kumik00さんの映画レビュー・感想・評価

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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.2

心地いいサウンドに少しウトウト…ビール飲みたくなる。
主役の彼カッコ良い!
盛り上がりどころが無いかも?

関心領域(2023年製作の映画)

4.0

覗き穴からこちら側を見られている。
お前はどうなんだ?
と。


具体的な事は明示しないけど、分かりやすく示唆する。
議論の余地も逃げ場も一切無し。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.4

前作の方がフォーマットの衝撃度と効果は大きかったように思うけど、飽きずに楽しめる。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.9

程よい距離感の映像と、薄ぼんやりの靄、日没を過ぎた夜の空、脈絡がないようなあるような流れ。
まるでずっと続く夢のよう。


観た人の数だけ解釈があると思うが、私なりの解釈は
あの親子の鹿は巧と花で、メ
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.8

現実のメキシコであり、現実のメキシコでは無いどこかでもある。
地獄の表現が見事。

確かにメキシコは治安は良く無いが、これは単に「治安が悪い」の延長の話では無くて、むしろ根元に立ち返る話。
何故治安が
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.1

さて、私たちに何が出来るだろうか。

クルド難民と日本の移民局のルールが柱ではあるものの、アイデンティティ、思春期の親への反抗、ヤングケアラー、P活まで多岐にわたって触れているポイントの中には「日本人
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透明人間(2019年製作の映画)

3.5

ホラー苦手だけどホラー味少な目に感じた!エリザベスモスの顔演技凄いです。そこが幹。

ラストのカタルシス。
胆力つえええーー!!!のでポイントアップ。




雨だと「見える」しなんなら「誤作動」起こ
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.9

家族と弟達が大好きな兄が、呪いと絶望から生き延びて新たに家族を作り上げる話。

あの世で兄弟達が楽しくやってるのを想像してる時、本当に辛い。
上映時間見てるだけでしんどいのに、なんなら実話の方がエグい
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.1

完璧な良作!!
ほっこりするし清々しいし、それぞれ人生で抱えながら生きてる気持ちが少しだけ救われる。


この邦題だけが残念。余計なもの付けないでー!!!

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.3

安定感。
さすがタイカワイティティ。軽い笑いのツボ押さえるの上手い。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.8

うーん。
新海映画は主人公のキャラ設定がいつも雑な感じがする。
ストーリーも結局お決まりのやつ!だったし。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.6

タイトル『ジョセフィーヌ』でも良かったかも!
ナポレオンのあれやこれやの行動に観たモノ全員うわーーって思わせるパワーが凄い。さすが。

戦雲 いくさふむ(2024年製作の映画)

3.6

なし崩し的に勝手に進めていくのが、今のこの国のやり方。
その酷さをまざまざと、わかりやすく見せつけられて途中本当にしんどかった。
わたしなんて映画館でただ座っているだけなのに。。。

毎日牛歩で資材搬
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.3

過去に置いてきた前世が、24年の歳月を経て目の前に現れたらどんな気持ちか。
答え: 違和感。(ちょっとキモイ)

個人的にはSkypeの呼び出し音とすれ違う感じと電波の不安定さへの懐かしい感情がピーク
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.6

少なからず予習必須。
映像と構成と、その他全てでストーリーのネタバレなんて超えて良い映画体験が出来るから大丈夫。

第9地区(2009年製作の映画)

3.0

どこに連れて行かれるのか、そもそも自分がどこに居たのか、全く予想がつかない。
途中ぐっちゃぐちゃな感じ(比喩です)になった辺りだ置いて行かれた。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.3

苦い液体を飲まされていつまでもその後味が消えない。


ちょっと長い。
中盤のハラハラギリギリの精神的圧迫がより時間を長く感じさせてるとしても、長い。。。

いやーーーーな感じを味わいたければ是非。

インターステラー(2014年製作の映画)

3.6

観終わって振り返ってみると、なんだか2本別々の映画を観ていたような気持ちになる。
ある意味お得。

私にとってはファンタジー味が強すぎた。

メメント(2000年製作の映画)

3.8

ようやく見ました!

記録の恣意性を信じるな。
私がExcelなら
おいっ、循環参照起こしてるよっ!!!
と言いたくなる。

目まぐるしく転換が起こるからホームシアターでも飽きない。(ただ検索したくは
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ある男(2022年製作の映画)

3.7

なるほど、正体を探してたのは『ある男』。
名前を変えて人生を生き直すこと、
受け継がれる(と思われている)何か、
そして自分は何者なのか。

原作未読のため、語りたいのはそっち側の話なのー!?という新
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正欲(2023年製作の映画)

3.5

「観る前の自分」には戻れるけど、あのシーンはすごく良かった!!

市子(2023年製作の映画)

3.7

杉咲花がすごい。あんなに暗くて地味な感じにもなれるんや。。

失踪の理由はわかった。
この根本の問題も問題提起もわかる。

ただ、ちょっと盛り込みすぎていて、ドラマにする為の道具感が否めなくて冷める感
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.9

全編に渡る痛快な皮肉!
日本人から見ても分かりやすく面白い。
上手い!!

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

とあるPodcast番組 本屋プラグラジオの、ASDの視点から考える回を聴いてから見たら、とても清々しい心地よさを感じられた。

ミニマルな生活をしてるのに一階の台所の奥の部屋は意外と年季の入った物で
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サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

2.9

今年サンセバスチャンに行く予定が無ければ映画館で観ようと思わなかったし、ある程度予想はしていたが、案の定…
痛くてウザいおじの話。
サンセバスチャンの風景はちょいちょい出てくるけど、予想外に白黒の夢の
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パレード(2024年製作の映画)

3.4

ネトフリだから予算沢山あったのかな?と邪推してしまうけど、
なんだか豪華で満足感はあり。

ただ、設定上の粗さが目立って、そこに引っ掛かってしまった。
なぜ、あのとき良に触れたの?
普段から人に会いに
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.9

良作!!

エネルギーとパッションとユーモアに溢れた人、ナイアド。
運も、必要な能力を持った人材もを味方につける粘り強さ、諦めない心。
そしてコーチの重要性。

水の中で泳いでる時間が大半なのに、趣向
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

丁寧で繊細で、爽やかで暖かい。
良い!!

組み合わせの異なる2人の動きがシンクロするのとか、季節感が感じられるのとか、
前髪うねってなってるのとか、細部まで手を抜かず、漫画との融合もバッチリで、嫌味
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.0

うーん。。。ハマらなかった。


「もうこの一曲だけで元取れましたー」っていう曲がなかったのと、
全員巻き込んでの教会でのパフォーマンスが序盤も序盤で置いてかれた。
事前知識が割と必要だったと後で気づ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

ベストサポーティングアクター賞をこの犬にあげたい!
犬だけでなく、ザンドラヒュラーは言わずもがな、ダニエル役の子役も素晴らしい。

あと、弁護士との関係性があのままで良かった!危なかったけど、持ち堪え
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.6

どう足掻いてもタンウェイに惹きつけられるの仕方なくないですか?
途中ちょっと中弛み?と思ったけど、その後の明らかにやさぐれたソレさん見たらほっとけなくないですか?

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

なんでこうなった?って所はバッサリと切り捨ててるのが潔い。
そして最後思わぬ結末と、Netflixへの特大ブーメラン!!

内紛を起こすには情報を遮断してエサをばら撒いて、疑心暗鬼にさせれば良い。陰謀
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