り来るなんらか。

攻撃。

最高だった。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

ずっと、ジャズってどんな音楽なのか分からなかった。
タモリいわく、No rule,No Jazz.とか、俺の話を聞けなんだと言っているのを聞いてだからそれってなんなのだ!?と思っていた。

この映画を
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

2時間半かーと思いながら映画館へ。

全然長く感じなかった。
ビックリした。
ずーっと、集中出来た。

結局、真実はどうか分からないし、どうだろうがどうでもいいのだ(いいのか?笑)

息子が母親と別に
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.5


陰影が凄かった。

光と影がキレイでそれをずっと見ていたかった。

話としてはんなアホなって思うし、自分の航海手帳も持ってない男がなんで劇中写真持ってんだ?ってなるが、まぁ、その辺はどうでもいいのだ
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ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

3.3

すごく瑞々しい映画だった。

内容は一切わからなかったが、最後の方はもはやコントだった。なんで、あんなBGMにしたんだろう。

バリー・リンドン(1975年製作の映画)

3.3

むちゃくちゃ暇だったので見た!

ストーリーがかなりパッとしないが画面全体が華やかで煌びやかで最高だった。

照明がなく、ロウソクの火を灯りに過ごしているが危なくないんかな?

火事になったら大変!

晩春(1949年製作の映画)

3.8

父を心配してお嫁に行かない紀子さんをお嫁に行かせる話でした。

天真爛漫で、笑顔が素敵な紀子さんが父の再婚を耳にし、すごく不機嫌な顔になります。それは、態度にも大きく出ていて。。。

てっきり服部さん
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0


最近、こういう優しい感じのする邦画、増えてませんかね?

優しい感じがするってことは、苦しい感じがする映画も作り得るということなのかしら。


藤沢さんと山添くんがお互いを理解し合っていく過程がとて
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